最も危険な銘柄|仕手株のスイングで儲ける方法の思考実験やってみた

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仕手株のスイングトレードについてまとめました。

仕手株の定義については定かではありません。

大きく値上がりする銘柄程度の意味で私は捉えています。

日々値上がりする軽量小型株を目の当たりにしていますと、これらを無視し手をこまねいているのは機会損失のように思える事もあります。

大きな損をせずにトレードできれば、売買の幅を広げる一助となるかも知れません。

なぜ仕手株に手を出すのか

結論:時短のため

個人的見解から言わせてもらえば、仕手株を買う理由は時短に過ぎません。

時間の節約。

儲かるか損をするかはわからないけれど、間違いなく言えるのは短期間に結果が出ると言う事。

私の場合、短期間とは数分、数時間、数日、あるいは少なくとも数週間以内程度の時間軸を指します。

人間は寿命と言う時間制限システムを背負った生き物です。

従って結果が出るのであれば、早ければ早いほど良いのです。

そして、私自身がせっかちな性格であると言うことも関係あるかも知れません。

そもそも大損について言えば、優良・有力な銘柄であっても十分に起こり得るという現実があります。

主力大型株でも大きく下がったら真っ青にならざるを得ない

どこまで下がったら損切りをするのか?

それとも含み損を忍耐してホールドを継続するのか?

