株歴もそこそこ長ければ、大損した経験も一度や二度ではありません。
どうすれば株のコツを掴めるのでしょうか。
リーマンショックで揉みくちゃにされ、トンデモない目に合い、その後も長きに渡り悩み抜いて得られた結論。
結局のところ、投資の王道を行くしかありません。
1.データを保存し手法を考える
株式投資と言えば、短期・中長期、どのような時間軸で取引するにせよ、利益が出なければ意味がありません。
そして結局のところ、利益がでるかどうかは確率論。
確率の高い行動を取らない限り、有利にはなりません。
自分のトレードの確率とは?
これについて、ある程度の目測を立てる必要があります。
私のトレード実例
例えば、最近私がやっているデイトレードでは、利益が出る確率がだいたい8割~9割くらい。
「8割~9割って凄くね?」
いいえ、そんなことはありません。
実情は…。
1割~2割くらいの負け。
この時大きくやられることが多いです。
それでトータル大負けになってしまいます。
それを食らわないよう、全力の注意をもって損切り。
必死です。
勝率が高い場合には利幅が薄くなり、損切り幅が広くなる傾向にあります。
勝率と利幅は表裏一体。
それらはデータを集め分析すれば明らかです。
勝率と値幅はどう見込めば良いのか
トレードが上手だと言われる人は、意外と勝率が低い反面、大きい値幅で勝つものだ、などと言われます。
そのやり方をいくら私が挑戦しても上手くいかないので、逆にそれらは本当のことなのでしょう。
ですので、私の場合、その大きい値幅のトレードはあきらめて、細かく取るやり方にならざるを得ません。
出来ないものは仕方ありませんので…。
2.ネット情報をサクッととらえる
トレードの方法論とは別に、相場とは相場の事情で動くもの。
ザラバの値動きを追いかけていると、急激に雰囲気が変わり、「何が起こったんだ?」と思う場面も1ケ月に1回くらいはあります。
リーマンショックで遭難の連続
リーマンショックの一番下げている頃、つまり2011年の10月頃には、毎日が遭難状態でした。
日経平均自体がとんでもない値動きで上下しているのに、先物が全然動かなくなったこともあります。
「何だコレは?」と思ってネット掲示板を見たら、「サーキットブレーカー」と言う言葉が乱舞していました。
サーキットブレーカーとは
指数先物取引などにおいて、変動幅が基準を超えた場合に取引を一時的に停止する措置のこと。
個別株で言えばストップ安のようなものです。
「リーマンショックのお知らせ」など来る訳もない
◯◯ショックに直面したら、それを告知するお知らせは来ません。
サーキットブレーカーが入ったとしても、メールで知らせてくれる訳でもありません。
自分でネット情報その他を見て、「そうなんだ」と判断するしかありません。
このように、不慮の思いがけない相場に直面した時、結局のところ頼りになるのはネット情報と自分の判断。
最近では速報性において言えば、ツイッターもとても便利です。
3.大きめのイベントを頭に入れておく
最近よく聞くイベント投資法。
何らかの出来事を追いかけつつ、期日に向け株を仕込む方法論。
例えば、東証の上場市場の区分け変更。
これを契機に個別株が大きく動く可能性もないとは言えません。
とりあえず、当面のイベント投資法にもなり得る出来事と言えます。
ここは情報を掘り下げたいところ。
東証としては、マーケットにインパクトを与えないよう、時間をかけて事を進める可能性もあります。
いったいどのように株を仕込めば良いのでしょうか。
4.自作アルゴで戦う
どんなに準備万端でトレードに臨んでも、ネット情報を自在に取り込もうとも、AIの繰り出すハイ・フリークエンシー・トレードのスピードにはかないません。
ハイ・フリークエンシー・トレードとは
超高速で超高頻度、目に見えないトレードで弱小個人を打ち負かしていくスーパーシステム。
それがこのハイ・フリークエンシー・トレーディングです。
頭文字を取ってHFTとも言われます。
そもそもトレードの速さでは、人間がコンピュータにかなう筈もありません。
私のHFT対処法
私個人の対処法としては、あえてトレードをゆっくりやること。
遅い発注を当然の事として、自分は自分のアルゴリズム、つまりトレード手順に従い機械的にトレードします。
向こうがミリ秒単位のアルゴなら、こちらは数分単位の超遅アルゴ。
5.分散投資・究極のやり方
どんなやり方を取るにせよ、1つのカゴに卵を盛る方法はリスクがあります。
別々に盛られた卵。
それが分散投資のメリットです。
まとめて全ての資金をパーにすることは避けなければなりません。
それが株をやる上で、最も大事な点と言っても過言ではありません。
3月18日のトレード結果
「デイトレがそこそこ機能している、これ、イケるのでは…?」
なかなかたどり着けなかった、デイトレード迷宮からの出口が見えてきました。
「もう少しでデイトレ克服できるか?」
だんだん調子に乗って来たような…。
そろそろドカンが来るのでしょうか?
明日以降が正念場です。
【デイトレード売買銘柄】
(買建)4274細谷火工、6208石川製作所、7709クボテック、9517イーレックス、9820エムティジェネックス
(売建)なし
デイトレード新規建売買代金(買建) | 概算160万円 |
デイトレード新規建売買代金(売建) | なし |
デイトレード損益 | +1.6万円 |
スイングトレード損益 | なし |
本日のトータル結果 | +1.6万円 |
今月の損益 | +4.9万円 |
持越ポジション(新規買建) | なし |
持越ポジション(新規売建) | なし |
含み益 | なし |
225オプション | なし |