急落を食らい、そのままストップ安張り付け。
なんと怖ろし相場の鉄槌。
最悪の場合、S安連発で逃げられないなんてことも。
この爆下げ罰ゲームを何とか避ける事、これ、短期トレードの急務。
そのためのマイルール。
すなわち、3倍相場は離れる。
このルール、長らく実践中であり、そこそこの効果ありと考えています。
ただし、これで全て安心と言う訳ではありません。
かえってチャンスを逃してしまい、地団駄を踏む場合もあります。
実に相場は難しい。
なぜ3倍相場なのか
短期に3倍まで上げた株は危険、との判断。
従いまして、当方、3倍上げたヤバい株には手を出しません。
忌むべきドカン大爆下げ。
何より、これを避けることが急務であります。
上げ相場は恐ろしい。
急激な上げほど危険性は増します。
ストップ高が連発し、値幅制限の上限が撤廃された場合など、一日で100%上げるなんてこともあります。
IPO株も要注意です。
初値をつけた時点で、すでに高すぎる場合も少なくありません。
この場合、売り出し価格から換算し、3倍を超えていないか、チェックするなどをしています。
相場とはまことに皮肉。
濡れ手にアワで手に入れた利益も、寄らず値つかずのストップ安を食らっては、何の意味もないのであります。
そもそも、利益を失うだけなら問題はありません。
もっともまずい事象、それは、利が乗ってもいないのにとんでも下げを食らうこと。
過去の例では、数日でストップ安を差し挟み、7割下げなんてこともありました。
したがって、この3倍相場を離れるルール、以下のきわめてまれな例を除き、当方は常時かたくなに守ることを常としています。
3倍で必ずしも離れない例外
ストップ高張り付きの状態
ストップ高に張り付いて引けた場合、ギャップアップの可能性に賭け、持ち越す場合があります。
しかし、そんな銘柄を買える場合はまれ。
実際の話、S高張り付けで引け、翌日S安気配なんてこともなくはない。
危なすぎるのであります。
そもそも、3倍相場から離れている筈なのに、その3倍の頂点でストップ高をつかめる筈もありません。
従いまして、これは例外中の例外であり、たまたま乗れた場合は必ずしも降りない、と言う程度のものであります。
下のほうから持ち越している
3倍相場のスタート地点から持ち越している場合。
十分に利が乗っているのであれば、すぐに利益確定をする必要がありません。
しかし、下からホールドして3倍と言うのも、なかなかにして達成困難。
急激に3倍も上げる株はボラティリティが大きすぎるのです。
このため、たいていは振り落とされてしまう。
すなわち、このケースもまれ。
それほど心配する必要はないと言うわけであります。
3倍まで上がる期間
ゆっくり、何年もの期間をかけて上がる場合は、たとえ3倍上がったとしても、それほど気にする必要はありません。
値固めができているためです。
値固めとは、ある程度の出来高をこなし、時間も経過し、マーケットに株価がしっかり周知されている状態を言います。
この場合は、正当な評価がなされた結果であると考えることもでき、急落を心配する必要はあまり高くありません。
では、どのくらいの期間を経て3倍上がるなら良いのでしょうか。
それはよくわかりません。
しかし、3倍相場が数営業日で達成された、など言う場合、これはなかなかに危ない、と言うことであります。
リスク低減のためには、このような株を避けておく。
それが当方の習慣であります。
さて、本日のトレードですが。
思い切りデイでやられました。
スイングの利益は思いのほかショボかった。
海運株がたいしてギャップアップしませんでした。
このため、デイで利益をすっ飛ばし、涙。
明日こそ、この雪辱を果たしたい。
目が血走った状態で持ち越し継続。