オフィスチェアに限らず、何かを選ぶ方法にはコツがあります。
4段階の手順で上手く品物を見定める方法。
家具のみならず家電製品など、あらゆるお買い物に役立つやり方をご紹介します。
ネットを賢く使い、商品を網羅的に調べる方法は応用が効く、合理的な方法です。
調べ方の4段階の手順
- 「オフィスチェア 価格」でググる
- 「すべてのメーカー」をクリックする
- 「売れ筋ランキングの安い順」or「売れ筋ランキングの高い順」をクリックする
- 一覧となった商品を片っ端から見ていく
ネットでオフィスチェアの目星をつける
上記の4段階の方法は、
- あらゆる商品が一覧となっているサイトを探し
- 「商品分類名 価格」のキーワードでグーグル検索する
ための手順です。
検索語の「価格」は、具体的数値ではなく「価格」と言う語でOKです。
目的は、価格ドットコムのサイトで一覧となっている商品を、価格帯の順序に並べ替えて概観するためです。
これはオフィスチェアに限らず、家電製品などあらゆる商品を探す時にも役立ちます。
「オフィスチェア 価格」でググる理由
「オフィスチェア 価格」でググると、検索上位のほうに「価格.com」のサイトが出てきますのでクリック。
その後にクリックする場所は、「すべてのメーカー」です。
なぜ価格ドットコムかと言いますと、一番多くの商品を並べて概観できる方法だからです。
例えば、アマゾンのサイト内で調べますと、アマゾンで扱われている商品だけしか出て来ません。
しかし、価格ドットコムで上記のように検索すると、アマゾンはもちろんのこと、ありとあらゆるサイトで扱われている商品が一覧できます。
「すべてのメーカー」をクリックし、価格順に並べ替える
「すべてのメーカー」をクリックした後は、「売れ筋ランキングの安い順」または「売れ筋ランキングの高い順」をクリックします。
これで価格順であらゆる商品を一覧とすることができます。
商品の「もれ」を一切見逃さない方法
上記の方法では、全ての商品を一覧化しているつもりが、まれに商品の漏れが出てしまう場合があります。
例えばオフィスチェアで言いますと、かの有名なアーロンチェアについては、このやり方では見逃す商品が出てしまう場合があります。
なぜなら、価格ドットコムのサイトにおいて、アーロンチェアは「オフィスチェア」の範疇(はんちゅう)には含まれておらず、上の階層の「インテリア・家具」の分類の中には含まれている形になっているためです(2018年11月現在)。
漏れなく全ての商品を調べる方法
万全を期して目的の商品を一つも漏らさず調べたい場合には、パンくずリスト(サイトの上部に表示してあるサイトの階層構造を示す部分)から他の分類項目を確かめておく、などの一手間が必要です。
具体的には、パンくずリスト「ホーム>インテリア・家具>オフィスチェア」のうち、上の階層である「インテリア・家具」をクリックして、椅子に関連していそうな全ての分類項目について調べます。
つまり、価格ドットコムのサイトの階層構造について、関連のありそうな項目を補足的に調べると言うことです。
サイトの階層構造
そこまで細かく調べなくても目的はおおむね達成できますが…。
(9割がた、あるいはそれ以上の商品は視野のうちに入ります。)
一覧化したら目星の商品を決め、詳細を調べる
この後は、一覧化されている商品から価格帯を元に、目星の商品を決めます。
2~3程度の商品に絞り込んだところで、それぞれの商品名や型番で検索をかけて、さらに調べると良いです。
アマゾンのサイトで、型番で検索をしてレビューを読んでも良いですし、製造元のサイトで詳細を見ると言うのも良いと思います。
オフィスチェアの選び方に関しては、このようにしてある程度商品を絞り込んでから、実際の座り心地を確かめるために店舗に出向くことが出来れば、ベストでしょう。
オフィスチェアーの性能とストレス
椅子と言うものは大事なもので、使う人は知らず知らずのうちに影響を受けているものです。
腰痛の原因になる、などはまだわかりやすい影響。
気づかないうちにヘンな悪影響を受けていることもあります。
例えば、腰かけるたび、立ち上がるたびに、音が鳴らないように気をつけているなど。
無意識に、気づかないうちにストレスを感じ、そのことに気づかないまま長きに渡り過ごしている場合もあります。
椅子のギシギシ音の直し方!10分解決潤滑油プシュ!オフィスチェア異音 でご紹介したようなケースです。
もし1日のうち長時間座ることがわかっているなら、椅子を選ぶ段階で手を抜くべきではありません。
オフィスチェアの合理的な選び方
まず、その椅子の上で過ごす1日当たりの時間で、大まかな予算を決めます。
これはあくまで大体の目安です。
高級オフィスチェアを価格帯20万円(実際には上限はあってないようなものですが)とし、1日10時間以上その椅子で過ごす場合には20万円、5時間であればその半分、30分であれば1万円と言うように。
使わないものにお金をかけても、あまり意味がありませんので。
(あくまで1つの例です。)
お金が余っている人の場合には、実用性ではなく、インテリアそのものとしての価値を求めて高級品を買うのかも知れません。
お金がなければやむなし
お金がないので、とにかく安いものを、と言う場合には予算を決める必要はありません。
探せば3000円くらいから売っていますから。オフィスチェア。
私もずいぶん以前に3000円程度のイスを買ったことがあります。
思ったよりは丈夫で良くできていました。
座り心地もそれほど悪くなかったから不思議です。
その後、4万円弱くらいのオフィスチェアを買いましたが、座り心地は3000円のほうがマシなくらいでしたので。
(腰まわり、背中側のフィット感。)
値が張る椅子は買う前に座ってみたほうが良い
3000円の椅子と4万円の椅子で、座り心地が一緒と言うか、3000円のほうがマシ。
それ、意味ないじゃないですか。
ですから、もし高価な椅子をお求めの場合には、実際に座り心地を確かめてから買うことをおすすめします。
しかし、いきなり店舗に出向いて、行き当たりばったりに椅子に座っても、かえって迷ってしまうかも知れません。
ですから、ある程度の下調べが必要です。
目標予算を元に、ネットである程度の目星をつけておくのがおすすめです。