低位株のデイトレで一撃を食らわないための方法。
私なりの退場回避法をご紹介します。
運で助かる面は大きいです。
デイトレードは薄氷を渡る投資法。
万一氷が割れた瞬間には、えも言われぬ恐怖がやってきます。
特売気配のままガンジガラメにされることも。
毎日がその葛藤との戦いです。
低位株のデイトレで顔面蒼白
本日の相場は、低位株ばかりが動き回る、何とも難しい相場。
低位の小型株は、売買代金の割には値動きがあります。
上手くやれば利幅を稼げます。
しかし、予測のつかない突然の値動きも多いです。
今日の前場のヤマ場は、10時前の9399ビートの特別売り気配でした。
天井の296円をつけてからだらだらと下げて235円。
その直後に特別売り気配。
40分間以上特売りのまま下げ続け、ストップ安の180円で寄りました。
特別売り気配!9399ビート分足
(図は手書きの分足チャートですので、若干の誤差はご容赦ください。)
特売り状態のままで下落した幅は55円。
1000株、金額にして235,000円分持っていただけで-55,000円。
実際にはそれ以上やられた方もおられるかも知れません。
金額が大きかったら、一撃退場をも免れない値動きです。
ゼロが1つあるいは2つ多かったら…。
あまりの危険性に思わずうなりました。
私も9時台にインしていましたから。
特別売り気配、再度の恐怖
前場10時以降は、心なしかいつもより急騰銘柄の数が少なかったです。
やはり低位株ばかりが目立つ難解な相場。
警戒し手数を減らしていたおかげで、ビートの特別売り気配を食らわずに済みました。
運です。
300円以下の低位株は、値動きが大きい反面、値動きに対する売買代金が小さいです。
いきなりとんでもない値動きをすることも、しばしばあります。
しかも、値下がりした後に急激に売買が細ることも良くあります。
そうなると、損切りしようにも立ち往生。
そんな経験を幾度となくやっています。
ビートのストップ安からの物凄いリバウンド。
恐怖でインすることができませんでした。
「インした途端に特別売り気配を食らったらどうしよう?」
それが本音。
たった100株、金額にして18,000円分を回して、100円ずつ頂く方法を試せば良かったかも知れません。
ストップ安張り付けを食らっても、そのくらいの金額ならあきらめもつきますので…。
そのようなとっさの機転の効かなさも、トレードが下手な表れ。
それでも本日は、寄り付き直後の30分程度で特に大きい損切りもなし。
ほっと胸をなでおろしていました。
27年来の新高値相場はどこへ?
後場はマザーズ指数、ジャスダック指数ともにだらだらとした下げ。
個別銘柄も右肩下がりの分足チャートばかりでした。
米国株や日経平均の新高値につられて、複数銘柄のポジションで新規買いでもしていようものなら、とんでもないことになっていました。
後場の急騰銘柄を探しても、昨日と同じく弱さを感じる銘柄ばかり。
「この銘柄、1人か2人で買い上げているのではないか?」
そう思えるくらいに“流行っている感” がありません。
後場早々にこれはダメだと思い、今日もまた様子見する方針になりました。
私の場合、後場で一気にやられる確率が高いです。
後場でやられると、時間的に取り返すのは難しくなります。
弱い相場では、前場で利益を出して後場は様子見すると言う姿勢。
相場の流行り具合から言っても、タイムマネジメント上から言っても必要だと思われました。
後場もどんどん売買代金が上がる活況な相場が、そのうちまた来るのでしょうか?
薄氷のスキャルピングトレード
不注意なトレードで後場に一気にやられた1営業日。
それを除いては、ここのところ営業日にして10営業日以上の間、連続勝ち。
微益ながらも、今のやり方を当面続けることになりそうです。
デイトレードの苦手意識からは、いまだに脱することができません。
薄氷を渡る日々です。
本日のビートの特売りを食らっていたら、ブログを書く気持ちさえ吹き飛んでいたと思いますが…。
やはり大損を食らわないことが大事。
当面は警戒マックスでチマチマとデイトレを継続するほかなさそうです。
本日のトレード結果
【デイ新規建売買代金合計】(買建)概算190万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)2134燦キャピタルマネージメント、2321ソフトフロントホールディングス、2673夢みつけ隊、3441山王、4398ブロードバンドセキュリティ、9399ビート・ホールディングス・リミテッド
(売建)なし
【デイトレード損益】+1.1万円
【スイングトレード損益】なし
【本日のトータル結果】+1.1万円
【今月の損益】+0.8万円
【持越ポジション】新規買建1銘柄(新興株)
新規売建なし
【含み益】+0.2万円
【225オプション】ポジションなし