相場の成否を決するもの。
それはパーセントであります。
百分率が相場を制する。
そう思うに至った諸事情、そして当方の相場感想文をまとめました。
飯のタネはどこにあるか
値動きの大きい株なら数分。
それでしっかり利益が出ます。
十分な利益です。
5%動けば200万玉で10万の利益。
何回か当てれば、それで飯が食えてしまう。
ただし、その逆もあります。
そうなると、飯を食うどころか、あまりに酷い。
ひとたび食らったら、ポジションを持ち越すなど不可能であります。
逆に動かれたら、あっと言う間に終わる。
それが相場の宿命であります。
IPO株なんて、30秒で20%やられる、なんてこともあるよ、と。
したがって、選りすぐったチャンスを限定して入る必要があるのであります。
すなわち、選りすぐりのチャンスが飯のタネ。
そういう結論であります。
損3%以上はアウト
値動きを巡る戦略、これは実はかなり困難なことを目指していることになります。
困難なのだから、月1~2回利益が出れば十分であります。
含み損で様子を見るなど、論外。
当方の場合、そう思っています。
含み損を耐えますと、平気で5%やられてしまう、なんてことになりかねないのです。
すなわち、大事なのは5%以上やられないこと。
いや、正直に言えば、3%以上のやられはアウトであります。
玉が小さくても大きくても関係ありません。
3%以内の損切りに抑えつつ、イケる時にドカンと行く。
ドカンと言うのは、当方の場合、20%を意味します。
それ以外は手を出さず、見ていれば良いのであります。
デイで降りたら負け
チャンスはデイ・スイング、両方にあります。
デイ・スイングを区別するというのは、人の勝手な意向。
相場から見れば、無意味な区別に過ぎません。
スイングで入って、思いのほか上がってしまって、慌てて利益確定。
結果的にデイになる、と言うのが然るべき姿であります。
正直に言いましょう。
このスイング目線でイン、途中で慌てて降りてデイになると言うのは、当方にとって、実は負けに近いのであります。
実際、途中で降りずに翌日まで持ち越していれば、2倍・3倍イケる場合が少なくないのであるからして。
いや、本当のチャンスならば、ほぼほぼ、そうであります。
デイ5%の勝ちは、実は10%、20%、イケた筈なのです。
なぜなら、見渡せば日々、10%~15%上がる銘柄はゴロゴロあります。
翌日まで含めれば、その倍もあるよ、と。
相場においては、毎日がその状態であります。
ですよね?
不規則・不均等のチャンス
ボラがそれだけあるのに、なぜ0.01%取って喜ぶのでしょうか。
チリも積もれば山となる、ですか?
言い換えれば、2000回トレードすれば、20%取れる。
1日80回として計算すると、1か月はかかりますな。
それでも勝てれば十分です。
しかし、当方に言わせて頂ければ、チャンスを不意にしてその調子では、とても喜べやしない。
チャンスと言うのは、優位性が固まって落ちている状態を指します。
0.01のチャンスはそこいら中に落ちているかも知れません。
これに対し、20の方のチャンスは不規則かつ不均等、たまにしか落ちてはいないものであります。
これを無視して0.01を取りに行くか、それとも20を取りに行くか。
当方の場合、20を取りに行き、スイングまで持ち込めて完璧な勝ちなのであります。
0.01を取るがために20を逃すというのは、場中くまなく目を凝らし、視野を広く持つふうでいて、その実、視野を狭めているに近い。
デイ・スキャの諸事情
なぜデイ・スキャが多く、大儲けの主もデイ・スキャなのであるか?
この答えは、その方が助かる筋が世に多い、と言うことであります。
株屋さんの事情。
月に1回や2回のトレードでは、商売上がったり、ですから。
そうではなくて、月に2000回以上トレードしてもらい、手数料・金利を得る。
その方が都合が良い、そういうことであります。
個人が大損して退場となれば、結局のところ、株屋さんも飯のタネを失うことになります。
いずれにせよ、生き残らねばならない、そういうことです。
何としてでも。
成敗のすべて
当方、もはや、デイなんかやりません。
それよりも、本当のホント、イケイケのチャンスを探すこと。
これが聖杯の全てであり、成敗の全てを決するものであります。
結果としてデイとなる、これも利益が出たとしても、負けに等しい。
はっきり言いましょう。
昨日、場中に降りた銘柄をそのまま持っていれば、余裕で利益は2倍になったのであります。
場合によっては3倍イケた。
20%取れたのであります。
これは明らかに負け。
明らかに取り逃し。
そんな思いの大引け。
本日の結果は、微益と言うか、ほぼスイング±0。
玉小さかったですから。
新たに厚めに買いポジを抱え、また明日であります。
玉デカし。