イナゴスキャルピングで芝生の背丈を飛び越えるのにも苦労しているようでは、状況は打開できません。
滞空時間を延ばし、値幅を取る必要があります。
さもなければ、イナゴの寿命が尽き、芝生とともに枯れ葉に化す結果となります。
トレードとは時間との戦いでもある訳です。
滞空時間を延ばすイナゴ手法
昨日そして一昨日のOKウェイブの反省。
これを生かさずして株で生き残ることはできません。
まず最初に思ったのは、またもやこの言葉です。
鉄の握力。
寄り付き直後インの4594ブライトパス。
耐えて5~6ティック上がって利益確定。
再度イン。
耐えて5~6ティック上がって利益確定。
「どんなもんじゃい!これが鉄の握力よ。
これがデイトレーダーよ。」

ブライトパス分足の概略図
デイがダメならスイング
その他のデイトレは手かずを減らした上で、最小限のチャンスに最小ロットでイン。
デイトレをやめると決めたところで、モニターに向かうのは無駄。
デイを降りた後は、持越株を探すよう努めました。
マザーズ指数、ジャスダック指数は4連続陽線の後の陰線。
この程度で終わる相場ではない。
そんな根拠の危うい考えのもと、このままでは今月の損益がジリ貧であろうことも考えると、持越ポジションを持たずにはいられません。
思えば、いつも同じようなことで悩んでいます。
それは、値幅を取って状況を打開したいと言う願いです。
芝を飛び越えろ!イナゴ・スイング
買い持ちしたいとは言え、本日、買いたいと思えるような良い銘柄がほとんど見つからない。
銘柄を選ぶ根拠は「上昇傾向にあり、かつ、押した銘柄」。
「何なんだ、その曖昧な定義は。
上がっていて、ちょっと下がった銘柄?
そんな銘柄、いくらでもあるよ。
何だ、その定義にもならない、どうにでも取れる表現は…。」
そんな自責の念にとらわれながらも、買い持ちせざるを得ない自分がいます。
「そんなことだから芝生の背丈くらいしか、飛び越えることができないんだ…。」
夢見るイナゴが枯れ葉と化すまで
若かりし頃、芝のコートでテニスをするのが夢でした。
芝のテニスコートは、グラス・コートと言って、日本にはほとんどありません。
日本の風土では雑草が生えてしまってダメなのです。
そして、イギリス発祥のスポーツは芝に起源があるものが多いです。
と言うより、あらゆるスポーツが、イギリスの王室から始まっていると言う説まであります。
そして、今では芝の背丈を飛び越えるのにさえ苦労している私。
芝を夢見て、芝に翻弄される。
このまま枯れ葉のように朽ち果てるだけなのか。
史上最高値?欧州株指数!
4銘柄買い持ちしました。
相場はまだ腰折れていない、今日は単なる押し目であるとの判断です。
そしてその根拠は特にありません。
強いて挙げるなら、欧州株の指数が一貫して上げ調子で、特にイギリス株の指数(FTSE100種総合)が史上最高値をつけていること。
円安傾向であることなどです。
王宮のグラスコートに夢を見て、イナゴ・スイング買い持ちの中、ふと外を見ると5月の雨が降り始めました。
「明日はあがれよ。」
そう思いながら、大引けをむかえました。