リスクとチャンスの板挟みの中、生きるデイトレーダー。
どれだけ運を引き寄せ勝ち逃げできるか?
毎日それを考え、価格差を追いかけます。
本日も値動きの大きい株に吸い寄せられ、マウスを握りしめて。
命運を分けるクリックの行く末は?
利益とは価格差を取ること
結局のところ、株は安く買って高く売る、それしか儲ける方法はありません。
複雑な投資手法を使ったところで、よくよく考えてみると、安い値段と高い値段の価格差を取っているに過ぎません。
(利益)=(高い価格)-(安い価格)
単なる引き算です。
言い換えると、値動きのないところに利益は生まれにくいと言うこと。
何らかの値動きがあり、価格差が生まれさえすれば、そこに投資の機会が生まれます。
それが裁定取引。
価格差が大きい銘柄を探すと
利益を得たいなら、価格差。
そうなると、値動きが大きいIPO銘柄へと目が移ります。
上場直後の新規公開株は、ややもするととんでもない値動きになります。
チャンスが転がりまくっているかに見えるIPO株ですが、同時にとんでもないリスクもあります。
食らったら仕舞いですから。
本日のIPO銘柄
公募価格 | 初値 | |
4425Kudan | 8560 | 成立せず |
9434ソフトバンク | 1500 | 1463 |
(単位:円)
本日初値がつかなかった4425Kudanは8000円台の気配値で終え、1単位100株で80万円以上。
値がさであればあるほど、小額資金の参加者は買いづらいです。
人気があればあるほど買いづらく、損をした時のリスクも大きいとは、資金需要の摩訶不思議。
チャンスあるところにリスクもあり。
値がさのIPO株においては、この程度の水準はまだ安いほうで、過去にはもっと凄い値がさ株はいくらでもありました。
値がさ株とは?
値がさ株と言う語に明確な定義はありません。
大体の意味としては、価格帯が1000円以上の株。
ワンショットの建て代金が相対的に大きい株です。
例えば、本日が上場予定日であった2銘柄も値がさ株。
瞬トレの誘惑
今回、IPO株にしては安い価格帯の9434ソフトバンク。
小額でデイトレ売買を回転させる派としては、願ってもみないワンショット15万円以下の株。
IPOにしては珍しく、午前9時直後に初値がつきました。
残念ながら公募価格割れ。
そして寄り付き後、いきなりどんどん下げ。
公募価格より下で寄り付くと、たいていのIPO株は冴えない値動きになる場合が多いです。
しかし、このソフトバンク株はとんでもない売買代金。
寄り後1分と経たないうちに1000億円以上。
何がどうなってこの売買代金になっているのか、さっぱりわかりません。
株ツールの価格表示がもの凄い点滅状態。
「コレ、瞬トレ、イケるのやないか?」
「適当にインしても1~3円ずつ抜けるのではないか?」
“危ない誘惑” ここにあり。
なぜ危ない誘惑なのか
その瞬間、いきなり特別売り気配。
インしていたら即座にやられていました。
助かったのは運。
特別売り気配の後、さらなる下落が来るのか、それとも多少はリバウンドが入るのか。
リバが取れれば勝ち、特売り等を食らえば電気椅子送り。
判断の時間、数秒。
特別売り気配への買い、勝手に手が動きました。
肩をすくめザラバを立ち去る男
瞬時に+4%。
こんなデイトレ、この数年したことありません。
瞬時に今月、月次プラ転。
もの凄くラッキーな瞬トレ、達成。
ツキを全部使ってしまったかも。
こういう時は下手に追撃買いを入れると、たいてい爆損させられます。
午前10時にはまだ早かったですが、早めのデイトレード撤退。
肩をすくめる欧米人のポーズでザラバを後にしました。
12月19日のトレード結果
めずらしく、以下の損益の数値に赤い文字がありません。
(マイナスは普段、赤文字で表記。)
2営業日連続で建て代金は少額。
それで月次損益プラスへ。
やはりデイトレは手数ではないのかも…。
年末相場、このまま損なしで乗り切りたいと思いました。
【デイトレード新規建売買代金合計】
(買建)概算80万円
(売建)なし
【デイトレード売買銘柄】
(買建)9434ソフトバンク
(売建)なし
【デイトレード損益】+1.7万円
【スイングトレード損益】+1.5万円
【本日のトータル結果】+3.2万円
【今月の損益】+2.3万円
【持越ポジション】新規買建1銘柄(東証1部)
新規売建2銘柄(主力株)
【含み益】なし
【225オプション】ポジションなし