持ち越すかどうかを決める基準

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当方が短期の持ち越し、すなわちスイングトレードの際に注意している事柄。

以下、端的にまとめてみました。

誰でも思いつくようなことですし、これをやれば儲かると言う訳でもありません。

したがって参考にはなりません。

当方の趣味で書き起こしたまででございます。

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アメ株の動向

米国強けりゃ世界が強い

当方がまず第一に気にする動向、それは米国株です。

これが上げているのか、下げているのか。

グイグイ上げている場合には、持ち越す場合が多い。

米株がぶち上げている場合、いきなり暴落する確率はあまり高くはありません。

絶対にそうだとは言いませんが、まあ大体。

これで失敗することもありますが、そういう場合は翌日の寄り付き、成り行きでブン投げ的な。

これでまだ生きているのですから、まあだいじょぶなんじゃね?と言う。

危ないっす。

米株要因ではありませんが、311ショック当日にほぼ全力持ち越ししていて、爆損したこともあります。

その際も、前場寄り付き・ぶん投げ損切りで逃げました。

しかし、その後数営業日のスイングで損失分を全て取り返せたと記憶しています。

ですから、米株を見て、大丈夫そうなら危険をかえりみず。

けっこう強気で持ち越してしまいます。

それが当方のヤバイ持ち越し方法です。

欧州は米国のおまけ

欧州株はあまり重視しません。

なぜなら、長らく相場を見ている限り、欧州は米国に追随します。

欧州が米国を引っ張るなんてことは少ないのであります。

これは日本株と米国株の関係にも似ています。

何を言っても米国株の影響が強い。

日本発の震災の際も、日本株は大爆下げでしたが、米国株はそれほどではなかったと記憶しています。

ともかく、世界の動向は米国に追随すると考え、実際にそれが裏切られたことは少ないのであります。

上がってるのか下がってるのか

世界の相場が上がっているのか、下がっているのか。

これが次に大事な点であります。

上がっている場合

相場が上がっている時には、いわゆるヤバい系の株ですらワラワラと上がり始め、ストップ高も連発するもの。

そこにそっと乗っかる訳であります。

S高値の近くでビビりながら買い、持ち越し。

10個持ち越したら、4個くらいギャップアップするだろうと言う。

その他にも、素っ高値持ち越しできそうな銘柄を探します。

下がっている場合

異様に下げている銘柄を買う場合が多いです。

どのような値動きなら、異様な下げと判断するのか。

これは結構難しい。

一言では表現できません。

一例としてあげるならば、311ショック直後、ストップ安張り付けとなる銘柄が続出しました。

この時、勇気をもってS安の銘柄を買って行き、そこそこの利益が出たと記憶しています。

しかし、これは相応のリスクを伴うトレードであり、けっしてお勧めできるものではありません。

ストップ安連発もあり得ますので。

個別株情報

売買代金

当方、売買代金重視であります。

これは、売買代金が多いほうが予想を裏切られることが少ないと考えているからです。

あくまでそう考えているだけで、実際にそうなのかどうなのかは保証の限りではありません。

さらに、板が薄い銘柄より、厚い銘柄のほうがブン投げる際、幾分ラクであります。

突然の特別売り気配となる場合も少ないような気がします。

あくまで気がするだけですが。

材料は無関係

当方、短期の持ち越しに際しては、材料を気にすることはありません。

ずいぶん以前より。

なぜなら、得られた情報より株価が上がると判断したにも関わらず、裏切られることがあります。

どのくらいの確率をもって裏切られるかと言いますと、これが結構低くはない確率なのであります。

上がる筈なのに下がった、それが体感4割より多いくらい?

それだけではありません。

相当な確度を持って上がると判断したにも関わらず、予想を大幅にくつがえして大爆下げ、なんてことも普通にあるのです。

その逆もある。

予想は相場においては全く当てにならない。

以後、う~んと唸って、材料を見ることはしなくなりました。

材料で株価を当てられる、そんな頭の良い人なら有効なのかも知れません。

ヤベー株は小さく

ファンダメンタルその他をパッと見して、ヤバい株は大きくは持ち越しません。

例えば、上場廃止懸念の銘柄など。

買ってからいきなり廃止決定と言うのもあります。

以前に当方、某主力・大型、航空株の上場廃止決定直前、持ち越すかどうかかなり悩んだことがあります。

持ち越していれば、ストップ安を挟んで株価100円位から7円辺りまでやられていたと記憶しています。

もともと天下の優良株でしたので、厚く持ち越そうとしていたのです。

間一髪、何の風の吹き回しか知りませんが、それは免れることができました。

非常に危なかったです。

運。

ヤバい株、あるいはその可能性がある株は小さく、これが基本であります。

分散して何とか益る

当方、材料はあてにしませんので、持ち越す場合にはなるべく複数銘柄を持ち越します。

どっちにしろ4割くらいしか予想は当たらない、そう考えています。

自分の予想を信頼していません。

それを分散で乗り切るわけです。

いくつか持ち越せば半分は上がるでしょ?的な。

適当かよ。

うまくいかない時もあります。

その場合はすぐ損切り。

これがつらいのですが。

極端を狙う

素っ高値買い

ブチ上げ素っ高値を買って行きます。

この手法はまあまあ使えます。

しかし、損切りしないで耐えてしまうと、まあ大損します。

下がり始めたら早いですから。

ですが、ギャップアップ幅が大きくなる場合があります。

それが狙い。

どん底買い

トンデモ下げを買う。

ヤバい株もあります。

廃止懸念の銘柄など。

実際、エライ目に合った場合も。

S安連発も食らいました。

何度も。

しかし、皆が敬遠する株は思わぬギャップアップをする場合があります。

危険の裏に利益あり。

S高張り付き狙い

この手法、絶対ではありません。

ストップ高張り付きの銘柄を手にすることができても、いきなりギャップダウンすることも普通にあります。

ですので、儲かったら儲けもの的な手法。

S高張り付きを持ち越せたら、ギャップアップする確率はそこそこあります。

しかし、一つ、問題があります。

張り付いていたのにいきなり棒下げ、特別売り気配なんてこともあるのです。

油断も隙もありゃしない、けれども持ち越せたら、そこそこ安心感がある、それがS高持ち越しの手法であります。

本日もS高持ち越しのおかげで助かりました。

他にいくつか持ち越した株は、ほとんど同値かギャップダウンでした。

寄り付き直後に「あーまた損失かよ」と思って落ち込んでいたら、1銘柄だけ特買い気配、ギャパップびんびん。

気づくのに10分かかりました。

まさにS高強しであります。

デイも勝ち。

主力の値がさ系がブイブイ言ってました。

結果、デイ・スイング両方合わせて、大儲けとは行きませんが、まあまあの利益となりました。

明日以降もこの調子でお願いします。

含み損で怪しげな株ばっかり持ち越し。

海運も買い持ち。