当方が考えに考え、行き当たった結論。
押し目買いの手法。
それは実にシンプルなものでした。
シンプル過ぎて涙が出たのですが。
その涙の結晶を以下、したためてみました。
この結晶、役には立ちませんが、憂いのある輝きを放ちます。
本質
相場が押したら買いなさい。
簡単に言うが、それ、ずいぶん難しいことを言っています。
まず第一に、押し目と下げの初動をどう区別するのか?
買った途端にどんどん下げて行ってしまっては、それは押し目とは呼びません。
単なる下げの初動であります。
買ったらすぐに、あるいは、ある程度速やかに上げ始めてくれなければ、押し目とはならないのです。
結局、上がりゃな押し目とは言わんのや。
とするならば、押し目買いとはすなわち、値動きを当てることに他なりません。
値動きを当てられるなら、最初から押し目を拾う必要などあるのでしょうか。
いつ何時でも上がる直前に買えば良い、それだけになりますので。
押し目は循環論法
値動きが読めないからこそ、押し目で拾おうとする。
しかし、値動きが読めてこそ、押し目買いが機能する。
これ、巧妙な循環論法ではないのですか?
ちなみに循環論法とは、どうどう巡りの嘘論法であり、騙しのテクニックであります。
例えば、
「この人はなぜ偉いのですか?」
「この本にそう書いてあるからです。」
「では、なぜこの本に書いてあると偉いのですか?」
「この偉い人が書いた本だからです。」
と言うような。
ここまで考え、当方、押し目買いを打ち捨てました。
押し目買いなど、嘘じゃい。
いらんわ!と。
そして、押したら買うのではなく、上げ始めたら買う手法に転じました。
その結果は以下となります。
押し目買い排斥のてん末
上げ始めたら買う。
順張りやー!
この心持ちで、当方は押し目買い手法を排斥し、順張りに徹しました。
するとどうでしょう。
何度か上手く行く場合もありましたが、買った途端に棒下げ。
これを何度も食らい、大損。
ダメやん、押し目買い、やらなくても大負けやん、どうするん?
となったのです。
すなわち、押し目買いをしようがしまいが同じこと。
相場は当方をじりじりと追いつめ続けたのであります。
下げて買い、上げて買い、いずれも負ける。
何やってもだめ。
これがいわゆる、相場の摩訶不思議であり、相場の悲劇であります。
無効なのか
押し目買いが機能するのは、買いを入れてから上がる場合のみ。
それが読めなくてはやる意味がありません。
押し目買いを入れてから上がる確率を上げる。
これこそが押し目買いの有効性。
では、どうすれば良いのか?
読めないんだよ、値動きが。
読めないから有効なやり方を探してんのよ、と。
ここで一つの結論があらわとなります。
読めなきゃ負け。
そう、上がる銘柄を読む能力が必要なのであります。
結論
買ってから上がる株を探す。
これが結論であります。
ひたすら強い株を探す。
もしそれが見つかったならば、そこで初めて押し目が買えるのであります。
すなわち、もっとも強い株を探し、その押し目を狙っていく。
強い株だからこそ、買ってから上がる筈。
買いの後に戻しがあり、押し目買いが機能する筈なのであります。
筈?
では、どんな株が強いと言えるのか。
これこそが押し目買いの拠り所となる事象であります。
なんとわかりやすく、ありがたいお言葉。
涙が出るよ。
相場の涙は何とつらい。
さあ、本日も相場に涙したところ。
トレードの結果は以下であります。
デイ負け、スイング負け。
デイは大負けしてから、若干取り返しました。
取り返せなかったらやばかった。
まあそれでも、瀕死の軽傷みたいな。
今朝の新興株、なんであんなに下がったんすかね。
どうもシステム障害などがあったようですが。
当方、気が付きませんでした。
明日こそ取り返したい。
アレな株こりずに持ち越し。