相場に聞く意味

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相場のことは相場に聞く、この格言の意味は何か?

そう問われれば、当方、以下のように答えます。

すなわち、自分で答えを探し出すこと。

この界隈では、他人様を頼りにはできないのです。

正確に言いますと、他人の話を聞いて上手くいく、それは単なるラッキーであります。

ラッキーに期待するよりも、自分の目を肥えさせなければなりません。

観察力の増強であります。

これについて、当方の思いは以下のようなものです。

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自分で答えを探す

誰かに聞いて答えを出す。

日本で暮らしていると、そのような態度にあまりにも慣らされ過ぎてしまいます。

ややもすると、独りで答えを出すと言う習慣がなくなってしまうのです。

なぜなら、和を以て貴しと為す。

他者との関係性の中に答えを見つける国なのであるからして。

当方が考えるに、これが日本で投資が流行らない理由の一つでもあります。

独断と言う語に、あなたはどのようなイメージを持つでしょうか。

辞書を引けば、独りで判断すると言う本来の意味に加え、独断に陥る、独断と偏見など、マイナスの意味が付記されています。

いわば、ある意味集団主義のこの国において、独断はなじまないものなのであります。

何がまずいのか

相場のことを相場に聞かない態度がまずいのであります。

相場のことは見るのだけれど、一応参考までに他人様の話を聞いてしまう。

他者の眼鏡を通して、相場を見てしまうのであります。

そして、気づけば、和を以って頷きに徹する。

皆の意見を聞き、らちがあかない、なんてことになりかねない。

このキッシー相場において。

場合によっては、詳しそうな人の話を全部鵜呑みにしてしまいます。

そんなことが多いので、人をだましておカネを儲けよう、そんな輩が現れることも。

誰かに聞くのではありません。

目の前の相場から、自分でヒントを拾ってくるのであります。

目の前から拾う条件

人を介さず、目の前から儲けの種を拾ってくる。

このための条件は2つであります。

  • 知識
  • 観察

知識を身につける

目が効かない、この第一の原因は、知識の不足であります。

そして、やりにくいことに、知識を身につける際、人から人へ知識が伝えられることが多い。

すなわち、話を聞いたり、ネットを見たり、本を読む。

場合によっては学校に通う。

ちょっと待ってください、最初の目的は、人を介さず目の前から儲けの種を拾ってくる、であった筈。

目的を設定した時点で目的から離れてしまう、矛盾を含む現象であります。

観察に徹する

すなわち、知識を身につけたいがばかりに、相場に背を向けてしまいかねない、と言うことであります。

観察を置き去りにしてしまい、他者を参考にし、相場のことを人様に聞くようになる。

これがよくある相場の難しさです。

相場では、知識ではなく、観察重視でなければなりません。

観察の中から自然と知識を身につける、これが理想なのであります。

観察>知識

早い話、観察だけしていれば良いのであります。

知識先行の危うさ。

しかし、知識が全くなしに観察をし続ける、これもまた難しい。

観察だけで突破しようとしますと、一歩間違えれば原始人のようになります。

いわば、原始人の狩猟であります。

すなわち、棒と石を手に、鹿やウサギを追いかける。

これでは、出会い頭に熊にやられることもありましょう。

しかし、はっきり言いましょう。

相場においては、我々は原始人なのであります。

なぜなら、相場の始まりはいつか?

相場の起源

相場ができてからの歴史の浅さ。

特に日本においてはそうであります。

  • 12世紀 債券が作られる(イタリア)
  • 16世紀 長期国債の発行(フランス)
  • 16世紀 証券取引所の設立(ベルギー)
  • 16世紀 株式の発行(イギリス)
  • 17世紀 大坂堂島で先物取引が始まる(日本)
  • 19世紀 米国に証券取引所ができる(アメリカ)
  • 19世紀 東京・大阪に証券取引所ができる(日本)
  • 20世紀 1995年ネット証券開始(日本)

先物でこそ、米相場の大坂(大阪ではない)で世界に先駆けて始まった日本ではあります。

しかし、日本で初めて証券取引所ができたのは、1800年代後半の東京。

この国は欧米諸国に比べ、相場においてはまだまだひよっ子であります。

実際に相場が身近となったのは、インターネットが一般的となった2000年以降と言って良いのであるからして。

すなわち、原始人に近い。

知識以前の時代、と言うことであります。

結論としては、注意深く観察に回ることの重要性、と言うお話。

さて、本日の結果は、スイング勝ち。

欧米が暴落、日本株も暴落、損失間違いなしの寄り付きではありました。

しかし、持ち越した低位株がグイグイ上げ。

まあ当方、大体これ狙いですので。

他の銘柄は下げてしまいました。

よって、トータルの利幅は小さかったのですが。

こういうのがないと、相場で生き残るのは難しいです。

相場が下げてもグイグイ来る銘柄を掴む。

ヤバい相場であればあるほど、ヤバい銘柄を狙う。

これが相場の生きる道であると。

またまたアレな株買い持ち。