相場の闇を切る方法

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相場の闇とは、人の心理が作り出すものであります。

この闇から立ち上がることなくして、大儲けはありません。

まずはこれに対峙し、攻略法を練ること。

そんな当方の思いのたけは、以下のようなものであります。

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トレードのパターン

含み損はカットし、含み益は伸ばす。

これで当然のごとく、損小利大となる筈であります。

ところが、含み損は必死に耐え、含み益など一瞬しか見た記憶がない。

これが相場によくあるパターン。

思いとは逆ではありませんか。

リスクを低減したいがために時間軸が短くなるのであります。

なぜなら、買い持っている最中に急落したら困る。

その一心で、ついつい利が伸ばせない、そんな仕組みです。

では、なぜ、このパターンによって、いつまでたってもうまくいかないのでしょうか。

なぜうまくいかないのか

痛みに慣れることがない

人は皆、痛みに慣れることがありません。

もし慣れることができるなら、麻酔などいらないのです。

何度繰り返しても、痛いものは痛い。

トレードにおいて、損切りの実行は痛みそのものであります。

これに慣れることはありません。

下手をすれば、痛みは増していきます。

大損した上に損切りでは、話が違うじゃないか、と。

こんな時、痛みはどんどん増し、損切りを行うことが極めて難しくなります。

快楽は手っ取り早く

人は手っ取り早く気持ちよくなることを好みます。

含み益になったら、とにかく利益確定したくて仕方がないのです。

これにはある種の中毒性があり、利確までの時間はどんどん短くなっていきます。

トレード中毒と言ってよろしい。

なぜ、そうなるのか?

痛みをことさらに嫌い、快楽は手っ取り早く得たい。

この本能が人を追い込むからです。

すなわち、必死の形相のもとに利確の誘惑がやってくる。

次の瞬間、全てが痛みに変わるかも知れない、その恐怖で誘惑に負けてしまうこととなります。

新しい技を採用したくなる

痛みへの恐怖の中で、当方がよくやってしまうことがあります。

ついつい、新しい技を披露したくなるのであります。

練習をしたこともなければ、想定をしたこもない新技。

そんなものが功を奏すとも思えません。

しかし、溺れる者は藁をもつかむ。

何の根拠もなく、さりとてさほど悩むこともなく、新しい技を採用してしまうのであります。

えいやっと。

それと言うのも、痛みと快楽に追い立てられ、感情が破壊され、相場の亡者となり果てているからに違いありません。

どうすればよいのか

感情を断ち切る

感情に振り回されるからうまくいかないのであります。

しかし、世の相場師はこう言います。

「トレードは感覚的なものですよ」

「言語化できないんですよ」と。

こちとら相場師ではありません。

感覚的な、そして言語化できない、にわかにオーラのように湧き出す、得体のしれない実力のようなもの。

そんなものは、はなっから当方、持ち合わせておりません。

持ち合わせていないのに、それに頼ろうとするのが間違いなのであります。

出来ることは、筋書きを全て紙に書きだしておいて、その通りに行動する。

感情を断ち切りマシーンになる、と言うことであります。

常識に縛られない

デイ・スイングと言う語に引っ張られるから、利を伸ばせなくなります。

相場の側からすれば、そんな区別ははなっから存在していません。

デイに徹するからこそ利が伸ばせなくなり、スイングで行こうと思うからこそ、損切りができなくなる。

まさに感情に振り回されているに過ぎません。

相場の常識が感情を揺さぶり、トレードの邪魔をしてくるという訳であります。

すなわち、常識無用。

常識に縛られていては、相場に勝てないのであります。

デイ・スイングの闇を切る

全てを筋書き通りに、そして感情を断ち切り、常識をかなぐり捨てる。

書き出されたシナリオを頭に入れ、機械的に実行する。

すなわち、デイ・スイングの闇を切る。

闇の中でシャドーボクシングをし、実戦ではシナリオ通りにやるのであります。

するとどうでしょう、血と汗と涙の結晶、努力家の鏡となり、相場の夜は明けてくるのであります。

努力が足りんのでどうたらこうたら、そうツイッターで教えられた。

さて、本日の結果は、デイ勝ち、スイング負け、トータル勝ち。

朝方スイング玉を損切って憤慨してたら、まだ切ってなかった玉が急落。

頭にきてナンピン買いしたら、あれよあれよの急騰。

IPO株です。

するとどうでしょう、持ち株すべての損切分を全部カバーしてくれた上、利益まで出ました。

あっぶねえなあ。

勝ってもあまりうれしくありません。

新技披露的な。

感情に振り回され、ナンピン買いを実行。

そうです、これは実際負けですとも。

後場はスイング狙いで名証のアレ。

どんどん上がってこいつは明日、ガツンと頂きかと思いましたが。

急落したので4ティックだけ抜いてビビり降り。

これも実質負け。

ほんとあっぶねえなあ。

本日は勝っても負け。

当面、まだ暗闇から立ち上がれそうもありません。

低位ばっかり買い持ち、名証のあれも。

だいじょぶなんかな。