急務:大きく儲かったら休むべし

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当方、最重要のトレードルールとして、大きく儲かったら休む、というのがあります。

これを破って得した記憶なし。

なぜだか知らぬが、儲かった後にはロクなことがありません。

儲けを削る、それも大きく吐き出すことが多い。

本日もやらかしました。

儲けたら相場を離れろ。

当方のその思いは以下のようなものです。

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誰しも大きく儲かる

誰しも儲かる時はあります。

それも驚くくらいに大きく儲かる場合も。

しかし、一度や二度、大きく儲かったからと言って、何がどうなるものでもありません。

結局のところ、増えた分は再度トレードに回す場合が多い。

その方がより儲かるからです。

さらに勝てれば、複利が効きます。

雪だるま式にうまく回り始めるのであります。

しかし、当方においては、みずから回転させようとしてはいけない、というルールもあります。

なぜなら、相場はそんなにチョロくない。

トントン拍子で回すことができれば、誰でもアッと言う間に大金持ちであります。

なぜ儲かるのか

なぜ儲かるのかと言えば、それは運であります。

この根源的なシステムを忘れてはなりません。

株価が上がるのは必然ではないのであります。

偶然です。

なぜなら、いくらファンダメンタルが良くても、下がり続ける株はあります。

その逆もいくらでもあるのです。

ファンダが駄目でも、素っ飛び上がり続ける銘柄は少なくない。

いや、あり放題、ある。

すなわち、歯車がかみ合うかのように、マーケットは合理的にできている、などと言うのは幻想。

幻想の中で私たちは生きている。

機械的合理性なんてものは、相場においては期待できません。

全くもって。

特に、大きく儲かった場合については、明らかに運が作用している、と言ってよろしい。

これを勘違いしてはならないのであります。

経験則上明らかなルール

大きく儲かったら休む、このルール、意外に守れないものであります。

当方、何度これで失敗したかわかりません。

休まずトレードを続けた結果、儲けの大半を失う。

全部吹っ飛ばして、逆に大損したこともあります。

何回も、です。

したがって、10%以上、いちどきに利益が出たら、休むべき。

一歩間違えれば、それ以上平気でやられるのであるからして。

大儲けの裏に大損が寄り添う。

チャンスの近くに重大なリスクあり、であります。

それが当方の譲れない体感。

では、なぜ儲かった直後にやられることが多いのでしょうか。

考えることは皆同じ

儲かった者が自分だけだと思うのは、大きな間違いであります。

自分が投入資金比、10%以上儲けたのであれば、同じ目に合っている人も大勢います。

10億ぶっこんで、その10%分、儲かった人がいても何の不思議もありません。

そんなの当たり前。

そして、見ている銘柄なんて、誰しも大差はないのです。

皆、流行っている銘柄でトレードしているのがオチであります。

資金が大きければ大きいほど、銘柄はかぶってきます。

儲かった直後の行動も似たような事になります。

  • もっと儲けようとしてトレードを続ける
  • 儲かったので含み損の銘柄をぶん投げる
  • 他も適当に利益確定しておくか

これが大方の相場のパターンです。

儲かった直後に当方がやられるゆえんであります。

せめて玉を小さく

相場の界隈は広いようでいて、結構狭い。

いくら日本株が3700やそこらあるとしても、トレードのしやすい銘柄は、頑張って100や200です。

ましてや大きな資金を入れられる銘柄は限られています。

閑散相場では、どうでしょうか。

どうもこうもありません。

おっさん同士で取り合っている、これで間違いないのであります。

従いまして、相場においては、儲かったら休む。

それが無理なのであれば、せめて玉を小さくする。

独走態勢に持ち込むために、これが何より重要となってくる、そういう訳であります。

さて、本日の結果は、スイング負け。

大きめの利益が出た昨日。

やめときゃいいのに勝手に手が出て、さらに買いポジ。

結果、本日、昨日の利益分をかなり吹っ飛ばしてしまいました。

もったいなさ過ぎ杉杉杉!

マジで涙目、地団太踏みながら、まーた買いポジ。

よーやるわ。