ナンピンとは買い付け単価を下げつつ買い下がる手法。
含み損を耐える方法ですので、おすすめできる投資法ではありません。
買い単価が下がると言っても限度があり、最終的には大きな含み損となるケースが多いです。
その結果、損切りするかそのまま塩漬けかの二択に迫られ、リスクの大きい手法です。
なぜナンピン買いをするのか
含み損から損切りできなくてナンピン。
その理由は上がると思うから。
その他いろいろな意味で買い下がり。
ナンピンの多い人生を生きてきました。
そして今日もまたやってしまいました。
ナンピンで耐えて損切り。
ナンピンしないで損切りすれば傷も浅くて済むし、時間も無駄にしなくて済むのに。
ナンピンの心理状態
同じ失敗を何度も繰り返す。
本当に時間の無駄です。
同じことを繰り返さないためにいろいろなルールを設定し、ルール遵守に専念する訳です。
しかし、いつのまにか同じ事を繰り返しています。
本能的な、脳髄に組み込まれた習性、それがナンピンなのでしょうか。
逆に絶対に損切りせず、ナンピンする手法に切り替えようかと思ったこともあります。
しかし、それは単なる長期投資じゃないですか。
長期投資でもそのうち含み損が増えて行ったら損切りせざるを得ません。
結局、結論を先延ばししているだけです。
思考がナンピンを誘引する理由
本日、日経平均はそこそこ戻ってきて、このまま上に抜ければまた上昇相場になる可能性もありますが、マザーズ指数、ジャスダック指数が冴えません。
東証1部でも物凄く下げている銘柄もあります。
こんな雰囲気の中、日経平均の日足が3連続陽線となりましたが、かえって危なっかしい気さえします。
それで買い持ち株も腰が入らない薄いポジションになってしまいました。
これでは仮にギャップアップしたとしても、今日の損失を取り返せません。
トントン拍子に上手く行かない限り、資産の急速な伸びは期待できません。
どうもそのような焦りの気持ちもあって、損切りが遅くなると言うパターンが多いです。
上手くいかせようと思って、かえって結果が悪くなると言う。
つまり、やはり機械的売買に徹したほうが良い訳です。
思考は不要。
頭を真っ白にする必要があります。
途中棄権とナンピン買い
いつまで経っても、何回試合に出ても、一番後ろを走っているマラソンランナーの気持ちになってきました。
これはまずい。
マラソンなんてやるべきじゃなかった。
そう思っても既に30kmくらい走っています。
途中棄権するもビリで完走するも大差ない状況です。
下手くそな株の売買とは、ビリで走り続けるマラソンのようなものです。
ナンピンをする時点ですでに追いつめられている訳です。
どうにもならなくなってナンピンするくらいなら途中棄権をしたほうが良いです。
まずは一旦撤退。
それから再度新たなレースでスタートするしかありません。
本日のトレード結果
【デイ新規建代金合計】(買建)概算210万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)3415トウキョウベース 3668コロプラ 4594ブライトバス、6047グノッシー 7462ダイヤ通商 7599IDOM
(売建)なし
【デイ損益合計】-3.1万円
【持越決済】なし
【本日のトータル結果】-3.1万円
【今月の損益】+8.2万円
【持越ポジション】買建3銘柄(新興株×3)
【含み益】+0.3万円
【225オプション】ポジションなし