追い込まれて起死回生を狙う。
ナンピンして逆転を狙う。
初心者にありがちな失敗トレードです。
その他、最も危険なトレードの1つに信用全力2階建てがあります。
信用で絶望の城と言う名の2階建てをし、欲望の沼にはまる訳です。
そんな経験したことがありますか?
寄り付き直後は慎重に切り抜ける
朝方、ツイッターを見ていたら場中の決算発表が多いとのこと。
これは昨日のトヨタの空売り方式、使えるかと思い、今日は忙しくなると覚悟をしました。
寄り付き直後に大き目の下げを食らって損切りするパターンが多いので注意しました。
出来高が薄い銘柄をなるべくパスしたら、東証1部の小型ばかりが寄り付き直後に上がっています。
私としてはあまり好きな雰囲気ではないのですが、好き嫌いと収支はあまり相関性がありません。
東1銘柄はやはり値動きが重いのが多く、好きになれないのですが…。
値動きと綱引き
値動きは綱引きみたいなもので、重量級同士が引き合うと膠着するけれど、動き出したらある程度一方向に動く。
素人同士だとすぐ勝負がつく。
そんな印象です。
お相撲さん同士が引き合っている綱引きに参加したくはありません。
どっちに動くのかと悩みながら、ずっとついていくのがストレスですから。
それでも利益が出ることもあるので、やはり必死に握力で綱にすがりつくしかないのでしょうか。
新興株の上げでひと安心する
6177 AppBankが9時半過ぎ位から上がり始め、「待ってました!」と言う感じで、数回インして1コイン利益。
10時過ぎにはほとんど損切りらしい損切りもなく、一旦、手を止めることができました。
10時以降は結構難しい時間帯ですが、最近は急騰銘柄を探して初動で1ティック頂くと言うのをやっています。
今日は決算が多いとのことで狙っていました。
9127玉井商船の急騰を見つけましたが、過去にこの銘柄で何十万も爆損したことがあるため、恐くてインできませんでした。
低位株の爆上げは、初心者の方は要注意です。
私が株を始めた頃は、急騰銘柄のデイででかなり資金を減らしました。
もちろん今でも損することは結構あります。
損切りで下手なこと(ナンピンなど…)をすると、余裕でトンデモナイ損失額になります。
素人の安定取引操作の後に何が来るか
前引け時点で、デイ損益+1.0万円。
「うん、この調子。なかなかいいね。」と気分は安定。
安定の後に何が来るか。
それは決まっています、私の場合。
後場寄り、日清紡、日揮が大幅ギャップダウンしたところに空売りで入り、例によってイナゴ・スキャルピング。
日清紡は軽く数コイン分、頂きました。
続けざまに寄った日揮にすかさずインしたところ、あろうことか、立ちどころに担ぎ上げ。
瞬時の含み損。
ここで出たのが本能的なナンピン!
ものの数秒の出来事です。
「東証1部大型でこんなに動く訳ないだろ?」それが私の気持ち。
気持ちなんてトレードには関係ないのに。
そして、そのまま日揮は膠着モード。
「あかん、例の相撲取りの綱引きに巻き込まれた!これ逃げられんのか?」
その後も待てど暮らせど動きません。
動かないどころか、じわじわ真綿でクビを閉めるように上がっていきます。
絶望の城の天井
握力、握力、と自分に言い聞かせて耐えていました。
しかし、「もうあかんチビリそう…!」と思ったところで“絶望の扉” を蹴倒す(けたおす)ように投げ。
握力も何も、限界がありますから。
これが見事にほぼ天井での損切りとなりました。
大幅損切り。
今週マイ転、何やってんだよ!
よりにもよって慣れていない主力株の空売りで強力にやられました。
放心・戦意喪失状態で14時を迎える
日揮の担ぎ上げ。
意味がわかりません。
参加者全員で買いを入れているような短時間の上げ。
そんなに急速に戻るなら、最初から下げるなよ、と思うのが心情。
結構、値動きが重たい主力の大型って言う印象があったんですが。
全く株は何が起こるかわかりません。
これで完全に戦意喪失の14時。
起死回生か退場か
日経平均は上がっていますが、決算のせいなのか爆下げしている東証1部の株も結構多く、相場の雰囲気はあまりよくありません。
そんな中、むくむくとまたもや株中毒の症状が現れてきました。
人間、追い込まれてくると「一発起死回生」を望みたくなるものです。
「わかってるよな?
あんた、いつもそれでやられるんだよ?
わかってるよな?」
と自分に問いつつ、気づいたら持越株を厚めに買い持ち。
ポジションはいつもの軽く3倍。
信用買いにして、2.4階建てです。
米国株が爆下げしたらどうしよう…。
これがホントのガクブル持越しです。
こういうやり方、真似してはいけません。
もちろん真似する人はいないでしょうけど。
明日に運を託さざるを得ない。
まさに気分は「カイジ」的状態になってきました。