株式投資でなるべく損を出さない方法をまとめました。
株のトレードをしていきなり大損したのでは、それでおしまいになります。
大事なのはおカネを稼ぐ前に時間を稼ぐこと。
その隙に知識や経験則を仕入れる方法がよろしいのではないでしょうか。
デイトレの夢を打ち砕く話
確かに1日1万円、しかも在宅、パソコンだけで稼げればこんなに楽なお話はありません。
しかし、そんなに楽にお金が稼げるのであれば、誰でも同じ事をやるでしょう。
誰でもが同じをことをやると言うことは、ライバルがどんどん増えると言うことです。
ライバルが増えた結果、どうなるかは想像に難くないです。
ですので、本音を言えば、株のデイトレードはやめておいたほうが良いのではないかと言う結論。
どうしてもトレードを始めたい?
もしどうしても株式投資を始めると言うなら、まずは予備知識や経験則を自分の中にためることです。
予備知識や経験則なしに戦(いくさ)に参加した結果どうなるか…。
ちょっと考えただけでも頭が痛くなります。
当ブログを隅から隅まで読んで、それでもデイトレを始めたいとお思いになるでしょうか。
売買が上手なスーパートレーダーの話が参考になるものでしょうか。
同じようにできる自信、ありますか?
株式投資で上手い話はないのか
比較的安全だと思われる株式投資の方法を2つ上げます。
あくまで「比較的」安全と言うだけで、絶対大丈夫と言う訳でもないし、推奨する訳でもありません。
ただ、私が長年(と言ってもこのくらいの歴の人はたくさんいますが…)株をやっていて、達した結論でもあります。
まあ大損する確率は少ないのでは…?と言う結論です。
と言うよりも、これらのやり方をやって時間稼ぎをしているうちに、いろいろな株の知識と経験則を身につけるコンセプト。
10年くらい損をせずに株につきあっていれば、かなりの知識がつきます。
それがなかなか大事なのではないかと思います。
メリット享受?の株式投資手法
- 株主優待取得限定で両建て投資をする
- 30年以上の長期投資
(年齢制限あり)
これらはデイトレードとは全く違うやり方です。
前者のほうが心理的な負担は少ないと思います。
得られるメリットは小さいものですが…。
後者はある程度の知識と忍耐力、計画性が必要です。
株主優待限定両建て投資法
株主優待は、全ての銘柄に設定されている訳ではなく、上場企業が3500以上あるうちの1300社程度が実施しているものです。
上場株は株主権利を得るための日が決まっていて、その日をまたいで買い持越しをすると株主権利が得られます。
株を持っている期間は一泊二日だけでもOK。
それで株主の権利が得られ、株主優待が設定されている銘柄であれば優待品が貰えることになります。
この一泊二日の持ち越しで株主権利が得られる日を、“株主の権利付き最終日” と呼びます。
この権利付き最終日は、3月と9月に設定されている銘柄が多いですが、そうではない銘柄もあります。
銘柄を乗り換えて行けば、毎月、年間を通して、株主優待を得ることが可能です。
株主優待取得で得られる利益と必要な資金
私も年間に渡り、100銘柄程度の株主優待を得ていたことがあります。
100銘柄の株を同時に保有していたのではなくて、毎月銘柄を乗り換えて少しずつ株主優待を取っていっただけですが…。
年間トータルですと、多い年でお米100kg分くらいは株主優待で貰っていた年もありました。
その年はお米を買う必要がありませんでした。
それ以外にもクオカード(1件につき、500円、1000円、2000円、あるいはそれ以上の銘柄もあり)や、その他の優待品を得ていました。
株主優待を得るには、曲がりなりにも株の売買をする訳で、売買のための手数料がかかります。
しかし、それを考慮に入れても、少なく見積もって年間で3万円以上はプラスになっていました。
(優待品のお米などを現金に換算した場合。)
株主優待のために回していた資金は、150万円前後です。
資金としては30万円以上あれば、株主優待を得ることは十分にできます。
安い銘柄を探せば良いだけですから。
株主優待投資法の注意点
気をつけなければいけないことは、権利付き最終日に株を持ち越す場合は、多くの場合、株価が下がってしまうと言うことです。
この株価の下落を“権利落ち” と言います。
ですから、権利落ち日に裸で株を買い持ちすると、値下がりで損をしてしまうことになります。
(株用語で、普通に株を売買することを“裸で”売買すると言い、それに対し何らかの複合ポジションなどの策を取ることを“ヘッジ” をすると言います。)
ですから、この対処方法として、信用取引の口座を開いておき、現物株を買うと同時に信用取引で空売りをしておくと値下がりで損をすることはありません。
これが両建て取引です。
両建ての注意事項
両建て投資法についても注意点があり、空売りには逆日歩と言うリスクがあります。
逆日歩がいくら発生するか、あるいは発生しないのかを事前に予測することは難しいです。
この逆日歩は時として高額になる場合があり、その場合には株主優待を得ても、トータルで損をしてしまう場合があります。
例えば、逆日歩が8000円も発生してしまい、「優待品のうどん麺が実質8000円と同じになってしまった」などと言うように。
8000円でうどんを買う人、あまりいませんよね…。
しかし、これも防ぐ方法がありまして、株主優待投資法をする人の間では良く知られています。
空売りをする場合に、一般信用を使う方法です。
一般信用の空売りとは
通常、信用取引には、大別して制度信用と一般信用があります。
一般信用とは、証券会社が独自に取り決めをする信用取引です。
この一般信用で空売りができる証券会社を探して空売りをすれば、逆日歩はかかりません。
うどんを“8000円” も払って優待品として貰う、など言う失敗をせずに済むと言う訳です。
以上のやり方で株主優待を得ながら、株式投資の知識や経験を少しずつ得て、10年くらいたてばかなり株に詳しくなります。
デイトレードはそれから始めても遅くはありません。
本日のトレード結果
本日のデイトレードでは、巡航速度で利益が出たなどと調子に乗っていたら、いきなり厚い損切りに見舞われて、一気に利益を失いました。
油断しているとすぐこのようになります。
これがデイトレードです。
コツコツ・ドカンです。
【デイ新規建売買代金合計】(買建)概算480万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)3195ジェネレーションパス、3536アクサスホールディングス、4335アイ・ピー・エス、4421ディ・アイ・システム、5614川金ホールディングス
(売建)なし
【デイトレード損益】-3.4万円
【スイングトレード損益】-0.5万円
【本日のトータル結果】-3.9万円
【今月の損益】-8.2万円
【持越ポジション】新規買建1銘柄(新興株)
新規売建なし
【含み益】なし
【225オプション】ポジションなし