相場は網羅的にウォッチしなければなりません。
1銘柄を見逃したために、機会損失となることは多い。
なぜグイグイ来る、楽勝銘柄を見逃してしまうのか。
おいしい銘柄は残らず監視する必要があります。
視野の広さにおいて、誰にも負けないようにする。
そのためにやっていることは、当方の場合、以下であります。
値動きを見逃さない
動意づいた銘柄は一つも逃さない。
監視下において、1銘柄も、です。
それが当方の切なる思い。
なぜなら、1銘柄で10倍取れるなどと言う、相場の暴挙。
これが日々起こり得るのであります。
例えば、低位株の場合。
1日に平気で2割、3割上がることがあります。
それどころではなく、50円の株が80円になって、6割上がるなんてことも。
これを逃がして、0.1%をこそぎ取るスキャルピングなど、愚の骨頂。
見逃しはトレーダーにとって、忌むべき行為に他なりません。
これを防ぐためには、低位株のみならず、直近IPO、新興株の急騰株など、各方面のフィルターから網羅的に捉える必要があります。
日々更新する銘柄群
売買高によるセレクト
当方が日々更新する銘柄は、売買高が上がっている銘柄群であります。
売買高に着目すれば、動意づいた銘柄を概ね捉えることができます。
実は、この売買高上昇銘柄群は、数にして結構多い。
手際よく拾う必要があります。
東証プライムの銘柄群については、売買高だけでセレクトしていくと多過ぎになる傾向があります。
プライムに関しては、新高値銘柄にスポットを当てる、など、絞り込みが必要であります。
爆下げ銘柄
なぜ爆下げに注目するのか?
その答えは、急に反発することがあるからです。
爆下げ銘柄については、東証プライムだけでも、日々数銘柄程度は出るものです。
相場が悪くなりますと、この数が増えてきます。
例えば、311の震災直後においては、とんでもない数の銘柄がストップ安をつける事態となりました。
このような極端な日も
- ストップ安
- 新安値
などに着目して、日々登録銘柄を更新するすべが必要であります。
登録を固定している銘柄群
当方が固定的に登録している銘柄群の例は、以下。
主力大型50
主力の大型株は、相場の全体的な方向性を判断する際に使います。
方向感は、日経平均やダウ平均を見ているだけでは、今一つつかめません。
ある程度、個別を見る必要があるのです。
ただし、主力大型だけでも数はかなり多いですので、50程度に絞り込んでいます。
これより多く監視をしますと、当方の場合、一周して見て回るのに負担が感じられます。
短時間に一周できないからです。
IPO150
新規IPOが追加されるごとに、あらたに監視銘柄を増やしていきます。
IPO株は値上がりにおいて、もっともグイグイ来るセクターです。
当方の場合、新規上場後1年程度の銘柄は、全て監視することとしています。
その場合の数は、トータル150銘柄程度です。
低位300
低位株は局所的に上がる場合があり、その場合は最も値上がり率が高い。
平時は動かない銘柄がほとんどですが、動き出したら凄いのであります。
300円以下の銘柄を全て登録すると、その数は概ね300程度となります。
正直300は多いので、見るのが苦痛であります。
登録銘柄数
上記のように登録していきますと、トータルでは常時監視が600、その他に固定的に登録し、たまに見返す銘柄が800程度となります。
合計登録数にして概ね1400。
常時監視600
上述のグイグイ来そうな銘柄、この候補が合算して約600。
この程度なら、1日の中で何とか目を通せる範囲です。
その他800
登録だけしている、と言う感じで、あまり見返さない銘柄が800。
これらはセクター別に整理しています。
1年のうち1度も見返さないこともあります。
たまに思い出したように見直すと、いつの間にか上場廃止となって、空欄になっている銘柄があります。
目的はグイグイ上がる銘柄ですので、動かない銘柄をいくら監視しても意味がないと考えています。
動く銘柄の数
日々相場を見ていますと、平時では、動く銘柄は概ね600程度です。
この程度を監視していれば、視野の広さにおいて、他の相場参加者に後れを取ることはないような。
(あくまで感想。)
ただし、311の震災時や、リーマンショックの大底でめちゃくちゃな相場の日などは、この限りではありません。
そんな日は、監視すべき銘柄の数が急増必至。
より絞り込みを強化し、精選するなどの工夫が必要となります。
以上が当方の相場感の下地となる、監視銘柄に関する思いであります。
さて、本日の結果はデイなし・スイング勝ち。
勝ちと言っても昨日PTSで薄く買った銘柄のみ。
利益薄すぎ。
相場はじわじわ上がり続けたのに、つれー。
新興株ずらっと買い持ち。