しょぼい勝ちの何がまずいか。
トータルで負けるからです。
損は大きく、益が少ない。
これが大方の負けパターンであるからして。
すなわち、チマチマ勝っては胸をなでおろす。
これが最も注意すべき相場の病であります。
爆益なくして勝ちは続かず。
聖杯は大きく取ることにあります。
薄利に聖杯なし
塵も積もれば山となる、これは損をしないことが前提となる格言であります。
サラリーマンである限り、労働の対価がマイナスとなることはありません。
だからこそ、コツコツ積み重ねる意味があるのであります。
しかし、ある日突然全てが奪われる。
それどころか大きなマイナスを食らう。
これではチリツモの意味がないではありませんか。
相場においては、この突然の大ヤラレが比較的頻繁に起きるのであります。
薄利に聖杯なしとは、この意味においてであります。
別の表現で言えば、以下となります。
爆上げ取れずして
相場においては、爆上げを取ることで、全ての解決の糸口となることが多い。
すなわち、爆上げを取らずして相場は成らず。
ザラバでは、日々15%上げる銘柄、20%上げる銘柄が存在します。
5日で倍もあるよ、と。
にも関わらず、なぜそのうちの数%すら頂けないのか。
トレードが下手だからであります。
下手なもんだから、0.1%をかすめ取るようにしてトレード巧者のような顔をする。
これが精一杯なのであります。
なぜ精一杯なのか。
精一杯の理由
なぜ、そんなに頻繁に野山に出て、背一杯に葉っぱを食べねばならないのか。
草食動物であるからです。
草食動物は、そのエネルギー効率の観点から、大量のエサ、すなわち植物を捕食しなければなりません。
常に野山に出て、日がな一日、精一杯、葉っぱを食す必要があるのであります。
葉っぱは栄養が少ないので、大量に捕食し、時間をかけて消化しなければなりません。
このため草食動物は体の容積に占める胴体の比率が大きい。
葉っぱを胃にためこみ、一生懸命に消化吸収しなければならないのであります。
しかし、ヒグマに出会ったら最後。
一撃ワンパンを食らい、むさぼり食われるのみ。
これが世に言うベア相場であります。
ヒグマ到来ベア相場
ベア相場とは、ブル相場の対義語であり、弱気の下落相場を意味します。
ぺんぺん草も生えないベア相場にて、草食動物はエサに窮してしまう。
窮するどころか、ヒグマさんの前に成すすべなし。
みずからがエサとなる。
これがヒグマ到来ベア相場の心であります。
熊さんに出会いたくないものですな。
さて、本日のトレードは、デイなし・スイング勝ち。
またショボ勝ちやった。
もう知らん。
ショボ勝ちは損切り相当。
そう思って、落ち込みながらテケトー買い持ち。
ストポ銘柄などアレな株ばっかり、ぶち上げ狙い。