誰しも夢見る資金爆増。
トレードの最終目標と言っても過言ではありません。
これは夢物語と言う訳ではなく、理屈に乗っ取れば不可能ではありません。
その理屈とは以下となります。
信じる・信じないはあなた次第です。
手数は少なくて良い
デイトレードにおいて、手数が多いと言うのは単なる無駄です。
その無駄がどうしても必要なのであれば、仕方ありませんが。
手数は少なくとも良い。
むしろ少なければ少ないほど効率が良い。
日々、利益が出れば良いのです。
その理由は、利益を再投資することにより、加速度的に資金を増やすことができるからです。
加速度的と言うのは、以下のようなグラフを意味します。
資金の増加がこのような状況となる時、一日当たりのトレード回数なんざ、気にする必要はありません。
東証が開いている日は、年間およそ250営業日に及びます。
その間、やればやるほど資金が増加するのであれば、一日の手数を気にしても仕方ないのです。
そう言い切れるほど、東証は毎日開いています。
むしろ、資金増大の必須条件は以下となります。
損をしないこと。
損をしてはいけない
損をすると、右肩上がりの資金急増曲線が打ち止めになってしまいます。
私たちはその損を減らすために、やむなく損切りをしているだけです。
損さえしなければ、資金は増える可能性が高いと言えます。
理屈上は。
最優先の重要項目です。
そして、一日当たりの利益は極小で構いません。
それでも資産を急増させることは可能です。
例えば、100万円でトレードして、一日に0.1%資金が増えたとしましょう。
金額にして+1000円です。
1000円かよ!
それでも理論上は資金を急増させることが可能となります。
その理屈とは以下です。
0.1%で良い
0.1% | 1.284 |
0.2% | 1.648 |
0.3% | 2.115 |
0.4% | 2.713 |
0.5% | 3.479 |
上表は資金を数%ずつ増加させるとし、250回同じことを繰り返した場合の結果です。
最上段について言えば、資金を0.1%増加させ、250回繰り返した場合、増加率は1.284倍となります。
250回と言うのは、東証の年間営業日を参考に設定しました。
1.284倍は、ざっと3割増しです。
0.5%ずつ増加の場合には、3.5倍近くになります。
一年で資金が3.5倍になったとしたら、十分過ぎる結果と言えます。
ただし、これを達成するには条件があります。
利益を再投資しなければならないと言うことです。
利益は再投資する
100万円でトレードし、1000円儲けたのであれば、その利益を再投資しなければなりません。
次は100万1千円でトレードする必要があります。
その次も同じく。
最初の元手と増加分を全て使って、さらに資金を増やす必要があります。
そうしなければ、上記グラフのような増加にはなりません。
ここで手綱を緩めてしまうと、上向きの資金増加曲線が打ち止めになってしまいます。
ある意味、常に全力ポジが求められます。
それがこの理屈の難しいところです。
しかし理論としては正しく、実現できれば誰がやってもそうなります。
グラフは右に行けば行くほど、垂直に近いくらいの右肩上がりとなり、資金は爆増。
100万円が兆になる日も近いのであります。
兆?
実はこの説には限界があります。
図体がデカくなればなるほど、不利になると言うことです。
図体がデカくなるほど不利
資金増加のグラフの上向きが垂直に近くなるくらい、資金が爆増する。
何とも夢のあるお話ではありますが、それが可能であれば、資金はすぐに国家予算を超えてしまいます。
現実にはそれは不可能で、資金が増加すればするほど色々な制約が出てきて、増加率は頭打ちになります。
たとえば、いくら資金が多くても、ザラバで出ている板より多くの株は買えません。
買えないと言うことは、もはや資金を増やすことはできないと言うことになります。
とは言え、この理屈は資金を急増させるためのモデルとなるお話です。
そして、あえて当方は言いたい。
「全ての仮定法は意味を持たない」のであります。
成しとげた者のみが勝者となるのです。
さて、本日のデイトレードですが。
新規建て代金合計330万円。
トレード銘柄数1、売買回数1、損切りなし。
損益+2万円。
ワンショット金額増加の上、ピンポイント限定でインしました。
なお、本日デイトレにて投入した資金に対しては、約0.6%の増加。
今日も何とか助かりました。