相場には軒並みギャップアップ寄り付きと言う謎の現象が起こる場合があります。
本日がそれであり、ツイッターでも話題になっていました。
運でつかんだ利益は“休むも相場” で温存するのも一つの方法かも知れません。
そんな考えのもと月次損益の維持に注力する日々です。
偶然のギャップアップをつかんで放さない
寄り付きとは
東証の前場始まりの時刻、9:00AM、必ずしも全ての銘柄が約定する訳ではありませんが、大型の主力株であればほぼ9:00AMに、小型株でも9:20AM位までには最初の約定があって値段がつきます。
この最初の約定値または取引のことを、寄り付きと呼びます。
ギャップアップとは
文字通り、ギャップを持って飛んだ値段で寄り付き、しかも上で寄り付くことをギャップアップと呼びます。
人によっては、Gap Upの頭文字を取ってGUなどと略称する場合があります。
似たような用語でギャップダウンと言うのがあり、GDなどと略称する場合があります。
寄り付き、勝利の女神に祈る日常
たまたまギャップアップした。
たまたま利益が出た。
にも関わらず、偶然の寄与を軽視し、勝利の女神に逃げられる。
相場は軽はずみな行動の繰り返しによって損失がふくらんでしまうことが良くあります。
今月だけはそれを避けたい。
この切実なまでの願い。
来月飲まず食わず寸前のところで、本日寄り付き、思わぬ利益が出ました。
持越株1銘柄が上がりました。
軒並みGap Upは相場の摩訶不思議
前場中にツイッターを見ていたら、日経平均が弱含んているにも関わらず、「持ち株全てがギャップアップした」等と言うつぶやきがあり、なぜかは分かりませんが、買い持ち株が上がった人が結構いたようです。
不思議なことに新興株と言うのは、相場全体と逆行する場合があり、例えばリーマンショックが始まる頃には新興株が軒並みS高をつけた事がありました。
GU楽観はせずデイトレ禁止令を思い出す
逆行高をよろこんでばかりもいられませんし、今日利益が出たのなら、それを温存するべきであると。
その方針のもと、本日のデイトレは一切手を出しませんでした。
そもそもが今月もデイトレ禁止令を徹底的に守っていれば、普通にプラス収支です。
我ながら自分の算術タヌキ皮算用の甘さを思い知る日々です。
買い持ち株も自重気味にセオリーを守る
本日、引け時点での買い持ち株は3銘柄。
東海カーボンが異様な売買代金で上がっているため、4銘柄目として買うかどうかを迷いましたが、自重。
米国株、日本株ともに妙な不透明感に包まれていますので。
勝てた日の直後は、玉を抑えめにすると良いと言うセオリーがあります。
これを常時やっていると、中長期的に利幅が伸びる効果があります。
結果的に勝ちの日の建玉が大きくなる計算になるからです。
それが“休むも相場” の示唆してくれることかも知れません。
リスクリワード比率からそういう結論も導き出せます。
私の場合、そんな予備知識があっても、それを守り通すことができません。
気が向いた時だけ、セオリーに従ったところで、得るものは中途半場でしょう。
しかし、本日は月末と言うこともあり、やっと月次収支がプラ転しているということもあり、セオリーに従いました。
持越株3銘柄は薄めの買い持ちです。
残り2営業日で何とか利を伸ばせるよう、祈るしかない月末となりました。