物色の矛先を探す方法

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動きやしない、冴えない相場。

ここでの生き残りには物色の矛先を探す必要性。

買いが集まる場所を探すのであります。

神輿に乗る。

担がれてわっしょいするのです。

空売りで踏み上げられてはなりません。

あくまで物色の矛先を求めたい。

当方の物色の矛先探索法、その心は以下のとおりであります。

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勢いを見る

勢いとは何か。

値上がり率、出来高、ギャップアップ率、ストップ高。

その方面のランキング情報。

要素はいくつもあるのであります。

無限にあると言ってよろしい。

それらを自分なりに分析する。

全ての要素を同時並行で勘案し、平均的な結論を出すことは難しいです。

足して2で割る愚行。

そうではなくて、項目の中の1データと相場の勢いの相関性を求める。

1対1の対応と言うのでしょうか。

数字と物色の相関性を日々探し続けるのです。

見つけたら、勝ちなのであるからして。

セクターを見る

例えば、名も知れぬ銘柄が急動意する。

続いて同じセクターの他銘柄も引っ張られる。

この急騰は、一過性のものか否か。

わっしょいの源はここにあるのであります。

お祭りを読み解き、わっしょいに乗る。

それしかないじゃあありませんか、と。

ところが、最近ではこのセクター売買が功を奏さない場合が多い。

皆が目を光らせているからです。

極めて買いの足は速く、祭りがすぐに終わってしまいます。

局所的に過ぎる傾向。

あきらめましょう、セクターは、と。

そんな気持ちのアフコロ相場。

ではどうするか?

倍々相場を見る

結局のところ、倍々相場です。

頑強な値動きに相場の全てがある。

倍々ゲームの銘柄を探すべきであります。

単独・新高値続行銘柄、これを監視するのです。

しかしながら、この戦術も気を付けるべきことがあります。

当方の相場格言では、3倍相場は離れろ。

短期でそこまで上がった銘柄は何が起こるかわかりません。

すなわち、相場の足は極めて速く、気づいたらストップ高を演じながら、数営業日で3倍。

しかるに入る隙がない。

にも関わらず、ある時、無限奈落の崩壊相場へ。

これが倍々相場の難しさであります。

難しい上に、この界隈、いささか騙されやすい世界でもあるのです。

角度にだまされない

急角度で上昇する銘柄があるとか、ないとか。

3営業日で2倍になった株があったとしましょう。

横軸に営業日、縦軸に株価。

3営業日で2倍のグラフ

しかし、目盛り間隔を広げたり狭めたりすることによって、チャートの角度はいかようにも変更できます。

すなわち、相場に角度は存在しないのです。

傾きで相場は語れないのであるからして、そんなお囃子に乗ってはまずいのであります。

祭りのお囃子はノイズに過ぎない。

雰囲気にだまされないことであります。

そして、需給は値動きに出る、と言えるのであります。

需給は値動きに出る

大事なのは、祭りのお囃子に引っ張られることではありません。

そうではなくて、みずからの観察を信じること。

相場は観察至上主義であります。

怒涛の買いの手が入っているのに、動かない株はありません。

上がり出したら雑音をシャットアウトし、値動きに集中する。

相場のことは相場に聞き、需給のことは値動きに聞くのであります。

物色の矛先はそこにあるのであろうと。

そんな当方の結論。

さて、本日の結果はスイング勝ち。

しかし今一つ、がっつりいけない。

ドカン勝ち以外は勝ちではないとの論。

これを忘れぬようにしたい。

今月も残すところ後2営業日。

たまには爆益を願います、と言うことで。

物色の矛先買い、怪しげな銘柄いくつか買い持ち。