株の買い時|10月に下がる?スイングトレード経験則|私の相場アノマリー

秋相場のアノマリー

日経平均の高値・安値について過去のアノマリーを調べてみました。

10月をめぐる特徴的な相場の動き。

ここに利益を生み出す泉がわいているのでしょうか。

データ・表によってその謎を解明するべく、数値を分類整理。

経験則とボラティリティーの戦いこそが株式投資の本質なのかも知れません。



秋相場、魔の相場アノマリーとは

「女ごころと秋の空」とは秋の天候の移り気な様子を表したもの。

実はこのことわざ、江戸時代にできたそうです。

移り気なのは、女性だけでないと思いますが。

日本では、秋相場と言う言葉もあり、江戸時代の米相場以来、秋に相場の変動が荒くなると言う季節アノマリーがあります。

日本株の動向は常に米国株に左右されるとは言え、工業国であり”景気敏感セクター” です。

景気動向に対し最も敏感であると言うことは、日経平均単独で十分に今後の動静を占うことができるかも知れません。

比較的短期でトレードをする際には、この”景気敏感セクター” の動向が最も気になります。

日本株の中でも、特に”景気敏感セクター” と言われる非鉄金属株等の軟調傾向については、以下の記事にも書きました。
株の売り時|おすすめできる?私の判断方法|相場の買い時は紙一重?

そう言ったことから考えると、どうも当面は、移り気な秋相場への不安を払いのけられそうもありません。

過去20年の日経平均チャートは…

確かに2008年のリーマンショックも秋でした。

とんでもない目にあったのは記憶に新しいです。

10月の移り気な相場で、全体相場が大きく下げた時に日経平均を買い、次の高値で売るとした場合、過去20年ではどのようなパフォーマンスになるのでしょうか。

日経平均の”10月安値買い”のパフォーマンス

リーマンショックを含め検証する意味で、過去20年の日経平均チャート(月足)における秋から翌年春にかけての高値、安値を振り返りました。

日経平均の10月安値から、11月または12月のうち高い方の高値までの値上がり率を計算しました。

10月安値買い、11月高値 or 12月高値売り
勝敗 値上率
1998年 19.8%
1999年 10.4%
2000年 8.2%
2001年 16.5%
2002年 13.4%
2003年 6.8%
2004年 8.8%
2005年 26.5%
2006年 7.9%
2007年 4.2%
2008年 36.1%
2009年 11.2%
2010年 13.2%
2011年 7.2%
2012年 23.0%
2013年 18.7%
2014年 24.1%
2015年 15.1%
2016年 18.4%
2017年 14.8%

こうしてみると、結構勝率は高いです。

秋に安くなる(その後に戻る)相場と言うのは、まんざら嘘ではないかも知れません。

10月の安値をつけてから少なくとも5%程度は戻っていると言う結果。

しかし、これは、10月の安値でピンポイントで買えたとした場合です。

実際には、それ、かなり難しいですから。

また、日経平均の5%はボラティリティー(変動率)が上がると、一日で動いてしまう場合もあります。

このため、上手く高値で売るのも結構難しいです。

さらに注意すべき点としては、2009年は10月安値以降11月にさらなる安値をつけています。

そこで損切りの憂き目に合う可能性も十分にあったと言うことになります。

次に、日経平均の10月安値から、月足で翌年1月~5月において、最も高い高値までの値上がり率を計算してみました。

10月安値買い、翌年5月までの高値売り
勝敗 値上率
1998年 35.3%
1999年 21.3%
2000年 0.9%
2001年 25.8%
2002年 7.6%
2003年 19.9%
2004年 13.2%
2005年 35.1%
2006年 14.2%
2007年 × -9.9%
2008年 36.1%
2009年 18.5%
2010年 18.7%
2011年 22.9%
2012年 87.8%
2013年 18.7%
2014年 42.2%
2015年 15.1%
2016年 20.8%
2017年 18.5%

期間が長くなると、若干バラつきが大きくなります。

アベノミクス開始の2012年秋からの相場は破格な値上り(87.8%)であるのに対し、リーマンショック前の2007年末はマイナス(-9.9%)ですから。

やはり、2007年末頃から密かに売っていた米国のハゲタカファンドの人、いたのでしょうか…。

また、2008年のリーマンショック時には、ボラティリティーか極度に大きくなり、一日で日経平均がとんでもなく上下すると言う事態に至りました。

ですので、上手く底で拾うのはやはり難しかったと思います。

さらに、2013年と2015年は年越し前の12月に高値をつけています。

そうすると、日経平均が15%程度上がったら利益確定したほうが良いのかと言う気もしてきます。

しかし、そんなチキンでは、アベノミクス初期、2012年末からの87.8%上昇には到底乗れませんけど。

そして当然ながら、突然の大きな天変地異や政変、その他の材料があれば、上記の勝率には何の意味もなくなります。

くれぐれもご注意ください。

欧米のハゲタカファンドは秋に売る?

そもそもなぜ秋相場で相場が軟調になるのかと言うと、欧米では年度末が12月であるため、11月くらいまでには売り切るべき銘柄を売るからだとの説があります。

そして、新年度入りする1月に新規の株買いが入ると言うことらしいです。

それが1月効果であると。

日本では3月が年度末ですが、そのあたりの欧米とのズレがどのように効いてくるのか、いまいちよくわかりません。

”掉尾の一振”(とうびのひとふり)と言う言葉があって、日本株の12月は比較的強い相場。

“節分天井” からすると2月が高値との認識ですが…。

とにかく、相場のことを相場に聞いた結果が、上記の表と言うことになります。

2018年の秋以降は、2007年末のようなことにならなければ良いと思います。

秋に買って春に売るは有効?

10月効果と言う言葉もあります。

10月、相場が崩れると。

ここは一つ、10月から長めのスイングトレードにチャレンジしようかと思います。

しかし、経験上、買ってから爆下げをしたら、何をどうやっても損しますので、難しいですね。

上の表ですと、春まで持ち越してしまうと、日経平均の騰落に結構バラつきが出ます。

強い株を選べる銘柄選定能力がある人なら、そこそこ握力キープでいけるのかも知れません。

いずれにしてもアノマリーはアノマリー。

それで100%上手く行く保証はどこにもありません。

相場にリスクは常につきものです。

幸運を祈るしかありません。


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本日のトレード結果

【デイ新規建代金合計】(買建)概算80万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)9271和心、5721エス・サイエンス
(売建)なし
【デイ損益合計】-3.0万円
【持越決済】なし
【本日のトータル結果】-3.0万円
【今月の損益】+3.5万円
【持越ポジション】新規買建5銘柄(新興株×3、東証1部×1)
新規売建なし
【含み益】+0.1万円
【225オプション】ポジションなし

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