迷宮相場からの脱出戦略

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資金力は多ければ多いほど良い。

あらゆる分野において存在する、この原理。

何をやるにせよ、資金が少なくて有利になることはほとんどないのであります。

しかし、トレードにおいては、図体のデカさが不利に働く場合もないことはありません。

小資金でやっていた時には勝てたのに、ワンショットを増やすにつれ、勝てなくなっていく。

図体が小さかったがため、そして小回りが利くがゆえ、勝てていた。

そんな場合が無きにしもあらず。

金魚すくいでは勝てたけど、大物漁では勝てない。

勝てないどころか大損をしてしまう。

億った後に破産なんてお話も、この界隈においては、そこかしこに存在します。

相場の迷宮たるゆえんであります。

迷宮脱出の方法について、以下、探ってみました。

素人のたわごとですので、あくまで参考とはなさらぬよう。

むしろ、読まぬが花であるやも知れません。

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ワンショットの計算式

例えば、ワンショット、数10万円程度で売買し、1日80回トレードする。

1回のトレードにつき平均100円の利益。

すると1日のトータル損益は計8千円になります。

1日8千円でも、ひと月22営業日連続で勝てるなら

8千円×22=176,000円

十分な利益であります。

継続できるなら、ですが。

そして、この手法が真に確実であるならば、横に広げれば良いだけであります。

すなわち、手法の量産化。

同じことを横に展開し、利益を10倍とするならば、1ケ月では総計176万円に達します。

とするならば、人間ではなく、プログラムに実行させれば良いのです。

これがイナゴの応用展開。

機械が同じことをやってくれるなら、利益を独占できるのであるからして。

イナゴの応用展開

イナゴの応用展開とは、100円の利益を100万円に増幅すると言うこと。

そんなことが可能なのでしょうか。

結論から言いますと、残念ながら、おそらくは難しい。

すなわち、イナゴの夢ははかなく消滅。

そう考える理由は

  1. チリツモの実現可能性
  2. ワンショット増量に耐えられない
  3. マーケット・パラドックス

などであります。

チリツモの実現可能性

チリも積もれば山となる。

これが相場においては、往々にして実情とはならないだろうことを、別の機会にも書きました。

コツコツドカン、すなわち小さく取って集めては、ドカンと大きくやられる。

これが相場の実情であります。

にも関わらず、コツコツの部分を集め、資産を為そうとすることに無理があるのです。

逆に、ドカンのほうを損失ではなく、利益として取り、積み上げる。

そして、コツコツのほうを損切りとしてカットしなければなりません。

最初のコンセプト、あるいはデザインとして、チリツモ発想法は弱い。

弱すぎるのであります。

ある程度資金が増えて来たところで、思い切りドカンを食らうことになり、息絶えることにもなりかねません。

より警戒すべきなのは、この恐ろしいドカン事象であります。

相場においては、チリツモ発想法が悪さをする場合がある。

そうとも言えます。

ワンショット増量に耐えられない

イナゴは巨体化できない、これが当方の見解であります。

イナゴと言う昆虫の発揮する、体重当たりのパワーは、驚くほどに大きい。

人間に換算しますと、ひと蹴りで10mや20m、平気で素っ飛んでいくレベルです。

では、イナゴを巨体化させて、巨大なイナゴロボットを作れば良いのではないか?

そうすれば、ひと蹴りで1000mすっ飛べるのではないか?

残念ながら、答えはノーであります。

巨大なイナゴロボットを作りますと、その巨体は自らの重みで壊れてしまうのです。

イナゴは自らの体が軽量・小型であるからこそ、その敏しょう性、飛翔力、ジャンプ力を発揮できるのであります。

言い換えれば、小物は小物であるからこそ、そのメリットを享受できる。

すなわち、イナゴはワンショットを増量できないのであります。

であるからして、いつも極小ロットで勝負しなければなりません。

ワンショットを増量するや否や、自らの重みで自壊するのですから。

これが永遠の30万暴威のパラドックスであります。

マーケット・パラドックス

イナゴの応用展開が広く可能であると仮定すると、マーケットからは幅広く、資金が抜かれてしまいます。

いずれイナゴ勢が巨額の資金を得るのであるからして、マーケットを食いつぶしてしまうことになるのです。

相場の見えざる手は、そのようなトレードを邪魔に思い、消そうとします。

実際、一時は調子が良かったものの、ある時、大損をこいて消えて行ったトレーダーの数々。

さもなければ、マーケットそのものが消失しかねないのです。

マーケットは、少額なら「抜く」ことも不可能ではありません。

しかし、存在を揺るがすような「巨額の資金流出」は、決して見逃しません。

それどころか、イナゴたる我々を、一匹ずつ踏みつぶしていきかねないのであります。

ではどうすれば良いのか?

我らイナゴの生き残り戦略は?

生き残り戦略

生き残り戦略は

  1. 主力大型株で対応可にする
  2. ワンショットの日々増量
  3. ドカンを取りに行く

であります。

主力大型株で対応可にする

イナゴの弱点、それはワンショットを増量できないことであります。

いつまでたっても30万暴威。

このジリ貧から脱出しなければならない。

しかし、ワンショットを増量した際、小型株では受け止めきれはしません。

例えば、板の薄い小型株において、大きな資金をぶち込んだらどうなるでしょうか。

いつまでたっても利確できません。

その上、損切りをする時に買い板が受け止め切れない、この事象。

すなわち、小型株ではなく、大型株、それも主力の、ぶち込んでもビクともしない銘柄。

そこで立ち回れるようにする必要があるのであります。

とするならば、ワンショットは増量し放題であります。

ワンショットの日々増量

ワンショットの増量なくして、イナゴからの脱却なし。

これができずして、ドカン利益の獲得なしであります。

もちろん、勝つ見込みなくしてのワンショット増量は、無謀そのものであります。

勝算なくして手を出すべきではありません。

しかし、最終的にこれが出来てこその相場攻略。

ドカンを取りに行く

「コツ」ではなく、「ドカン」を取りに行く。

ドカンを取らなければ、ドカンを食らう。

すなわち、今まで食らったドカンの中身を振り返り、どんな時にその値幅を頂けるのか。

それを精査する必要があります。

さて、本日のトレードはどうであったか。

デイ勝ち、スイング勝ち。

デイは例によって主力の値がさ株。

値幅は小さいですが、板は厚く、出来高も大きい。

ここで勝てればワンショット増量は自由自在であります。

昨日からの持ち越しはS高銘柄で、何とかギャップアップしてくれました。

そもそも買えたのはラッキーでしたが。

この調子で頑張りたいのですが、どうも相場のほうが今一つ。

これが岸田相場なのでしょうか。

持ち越しなし、ひさびさのノーポジ。