株をやっていたらいつ何時、特売りに巻き込まれても不思議はないです。
ある瞬間、急に特別売り気配へ。
そうなる可能性は常にあります。
巻き込まれない保証はどこにもありません。
そうなると、やはりロットは小さ目に。
様子見タイムも適宜織り交ぜ、運を味方につける必要があります。
寄り付きから苦しい展開は日常茶飯事
寄り付き直後、即損切りの連発。
インする銘柄が弱くて仕方がない。
ナンピンしないで耐える。
含み損で耐えるって、やはり玉が小さくないとできません。
小さいですよ。
小さい建玉でも辛すぎる前場。
買う銘柄、買う銘柄が含み損。
上がる気配なし。
そもそも弱い銘柄が多くて、やっとのことで良さそうな銘柄を探してインしているのに、全く報われる気配がない。
そういう時はトレードしてはいけないです、経験則上。
厚めの損切りが連続して、どんどんやられてしまったりします。
運に助けられることが大事
持越株が多少ギャップアップしてくれていたので、相殺できましたが、それにしてもマズイ。
月次のプラス推移がなかったら、焦ってナンピンしてまた10万円以上やられていたかも知れません。
損益から来る心理状態がどれだけトレードに影響を与えるか。
やられればやられるほど下手っぴになりますし、そこそこ利益があれば、そこまでダメトレードを連発はしません。
とにかく損切りをどんどんしまくって全部降りてから、S高から崩れた銘柄を見つけ、イン。
数秒、あるいは数分、たまたま目を離していなかったら確実にインしていたと思います。
数分後に気づくと、こともあろうに特別売り気配。
売り板がどんどん積もってトンデモナイことに。
肝を冷やしました。
そこから寄り付くまで、値段にして2割以上の下げ。
これ、あり得ないだろうと。
自分が巻き込まれていた可能性大です。
損切りを連発し、さらに特売りに巻き込まれていたら、着実に爆損していました。
取り返しに掛かる方法
特売りの後に寄ってからのリバウンドを狙い、イン。
もちろん寄り付いて再度特売りになって、S安張付きのまま大引けなんて可能性もありますので、玉は小さ目。
インしたら即、爆上げで慌てて利確。
数枚買って1枚ずつ利確していったのですが、薄利。
そのまま持ってれば、今度は特別買い気配が来て爆益だったんですが…。
過去には、特売り爆下げの後に寄ってから数秒でさらに特売り、そのままS安張付きのまま引けた銘柄、かなりあります。
当方、分足チャート画像を保管していますから。
S高から崩れて、瞬間寄って特売りを何回も繰り返しながら、S安まで下げて寄らないまま大引けとか。
そんな銘柄に巻き込まれたら、飛び飛びの分足で、絶対に逃げられません。
そういう爆下げ特売りの分足チャート画像も何枚か保存してあります。
特別売り気配はチャンス?
特売り株が直後に大きくリバウンドするのは、5割より大きい確率であることだとは思います。
しかし、スカスカの板薄銘柄は何が起こるかわかりません。
1~2割位の確率でリバ無しだったり、数パーセント位の確率で、再度特売りS安と考えたほうが良いです。
それに、一旦S安に張付いてしまったら、大昔の光通信とかの記録がありますが、S安が何日も続いてしまうなんてこともなくはありません。
とてもじゃないけど厚くポジるのはリスクがありすぎるのです。
見ていたら、その後S高まで戻っていて、何なんだと。
こんなの予想なんてできません。
リバウンドの値幅の半分も持っていられないことが多いですが、あまりリバを狙ってガチホすると、そのうち爆損するのがオチなので。
特別売り気配については、常にリスクを頭に入れておく必要があります。
「生きろ!」
損失の半分を取り返せれば、それで十分。
特売りに巻き込まれないだけで、デイトレ成功です。
リバウンドが取れたら上等。
儲からなくても、至上命題「生きろ!」を守り通すこと。
デイトレはそれでOKなのです。

