結局、トレードが上手く行かない時ほど、売買マシーンになる必要があります。
ルール遵守の上、手数を減らすことも必要。
トレードに感情はいりません。
儲かっても損をしても冷徹な態度を取っているうち、気づいたらテンキー・マウスを操る機械人間になっていました。
デイトレがうまくいかない時は手数を控える
昨日-12.5万、本日寄りで+4万。
昨日に余計なトレードをしないで寄りでカットしてそのままにしていれば、ほとんど“行って来い”で済んだのに。
(つまりプラスマイナス0。)
やはり短期売買は、余計な悪あがきで少しずつ損が膨らんでいきます。
ルール通り淡々と機械的にやるほうが正しいです。
にも関わらずそれを実行するのもまた難しいです。
淡々とやっていて資金が増えない場合、気を付けているのにそのうちに余計な手を出してしまう…。
あくまでどんな時でも、どんな局面でも機械的に売買すれば良いのに、それが出来ない。
機械になり切って短期売買マシーンになれば良いのに…。
負けたから取り返そうなんて気持ちは無意味。
無意味と言うより害があります。
本日寄りで多少取返しほっと一安心したものの、昨日の損切り及びその後のヘンな取引が妙に後悔として残りました。
とりあえず、今日のトレードは早々に終了。
ここから儲けを飛ばすような経験も度々あるからです。
トレード心理:株の売買マシーンになり切る
昨日のような損は本当に良くあることで、持ち株全銘柄やられたからと言って動揺しているようでは全く意味無し。
淡々と切って澄ましているべきです。
澄ましていつも通りのタイミングまで待つ。
この待つと言うのも、実はちょっと違う。
何かを待つとは、気持ちが入っているじゃないですか。
待つのではなくて、スイッチに通電されたらそこで起動するだけで、けっして待っていてはいけない。
待つ行為に期待が混じっているから。
通電→起動、この動作は待っているのでもなければ、追いかけているのでもない。
単なる機械の動作です。
そこまで短期売買マシーンになり切る必要があると。
人間であり感情がありながらも、それを切り捨てろと。
それが一番効率的なトレードに結びつきます。
こういう考え方は、スポーツ根性ドラマの真逆と言うか、いかに人間性を廃して効率を上げるかと言う、ある意味、血も涙もない冷酷非情なロジックによるものです。
トレードが異常に上手い人の中に、何らかの脳の異常が認められるなんて説までありまして、それも本当かどうかわからないのですが、感情を排する必要があると言う意味ではまさにそうです。
デイトレードマシンは学習・訓練で30年かかる?
私の場合、素ではマシーンになるなんてことはできないので、年数をかけて学習をするしか方法がありません。
生まれながらにそのような行動を取れる人は、株の売買において有利であると思わざるを得ません。
それで、買いで10年、売りで10年、一人前になるのに合計30年。
気づいたら人生が終わっていると言う仕組みになっている訳です。
白髪の謎の相場師が株主総会に現れると聞いたことがありますが、きっと30年の海千山千の相場を乗り越えて来たに違いありません。
そこまで生き残れれば、ちゃんとした相場師の仲間入りできるのかも知れません。
私には生き残ると言うことしか、今は考えられませんが…。
雲行き怪しい全体相場へと
日本株は、比較的安定的と思われる銘柄、財務安定、大株主も大企業と言うような銘柄の中から、上場廃止が懸念されるような銘柄がいくつも出てきました。
相場は怪しい方向に向かっている気がします。
主力株を空売りしていた分はほとんど利益が出ませんでしたが…。
フィラディルフィア半導体指数も移動平均から5%以上、下に乖離しています。
日本株も異様に下げている銘柄が結構出ています。
自動車部品関連とか、シャープも爆下げしていますし。
日本株、全体的にまずい状況です。
しかし、そんなことに引っ張られずに、自分なりのシグナルに忠実にトレードをする他ありません。
今月もあと1営業日。
何とか明日の寄りでギャップアップを狙って月次トータル、プラ転してくれないかと思案中。