株のデータをエクセルの表に割り振っていき、怒涛の情報量に圧倒され途方に暮れた経験が何度もあります。
どんなやり方を取るにせよ、株の短期売買では値動きの謎を解明する必要があります。
果たして道は開けるのでしょうか。
私が普段やっている情報整理の考え方をご紹介します。
3段階の方法
- データの洪水を正面から分類・整理し
- その後に何らかの結論を得て
- 「捨てる技術」による「断捨離」をする
あらゆるコツは分類方法の手順
捨てる技術と言う語をどこかで聞きました。
書物の題名?
一言で言えば分類方法のコツ?
たくさんの情報があると、全てを頭に入れ、総合的に判断することは難しいです。
3次元の世界に生きながら、4次元の立体図を頭に描くことは、ほとんど不可能。
4次元の立方体(サイコロ型)
サイコロ型の部屋の中でボールを壁に当て、バウンドさせる。
そんな単純なシュミレーションでも、次元が上がっただけでこのような複雑な動き。
これを頭の中でイメージするのは大変。
そもそも立方体だけが全てではないのですから。
n次元の複雑な環境で値が動く、それがいわば株の短期売買です。
値動きの断捨離とは
断捨離と言う語も、近年どこかで聞きました。
やはり書物のタイトルでしょうか。
これも分類法の本?
しかし、分類法とは消去法のことではありません。
消去することによりバランスが変わる
分類された要素を単純に取っ払って行くと、そのことにより要素間のバランスが変わります。
シンプル・イズ・ベストは確かにそうなのですが、関連性やバランスを無視した消去は、ただ無理矢理に物事を単純化することにつながります。
ですから、最終的には「捨てる技術」で「断捨離」するにせよ、その前段階として事前の綿密な分類・整理が必要です。
捨てる行為が目的化してしまっては、元の木阿弥(もくあみ)。
株迷宮。
分類するだけで学問が成り立つ
たとえば人体の組織・器官に名前をつけ、それを分類するだけで解剖学と言う学問が成り立ちます。
分類する行為はそれだけ難しく、一筋縄ではいかない代物です。
別にそんな大真面目な研究をやりたいのではありません。
そんな頭脳もありません。
株で利益が出ればいい、その切実な思い。
値動きの謎を解明する情報分類方法
まずは情報を要素に分解し、項目を分けた表の中に振り分けて行く作業。
私の場合、その作業を何度も繰り返しています。
データの洪水の中で常に新しい表を作り、修正しています。
自前のデイトレ・データ分類表
実はこの表、ごく一部のみを抜粋しただけで、実際はこの何倍も横幅が長いです。
こんな表を毎日見直しては途方に暮れ、長らく年数を経て来ました。
「どこかにヒントが落ちている筈だ、
どこかに値動きの謎を解明する聖杯がある筈だ。」
その一心で…。
データの洪水から上手く逃れる法
結局のところ、毎日の銘柄データ(時間単位は分足)を保存していきますと、あっと言うまに大量のデータに埋もれてしまいます。
チャートやテクニカル指標を見る行為は、自動的にそれらの細々としたデータをスキップし、単純化しているに過ぎません。
ロウソク足や、テクニカル指標の表現形態が、そのスキップ方法を勝手に規定しています。
自動的なミニマリスト養成法。
そして、値動きと言う相場の悪魔に操られているにも関わらず、そのことに気づかない。
そんな恐れが無きにしもあらず。
値動きの悪魔から逃れる方法
そんな訳で現状、私がトライしているのは、冒頭でご紹介したこれら3つの手順です。
- このデータの洪水を正面から分類・整理し
- その後に何らかの結論を得て
- 「捨てる技術」による「断捨離」をする
こう考えてきますと、株取引、特に短期売買は、なかなかにつらい作業です。
4月15日のトレード結果
本日、ノートレ・ノーポジ。
朝方、昨日からの持越し株を売っただけ。
インしたいタイミングは2度ほど。
でもパスしました。
断捨離です。
インしていたら勝てたので、残念。
それにしても日経が上がり過ぎ。
この調子だと、当面強い動きが続く…?
今後どっちに動こうが構わないと言う気楽さ、それがデイトレの優位性。
焦らずチャンスを待ちます。
【デイトレード売買銘柄】
(買建)なし
(売建)なし
デイトレード新規建売買代金(買建) | なし |
デイトレード新規建売買代金(売建) | なし |
デイトレード損益 | なし |
スイングトレード損益 | プラスマイナス0 |
本日のトータル結果 | プラスマイナス0 |
今月の損益 | +6.6万円 |
持越ポジション(新規買建) | なし |
持越ポジション(新規売建) | なし |
含み益 | なし |
225オプション | なし |