相場の悪魔は忍耐の使い道に失敗した時に現れる|原始的な損切り心理

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様子を見て耐えるか、先回りをして損切りするか。

この心理的葛藤は古来からの動物本能と、現代人の論理、どちらを取るかの問題です。

株式投資の場合、原始時代からの本能が素早いロスカットを邪魔します。

それで相場の女神に嫌われてしまう訳です。

値動きに裏切られたら

上がると思って買っているので、下がったら切る。

これがルール遵守です。

しかし、それが出来ないから困っている訳です。

1200円で損切り、そう決めていても切れないこと多し。

なぜそうなるのか?

気づいたら1188円になってしまっているからです。

1200円と言う“未来形” が気づいたら“現在完了形” になっている。

「何だコレ現在完了と過去形の違いがわからない!」

なんて中学英語の文法判定が再燃してしまう訳です。

そのくらい損切りは悩ましいですから。

それはそうです。

株価と言う進行形の推進速度は一定ではありません。

自分の見ている価格帯で急速に下げるなんてことは多いにあり得るし、板が飛んでいたら瞬時に価格が下がります。

ワープです。

「予定を通り越してしまった、少し戻るまで待とう。」

その時点でアウトです。

最初の予定はこうして守られず、なし崩し的にルール遵守ができなくなります。

相場の悪魔とは

一旦嘘をついたら、その嘘をカバーするために新たな嘘をつく必要が出てきます。

「予定を通り越したので待とう。」

このセリフ、自分への嘘ですから。

さらに次の予定が崩れたら、次の嘘をついて自分をごまかすしかないです。

そこには「自分に嘘をついている」と言う自覚はありません。

「株価のほうが悪いのだ、値動きが予想を超えて速過ぎるから。だから、もう少し待とう」と。

株価に対しては、待つとか追いかけると言うのはあまり意味がありません。

株価とは勝利の女神そのものです。

トレーダーにとって、最も高みにいる最も魅力的な女性。

それが勝利の女神で、そんな気位の高い女子だからこそ、待っても追いかけても意中にすることはできません。

自分に嘘をつきながら決断を先延ばしにする行為は、実は勝利の女神ではなくて相場の悪魔に取りつかれた行動かも知れません。

ギャップダウンしたら即切れば良い。

上がると思って買ったのであって、その上がる期待値が高ければ高いほど、ギャップダウンと言う裏切り度は高い。

そこに勝利の女神が居残っている確率は小さいです。

むしろ相場の悪魔が隠れている可能性が高いのであると。

即断即決迷いなしの優位性

下がったら切れば良いし、そこで考えて待つと言う行為は意味がないと考えるようになりました。

それでもいつの間にか相場の悪魔に取りつかれている場合があります。

昨日結構な幅の損をした直後の本日寄り付きでしたが、持ち株はギャップダウン。

もちろんそこに迷いはありません。

寄りと同時に損切り。

こういう損が続いた場合に、損切りするかしまいか悩むことくらい意味のないことはありません。

とは言え、損切りが出来たからと言って大儲けできる保証はなし。

トレードで必要な条件の1つが損切りであるに過ぎません。

最近では、「損が続いているからと言って、損切りルールを緩くするのは一貫性を欠いた行動。機械的にやれ。」と自分に言い聞かせています。

忍耐力の使い道を損切り向けにする必要がある訳です。

原始人と現代人のギャップ

忍耐力の使い道は株において難しいです。

人間は原始人の時代が圧倒的に長く、狩猟や農業をしていた期間が何万年にも渡っています。

相場ができたのは、この100~150年位の間のことであって、それ以前は存在していませんでした。

それが相場に関する感覚が本能に組み込まれていない理由です。

損を嫌がったり、決断を遅らせることは原始時代の忍耐。

しかし、トレードに求められる新しい忍耐とは、損を怖がらないで、決断を先に下すと言う態度です。

それを上手く使いこなさないと、スムーズな損切りができません。

損切りしないで忍耐するのではなくて、勝利の女神に嫌われない方向で忍耐すること。

それらは原始時代の忍耐とは違う種類の忍耐である気がします。

そこに株式投資の難しさがあるのかも知れません。

本日のトレード結果

【デイ新規建代金合計】(買建)概算150万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)9399ビート
(売建)なし
【デイ損益合計】+1.4万円
【持越決済】-1.0万円
【本日のトータル結果】+0.4万円
【今月の損益】+8.6万円
【持越ポジション】買建2銘柄(新興株×2)
【含み益】なし
【225オプション】ポジションなし