損することへ恐怖。
その影響で状況が動いてから初めて動く習慣が身に着きます。
ある意味、受け身的で動きが遅い。
それに加えて、一撃で食らわないよう被害を少なくする方策。
究極の防御的な姿勢。
その重要性とは?
私の場合、売買代金重視の姿勢へ行き着きました。
値動きへの“待ち姿勢” とは…
株と言うものは、値動きが先にあり、後付けで説明が加えられます。
最初から説明できるくらいなら、値動きの予想はお手の物。
現実にはそんなことはありません。
ですから、株の売買に慣れてくると、「結果が出てから動けば良い」と考えるようになります。
つまり、“待ち” の姿勢です。
ポジションを抱えるからこそ大損する訳ですので、まずは何もせず様子見。
その後、おそらくは自分が大損したであろう値動きが確定してから動き出す訳です。
私が“例の銘柄” に気づいたのは、ストップ安連続2日目です。
短期筋、全員駆逐(くちく)の恐怖
「え…?まだ寄らないの?」と思ったのがその翌日。
ストップ安は相場全体としては珍しいことではありませんが、2日連続はそれなりに珍しいです。
そして、どのような理由かはわかりませんが、その後もS安張り付きは止まりませんでした。
厚い売り発注が出たままであり、とてもではありませんがそれを吸収する買いが出ません。
この時点で、該当銘柄について某株式掲示板では信じられないほどの書き込みが殺到。
書き込み内容も殺伐としたものばかり。
翌日に寄り付けば、おそらくは売買代金が高まるだろうと思いました。
そして、3営業日連続のストップ安も張り付いたまま大引けをむかえました。
「試しに買いを入れてみよう」と言ういわゆる短期筋が、すでに全員駆逐されているのでは…?
そんな思いさえも頭をかすめました。
ポジションを持っていなくても、“明日は我が身” ですから…。
技術的に損を耐える方法
結局、どんなやり方を取るにしても、“食らったら仕舞い” 。
大損したらそれを取り消しできません。
不可逆です。
相場を長く張っている限り、突発的な不運はいずれやって来ます。
そうだとするならそれを避けようとするのではなくて、あえて受け入れ、仮に損を出しても耐えられるやり方を取る必要があります。
それが分散投資です。
たった3日間で半額にまで下げた銘柄を横目に、今さらながらその結論に至りました。
この性格は株式投資のせいか?
いくらなんでも酷すぎる値動きだとは思いましたが…。
4営業日もストップ安が続きますと、トータルで8割くらいは下げてしまいます。
株をやっていますと、信じられないほど株価が下がってしまう経験はまれにあります。
私も以前に経験済み。
そしてその結果、株大損に特有の“とんでもない恐怖” による影響が出ます。
ビビり癖です。
嫌だと思いつつもいつの間にか…。
もちろん全員がそうだと断言する訳ではありません。
その傾向があるかも…、と言うお話です。
資金の大小によるトレードの巧拙
デイトレーダーとして出来ることは、その日、一番盛り上がった銘柄の値動きを観察すること。
相場観を醸成する上で大事な視点です。
なぜなら、より多くの人がその株を見ており、その結果できた値動きだからです。
“値動き監視層” の厚い銘柄と言うのでしょうか。
そして、株と言うものは、100万円の買い発注よりも1億円の買い発注のほうが、より値動きに寄与します。
資金の大きいトレーダーは、資金の小さい人よりも売買が上手である傾向があります。
(もちろん絶対ではありませんが…。)
その影響をモロに受けた銘柄が、その日一番盛り上がっている、売買代金が突出した銘柄だと言えます。
2月6日のトレード結果
本日はほぼノートレ。
昨日からの買い持ち株を売って、様子見に徹しました。
新興株の売買代金は微妙に下がり気味。
いささか残念な相場です。
【デイトレード売買銘柄】
(買建)なし
(売建)なし
デイトレード新規建売買代金(買建) | なし |
デイトレード新規建売買代金(売建) | なし |
デイトレード損益 | なし |
スイングトレード損益 | +0.3万円 |
本日のトータル結果 | +0.3万円 |
今月の損益 | +0.6万円 |
持越ポジション(新規買建) | なし |
持越ポジション(新規売建) | なし |
含み益 | なし |
225オプション | なし |