ストップ安と言う名のとんでもない恐怖。
いったんハマったら無傷で逃げだすことは難しい究極下げ。
見方を変えればこのS安の恐怖も、相場の経験則を増やす良い機会ではあります。
ピンチ脱出の知恵は相場のアリ地獄にある?
トレード打開のためのヒントをまとめました。
ストップ安を予想することはできるか
株とは値動きを観察するゲーム。
経験知を競い合う場が株式投資です。
もちろん運に左右される場面もあります。
運も含めて何とか利益が出せて初めて、株の初心者から脱することができるのです。
しかし、信じて買った銘柄がストップ安張り付けにあうことくらい運の悪いことはありません。
ストップ安になる理由はさまざまであり、さしたる理由のない場合さえありますので、予測することは非常に難しいです。
もし上手く予想できるのであれば、予め空売りをしておけば大儲けできます。
現実にはそうそう上手く行きはしません。
分散投資でストップ安張り付けを避ける
新興株や小型株ではストップ安が連続することもたまにあり、10営業日以上連続でストップ安になった例もあります。
そういうことは本当にまれなことですが、運悪く1回でも食らうとひどい目にあいます。
ですから、リスク管理の上では1銘柄に資金を全て投入すると言うのは、避けたいところです。
私の場合には、1銘柄だけしか買わない場合でも、最高でも5銘柄以上に分散投資した場合の金額までしか資金を投入はしません。
万が一と言うことがありますから。
短期売買を繰り返すことで買いのタイミングは分散されていることになりますので、さらに1銘柄投入資金を小さくすることで、分散効果が増す効果があります。
ただし、そうすればするほど1回当たりの儲けは薄くなりますので、一長一短ですが。
デイトレードでストップ安の後に買いを入れる?
買った後にストップ安を食らうのは痛いですが、ストップ安の後に買いを入れることは、通常の他の銘柄を買うときのリスクと、さほど変わりません。
ストップ安明け後の寄り付きは値動きが激しく、リバウンドする時はしますが、さらに大きく下げる時もあります。
ボラティリティが上がることが非常に多いし、そうかと思うと逆にまったく動かない時もあり、予想はかなり難しいです。
私も数多くストップ安明け後の寄り付きでインするトレードを経験して来ましたが、10段階の10を最大難易度、1を最低難易度とすると、体感8以上です。
リバウンドが大きい時は大きいので、そこを取りにインする訳ですが、どうも博打度が高すぎるような気がして最近ではあまりインしないようになりました。
スイングトレードでストップ安の後に持ち越し買い
ストップ安で大きく株価が下げた後には、当然リバウンドがあってしかるべしと思いがちですが、ところがどっこい全くリバウンドなしと言う場合も結構あります。
リバウンドがある場合でも、1日じわじわ下げて膠着状態になった後、急速にリバウンドしてくる場合などがあり、非常に予測がしにくいです。
私の場合、あくまでリバウンドに乗れたら儲けものと言う感じで、買い持ち越しすることはしばしばありますが、あまり勝率は良くないです。
この、ストップ安後のスイング買いは、特に初心者の方には要注意のやり方です。
株と言うのは、やらずに見ているだけなら損はしません。
無理に買い持ち越しをする必要はない訳で、それよりも自分なりの“経験知” を増やすことのほうが大事です。
ストップ安銘柄でトレード研究
要は、ストップ安銘柄で利益を出すのは極めて難しいと言うことです。
しかし、ストップ安後の寄り付き直後の値動きや、その後の日足の値動きには得るものが多いので、良く観察することには意味があります。
ただし、小型株では急騰銘柄のほうが圧倒的にサンプル数が多く、研究する場合の対象銘柄が次々と出てきます。
どちらがトレード研究をし易いかと言えば、やはり急騰銘柄です。
直近のデイトレードで私が微益を積み重ねているやり方も、急騰銘柄で薄利を得る方法です。
ですから、ストップ安銘柄でのデイトレードやスイングトレードを研究したほうが良いかどうかは、一概には言えません。
危うきには近寄らず、これは株式投資にも言えることですので、十分ご注意ください。
本日のトレード結果
【デイ新規建代金合計】(買建)概算110万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)2191テラ、4334ユークス、4388エーアイ、4978リプロセル、6628オンキヨー、6658シライ電子工業、9029ヒガシトゥエンティワン
(売建)なし
【デイトレード損益】+0.7万円
【スイングトレード損益】-0.7万円
【本日のトータル結果】0万円
【今月の損益】+1.1万円
【持越ポジション】新規買建1銘柄(東証1部)
新規売建なし
【含み益】なし
【225オプション】ポジションなし