株の短期売買はなかなか苦労が多いです。
デイトレードは目のかたきにされることも…。
損をした上に叩かれたのではたまったものではありません。
デイトレーダーにはそれなりの役割もあります。
デイトレのメリット・デメリットをまとめました。
デイトレ、やってみますか?
デイトレーダーのメリット
アメリカの株価を気にしなくて良い
もともとスイングトレードがメインであった筆者は、当初毎晩のように米国のマーケットを気にしていました。
それが年間250営業日弱、正確には欧米の市場は日本よりも営業日数が多いので、それ以上の日数。
一日も休むことなく株価を気にしなくてはいけません。
慣れてしまえばどうと言うこともないような気もします。
しかし、含み損を抱えて持ち越した日などは、忘れているようでいても胃が痛くなったことが何度もありました。
人間が忘れているなどと言う自覚は、錯覚です。
潜在意識の奥底で、絶えずプレッシャーは掛かり続けています。
デイトレードオンリーのやり方をしている場合には、それが一切ありません。
例えば本日。
一貫して上がって来た米国・日本の株価もこれでは…。
インデックスを気にしなくて良い
デイトレメインに変更してからは、日経平均先物、マザーズ指数、ほとんど見ることがなくなりました。
もちろん株ツール上に表示はさせているのですが、「上がれ」「下がれ」と念じる必要がありません。
自分の監視銘柄はたいていの場合、20~30銘柄の間。
ある程度売買代金が上がっている新興株は、最近ではそのくらいしかありません。
そして、マザーズ指数を全くと言っていいほど、気にしません。
なぜなら、その30銘柄弱の銘柄を監視しているだけで、自動的にマザーズ指数を見ているのと同じになるからです。
世界経済の影響を受けない
考えてみれば、リーマンショックの当時。
スイングトレードで買い持ちしている中、とんでもなく株価が下がっては、電車でもトイレの中でも株価から頭が離れませんでした。
株価を忘れて他のことをしていても、潜在意識の中でプレッシャーを感じていたことは間違いありません。
株の買い持ち=抑圧された精神状況。
これ、何とかならないかと思っていました。
デイトレで利益が出せるならラクなのにと何度思ったことでしょう。
あと一息で、ほぼデイトレード専門状態に持ち込めそうな今。
このとんでもない株のストレスから解放される日も近い気がしてきました。
そうなれば、もはや世界経済の動向を、よもや全く気にしなくても済む状況に持ち込めるかも知れません。
デイトレーダーのデメリット
株式投資と呼ぶと怒られる
株の短期売買は立派な投資です。
にも関わらず、それが世間一般には全く理解されていません。
株を買った瞬間に大損をするリスクがあります。
スイングトレード、中長期投資に比べ、デイトレが安全だなどと言うメリットは一切ありません。
たった一日で大損も十分あり得る、そんなリスクをしょい込んで日々戦っているのに、それは考慮されることもありません。
博打か何かをやっているような印象で語られることも多いです。
株と言うものはバトンタッチシステムの上に成り立つ取引であり、デイトレーダーのような短期筋がいるからこそ、寄り付かない銘柄も寄り付きます。
そのような市場の原理がほとんど理解されていません。
ある程度高い値段で寄り付くのは、短期筋の存在があるからです。
ハゲタカ呼ばわりされる
ハゲタカと言えば、動物の屍をあさる鳥。
別にデイトレーダーたるもの、そんな食事法、採用している訳ではありません。
まあ、何でも文句を言わず食べる、これ、株をやっていると身につく生活の知恵。
しかし、リスクを負ってビビりながらヤバめの株を買ったのに悪口を言われるとは、まったく割りに合わない立場。
長期投資の人でも安い株を探しているのは同じです。
短期だからと言って、リスクがない訳ではありませんし、目的も同じです。
ストップ安に巻き込まれたら、その時点で自動的にスイングトレードになりますし…。
にも関わらず、長期の人は何も言われないのに、デイトレの人はハゲタカ・ハイエナ呼ばわり。
これはつらすぎる…。
資産運用にならない場合あり
デイトレードでは、配当も株主優待も得られないのが原則。
その日に手仕舞いますから。
ですので、値動きを取れなかったら、それで終わり。
資産運用にも何にもなりません。
「あら残念」で終わり。
なけなしの資産を運用しようとしても、資金が減る一方。
トレードが下手なら十分その可能性があります。
何を隠そう筆者はその状態の中、もがきまくっています。
株の初心者には難しい
数カ月買い持ちするスイングトレードから株を始めた筆者。
最初に株を買ったのは、2005年の初め頃だったと記憶しています。
デイトレードも何度か試しましたが、これが初心者にはひどく難しいです。
当時、たった一回のデイトレで20~30万円くらい損を出して、呆然とした経験があります。
もちろん能力・経験には個人差がありますので、一概に断言することはできません。
しかし、やみくもに手をだすのは厳禁。
デイトレは、ある程度情報を集め習熟した上で、利益が出る見込みが立ってからやるべきトレード方法です。
儲かるやり方のあくなき追求が必要
株を始めて以来ずいぶん経ちますが、まだまだデイトレードのやり方は奥が深いです。
当初利益が出たやり方でも、そのうちに使い物にならなくなった経験も一回や二回ではありません。
つまり、デイトレードを始めたら、常にデータを集め、常にやり方を改善する必要があります。
もちろん本能だけでトレードして利が乗る人もいるのかも知れません。
しかし、少なくとも筆者はそうではありません。
毎日、乱数表のような数値データとにらめっこ。
データを残すだけでも結構な負担です。
気をつけないと、あっと言う間にパソコン内が意味のわからないデータだらけになり、整理する気力さえなくなってしまいます。
3月4日のトレード結果
【訂正】ツイート内の「単位」は「円」でなく、「万円」です。
日毎のデイトレード
直近のデイトレ結果(単位:円)。
スルー
スルー
+0.2
+0.2
+0.2
+0.2
+0.1
スルー
+0.8
スルー
+0.1
+0.3
+0.5
スルー
+1.1
スルー
スルー
+0.3
-0.3
スルー
+0.4
+0.2
+0.1
+0.3 ← (ここから信用でロット3倍増)
-3.8 ← (ドカン)
スルー
+0.8 ← (今ここ)— 株ブログ アゲサゲニュース (@dtrtky) 2019年3月4日
【デイトレード売買銘柄】
(買建)4431スマレジ
(売建)なし
デイトレード新規建売買代金(買建) | 概算90万円 |
デイトレード新規建売買代金(売建) | なし |
デイトレード損益 | +0.8万円 |
スイングトレード損益 | なし |
本日のトータル結果 | +0.8万円 |
今月の損益 | +0.8万円 |
持越ポジション(新規買建) | なし |
持越ポジション(新規売建) | なし |
含み益 | なし |
225オプション | なし |