このたび、デイトレをやめようと思います。
別の言い方をするならば、退場でございます。
相場をあきらめ離脱となります。
なぜこの結論に至ったのかと言いますと。
さよならの理由は以下であります。
元凶はデイ
デイで削る。
これを繰り返してきました。
利益が出ても、デイで吹っ飛ばす。
損が出た時には、デイで傷を広げる。
元凶はデイなのであります。
本日も損の上塗り。
あろうことか、レバをかけて損切り。
確率90%以上の確信を持って入った銘柄が、泣かず飛ばず。
読みが全然当たっていないのであります。
そして、デイを克服しようとして、かえって足を引っ張る。
これはあきまへん。
デイがあかん理由
デイは利幅が狭い。
利幅を広げようとしますと、半分スイングのようになります。
デイをデイで完結させるためには、すぐ降りなければなりません。
結果、自然と利幅が狭くなるという仕組みであります。
これに対し、損切りの幅はどうか。
損切りの幅は狭くするに、限界があります。
たとえば、微妙に含み損の場合には、戻ると思う訳であります。
これがまずい。
最初に利幅が狭くなっているところへ、損切り幅の拡大作用が発生するのであります。
これに対し、スイングはどうか。
スイングのアレ
スイングも原則はデイと変わりません。
当方の場合、極めて短期のスイングトレードであります。
しかし、一つ、明確に違う点があります。
それは、日をまたぐと言うことであります。
この日をまたぐことによって、利幅が伸びる。
そもそも、上がると思う銘柄しか買いません。
上がらなきゃ、買い持ちしないのであります。
ですから、損切りもそこそこの位置で切れる、と言うシステムであります。
そして利確をする際、ギャップアップが入る分、損切り幅より大きく動いてくれる場合が多い。
結果、トータルではそこそこ上手くいくのであります。
なぜ、デイではそうならないのか。
デイはGUしない
デイでは、きわめて短期で降りるために、GUすると言うことがないのであります。
ギャップアップしない=利幅が狭い、と言うことです。
デイトレの通算回数は、おそらく何万回やっていることになります。
しかし、ギャップアップ、すなわち特買いになったことなど、そのうち数えるほどしかありません。
デイにギャップアップなし。
このギャップアップが取れないと、効率が悪いのであります。
非効率過ぎる。
その非効率を試行回数で抑えるというか、小分けにして乗り越えると言うのが、できないのであります。
例えば、今朝、複数持ち越していたスイング玉の中には、大きくギャップアップし、1銘柄で他の損失を打ち消すほど値幅が取れたものがありました。
そういう銘柄を持ち越すように、日々努力しているのですから、当たり前と言えば当たり前です。
しかし、デイにはそれがない。
最初からギャップアップ、すなわち厚めの利幅を取ることなど、予定するどころか期待すらしていない。
そういう仕組みになっているのであります。
鬼に金棒問題
確かにデイ・スイング、両方で取れれば、鬼に金棒であります。
資産急増も十分可能。
しかし、であります。
世の中そんなに甘くない。
ここまでやってダメなら、諦めようかと。
挫折にして完結する相場。
これも一つの形であろうと。
退場。
そんな結論に至る。
本日の結果は、デイ負け、スイング負け。
スイングは上記のような事情により、微損で済みました。
しかし、問題はデイ。
レバをかけて大型株へ入ったところ、動かへん。
じりじり下げて来る。
頑張って忍耐して、じーっと頑張って、最後にぶん投げ。
尾張。
終了。
さようなら。
さよならのついでに、いろいろヤバい株持ち越し。