ターゲットとは絞り込むもの。
なぜか?
効率を上げるためであります。
では、最高効率のトレードとは何か?
分散し過ぎないことであります。
そこに至る当方の思いは以下。
分散銘柄数を抑える
分散する場合、銘柄数はあまり多くない方が良い。
当方、これで何度もやられているのであります。
なぜ、多くの銘柄に分散してはいけないのか。
その答えは、上がる銘柄がわかっていないと言うことにあります。
絞り込みの精度が甘い。
買い持ち数にして15~20銘柄くらいを超えてくると、勝ち幅が薄くなります。
効率が良いトレードとは、買い持ち銘柄数にして、数銘柄。
少なければ少ないほど儲かるし、安心感がある。
強力な値上がりとは局所的に起こるものだからです。
ぶち上げの希少性
相場において、チリツモ方式は効率が悪いのであります。
値幅を大きく抜く、これに勝る効率的な手法はありません。
分散は効率の敵とも言えます。
すなわち、できるだけ絞り込む。
強力に値幅を抜きに行く。
ぶち上げの希少性を取りに行くことで、それが可能になります。
どの銘柄がワープするのか。
相場はその読み合いなのであります。
ぶち上げの奪い合い。
これがマーケットの本質です。
絞り込みと地合い
確かに、地合いが良ければ上がる銘柄は増えます。
結果、ポジションは横に広くなる。
しかし、値幅が狭いので、たいして儲からないことが多い。
実は、下げ相場の方が、数は少ないがグイグイ上がる銘柄が出るのであります。
すなわち、地合いに合わせ、絞り込み銘柄数を調整する。
効率の観点からすると、自動的にそうなります。
下げ相場の方がやりやすいとは、そういう仕組みであります。
上げ相場は痛い
正直に言いまして、上げ相場は難しい。
下げ相場では
「これは絶対くる」
「いただきだ」
と言うケースに出くわす機会が比較的多いのであります。
これに対し、上げ相場では、あちこちで小さな利幅を積み重ねて行き、ある時ドカンとやられる。
このパターン多し。
おいて行かれたら機会損失。
ついて行けばコツコツドカン。
これが上昇相場の痛さであります。
いただき相場の目くらまし
「いただきだ」と思いつつ期待を裏切られる。
世の中はそういうことが多い。
本当のイタダキ銘柄の数は、一日にして頑張っても2~3銘柄程度。
クラスに2~3人は好きな人がいる。
しかし、それを無理矢理広げる必要はないのであります。
相場の恋は追えば逃げる。
相場とは値上がりに恋をする鉄火場であります。
そして、予想の精度が上がれば上がるほど、ターゲットは絞り込まれる仕組みであります。
さて、本日のトレードは、デイなし・スイング負け。
日経がギャッダンし、やむなく損切り。
米国株は寄り付きだけ強かった。
思わずツイートで「バボー!」と叫んだ、そのせつな。
当方の夢は崩れ去ったのであります。
さようなら相場よ。
さようなら、なけなしのわいのポジションよ。
こりずにテケトー新高値少々持ち越し。