その他、様々な課題はあります。

しかし結局のところ、大きく下がるリスクを完全に排除する事はできません。

例としては某主力大型の電力株。

世界一の優良株と言われた日本の誇るディフェンシブセクターのトップ。

想定外の事故があったとは言え、天下の優良株が平気で大きく下がるケースはたまにある事です。

株価が下がると言う意味では主力大型株でも、名も無い仕手株でも同じであり、買ってから下がったら顔面蒼白にならざるを得ません。

仕手株の正体と定義は意味を持たない

相対的に優良株は値動きが小さく、仕手株は値動きが大きい事がほとんどです。

そもそも何を持って仕手株と呼ぶかは諸説あります。

私個人の解釈としては、急激に値上がりし始めたらそれはもう仕手株です。

仕手筋と呼ばれる資金が入っているか否か、それは関係ありません。

もし入っていたとしても、その時点で確かめる術はないです。

そもそもおカネに色はついていないのだから、個人が束になって買っているのか仕手筋が買っているのかは、ザラバを見ている限り判別はできない事です。

後々になって、どこどこの何と言う人または法人がこの株を巨額の資金を持って買っていたと判る場合もあります。

しかし時短目的で短期的なスイングを志す以上、それを知るのは結果が出た(つまり利益確定または損切りをした)後と言う事になります。

値動きの大小と投入ロットの関係性

値動きが大きいのであれば、ロットを減らしておく。

そうすれば大きく値下がりをした場合も損失は少なく抑える事ができます。

日本の上場株の最小単元株数の多くが100株となった今、小型株は数万円から買えるケースも珍しくはありません。

投入資金が3万円であれば、全てなくなっても納得できます。

ですから、小ロットで仕手株に参加する分には、それほど問題にならないと言う事になります。

もちろん数日で株価が半分になるとか、8割下がってしまった等と言うケースを私は何度も見てきました。

ですから、利益確定よりも損切りが大事になることは言うまでもありません。

さもないと、トレードを繰り返した後のトータルにおいて

損切り額>利益確定額

となり涙する結果となります。

優良株と仕手株のメリット・デメリット

主力大型株で中長期投資をするメリット

優良銘柄、とりわけ主力の大型株を中長期で持つことのメリットは、

  1. 経済全体の成長による株の値上がりを頂ける
  2. 配当がもらえる

等が挙げられます。

経済全体の成長による株の値上がりを頂ける

多くの場合、世の中は10年、20年、あるいはそれ以上と言う長期スパンにおいて経済が成長します。

従ってその銘柄に大きな問題が生じて大きく下げたり上場廃止にならない限り、値上りする可能性は低くはありません。

あくまで何十年に渡る長期投資の場合ですが、企業が存続する限り、株が上がる可能性は十分に期待できると言う事になります。

配当がもらえる

優良株は高配当である事も多く、その場合一年あたり投入資金比2%程度の配当が得られる場合も少なくありません。

2%となれば、その状態が50年続けば元は取れてしまいます。

元が取れるとは、投入資金を全て回収してしまう事。

その後はどんなに株が下がっても上場廃止となっても、損はしない事になります。

世のおカネ持ちと呼ばれる人々は既にその域に達している上、巨額の資金が株に振り向けられているため、毎年多額の配当を得ることができる状況にあったりします。

仕手株で短期投資をするメリット

  1. 値上がり率が半端ない
  2. 買い時が何度もやって来る

値上がり率が半端ない

  • ストップ高連発
  • 数日で倍
  • 三倍相場

これらは「怪しい」株が値上がりする場合に良くあることであり、それを得ようとする事は非常なリスクを伴うことであると同時に、手にする事ができれば濡れ手に粟(あわ)。

濡れ手に粟の「アワ」は泡とは違いますが、まさにバブリーな利益をゲットする事ができます。

買い時が何度もやって来る

仕手株では数分で10%値上りし、また数分で10%値下がりする等、良くあることです。

上昇に上手く乗れれば極めて短時間に利益が出ますし、そのチャンスは何度もやってきます。

その反面、大きく値下がりし続ける可能性も否定できないどころか良くある事ですので、リスクは大きくあるのです。

最も危険な銘柄の所以(ゆえん)はここにあります。

主力大型株・仕手株の双方に共通するデメリット

大きく値が下がるリスクは主力大型株・仕手株のどちらにも存在します。

冒頭でも述べた通り、優良株が大きく値を下げることはたまにある事。

上場廃止となるリスクも、株である以上ゼロと言う訳には行きません。

主力大型と仕手株で違うのは、仕手株が極めて短期間で大きく値下がりする可能性が少なくはない事。

爆下げを何度も食らいますと、それを取り返すのは難しくなります。

こう言いますと、仕手株のデメリットが強調されるかのように思えます。

しかし結果が早く出ると言う観点から言えば、仕手株に一日の長ありと言えなくもありません。

そして、大きな損失を食らいたくないのであれば、ロットを下げる事によって可能になるとも言えます。

ロットはどうすべきか

株の一般論:玉は小さくせよ

株式投資一般に言われる事でもありますが、一銘柄に集中投資をする事は大きな利益が期待できる反面、大損の原因となる場合も少なくありません。

大きく損をしていながら今後も株を続ける人に対してのアドバイスとして、「玉を小さくしろ」と言うものがあります。

株で大儲けをした人の中には、初期投資額が小額であった人もおられます。

わずか数十万円の投資額がたまたま数百万円に増え、そこから上手く立ち回って億に到達。

そんな例です。

おそらくそれが最も大損リスクの少ない理想的な方法です。

主力大型株を長期に買い持つ場合でも、一銘柄への投入額は小さいながら多数の銘柄に分散していて配当を得ている状況が最強。

仕手株こそ玉を小さく

平気で数十パーセント下がる怪しい小型株。

そんな銘柄に資金を投入するのは危なすぎます。

玉を小さくする一般論は、仕手株こそ有効。

リスクを下げつつ大きな値上がりに乗るためには、ロット極小が大事になります。

何しろ、いつ値が上がるのか下がるのかは予測することができません。

値上がりを事前に予測する事はできない

株と言うものは一般に、短期であればあるほど値動きを予測する事は難しくなります。

それがよりによって怪しげな仕手株である場合には、なおさらです。

値動きは需給によって支配され、買いが入れば上がるし、売られれば下げ。

誰がいつ、どのくらい買うのか売るのか?

予測は不可能です。

ですが、少なくとも言えるのは値上がりの初期に買う必要があると言う事。

値上がりの初期で買う必要性

大きく値上がりをする銘柄は毎日のようにありますが、いずれの場合にもある程度の値上がりの後に急落することが多いです。

もちろん信じられないほど値上がりし続ける場合もありますが、それは結果論。

そうなると、参加者に出来る事は値上がりの初期に買う事のみ。

もちろん上手くそこで買えたとしても、上がり続ける保証はありません。

どこまで買い持つべきか

下げたら損切り、上がったら利を伸ばす。

この株の一般論に乗っ取り、ひたすら

利益確定額>損切り額

を追求するのが、株式投資です。

そして、ザラバを見ていればいつでも値上がりする銘柄が存在すると言っても過言ではありません。

いつ何どきでも値上がりしている銘柄は存在する

リーマンショックのさなかでも、たいていの場合は一過性とは言え、大きく値上がりしている株はありました。

私の記憶では、リーマンショックの底の底、みんなが真っ青になり株式投資云々のレベルではなく、世の中の経済システムが大丈夫なのかと心配になった時。

日経平均が7,000円割れとなった底値。

その当時に値上がり銘柄が全く見当たらなくなった日があったように記憶しています。

そう考えると、爆上げ株に触れる機会は日常的にある訳で、注意すべきは大損対策のほうです。

仕手株の取引でやってはいけないこと

高値圏で買う

ストップ高を繰り返したような銘柄ですと、ザラバ中にストップ安張り付けとなり、そのままS安を連発するケースが散見されます。

その結果、数日で株価が半分になったとか、それ以上に下げるにも関わらず、逃げられない状況になる事も考えられます。

高値圏は要注意。

手を出さなければ、損をすることもないのです。

負けを認めずナンピンしてしまう

これも良く言われる事ですし、実際私も体験済みの事ですが、ナンピンは高リスク。

ましてや怪しげな銘柄でナンピンは御法度。

マイルールとしてはそうなのですが、たまに思わず手が出る事があります。

大きく値上がりする株は毎日あるのですから、値下がりのほうにベットしてはいけません。

今、それを自分に言い聞かせているところです。