結局のところ株は、いったん買いの手を入れたら耐えるしかありません。
ある程度の確信がなければ買ってはまずいのです。
そのためには相場勘を鍛え常にザラバを意識する必要があります。
握力でリスクコントロールをする、そのためのヒント。
私のやり方をご紹介します。
あえて激しい株の値動きに挑む
ストップ安4連続からの5営業日目の寄り付き。
気配は以前の5分の1の価格。
最小単元である100株のみを買い持ちしていたとしても、5分の1とは打撃が大きいです。
これが株の恐ろしさ。
最も激しい谷底の状態を体感する
寄り付き後、「どこかでリバウンドするだろう」、「どこかで大きく上がるだろう」、そんな思惑を持ってチャンスをうかがっていた本日の前場。
思いの他、1分足での値動きは重いです。
最初の“押し目” でインすることはできましたが、これが爆下げ後の新興株かと思うほどの膠着感。
よっぽど損切りして他の銘柄を探そうかと思ったくらいに…。
毎度のことですが、競争が激し過ぎると膠着しがちになるのかも…。
売買代金はみるみるうちに300億円を超え、前引け時点で600億円越え、全銘柄中トップ。
握力で適度な高値まで耐え、やっとのことで降りましたが、いつものデイトレードより難しいことこの上なし。
売買代金第1位の難解な値動き
やはり、あまりに売買代金が上がると、かえって難しくなる傾向はあります。
入って来る注文が多すぎて、板が詰まる感じでしょうか。
では主力の大型株と比べてどうかと言えば、そこは新興銘柄。
値動きの上下動はしっかりあります。
ただ、その動きが読めない上に、膠着した時間も結構あり、下手をすると損切りになります。
読めないものを読もうとするのですから難しいのです。
なぜ売買代金トップの新興株なのか
短期売買の場合、これだけ値段が下がったと言う事実を重視します。
なぜ値下がりしたかについて考えることは、あまり興味がありません。
(私の場合だけかも知れませんが…。)
逆に言うと、値下がりの理由に拘泥(こうでい)していては、おっかなくて買いを入れられません。
そういう短期筋が大勢いるからこそ、寄り付きで買いが100億円分以上も入る訳です。
恐くて買いを入れられない、つまり短期筋が引っ込んでいる状況であれば、さらにストップ安が続いた可能性すらあります。
つまり、恐くて全く手が出ないか、それとも耐えられる程度の恐さかをどこで判断するか?
めちゃくちゃ恐い、怒っている人がいるとして、その人の怒りがどこで収まるか、それを判断するのは経験則です。
顔色や声、その他もろもろの情報から総合的に判断する、いわば相場観。
相場観を鍛える
なぜその人が怒っているかを考えるのも大事ですが、本質的な解決ができない場合(理由が判らない場合)、それ以外の要素で判断し、手を打つしかありません。
「例えば、この人はもう既に20分間怒りまくっている。
そろそろ収まる頃だろう。
ここで相手が喜ぶことを言ってみようか?」
それも1つのやり方です。
意味もわからず謝り倒すばかりでは、かえって怒りの矛先を収めるに収められなくなる場合もあります。
もちろん私は、そういう駆け引きは苦手です。
相場観はいつも模索中…。
あくまで利益が出たら様子見
後場、ふと見るとこの某銘柄、急騰していました。
高値まで持っていれば良かったのに。
毎度こんなことばかりです。
これが世に言う“タラれば” デイトレード。
リバウンドを10%取る、これはデイトレーダーの目標。
そんなに上手くは行きません。
そうかと思えば今度は打って変わって天井から急落。
下げの速度が異常に速く、危ないことこの上なし。
値動きが読めないのはわかっていますので、利益が出た前場の時点で手出し無用と判断しました。
2月5日のトレード結果
節分の豆をポリポリかじりながら、モニターの監視。
気づいたら値動きに熱中し過ぎて、豆を食べ過ぎました。
昼食メニュー、豆、一品のみ。
本日は例の銘柄を見ているだけで終わりました。
他の銘柄はあまり流行っていない様子で、これでも利益が出ただけマシです。
【デイトレード売買銘柄】
(買建)4592サンバイオ
(売建)なし
デイトレード新規建売買代金(買建) | 概算24万円 |
デイトレード新規建売買代金(売建) | なし |
デイトレード損益 | +1.0万円 |
スイングトレード損益 | なし |
本日のトータル結果 | +1.0万円 |
今月の損益 | +0.5万円 |
持越ポジション(新規買建) | 1銘柄(新興株) |
持越ポジション(新規売建) | なし |
含み益 | なし |
225オプション | なし |