代表的な交通機関の換気対応を調べてみました。
外出の自粛が要請されているとは言え、交通機関を毎日利用せざるを得ない方は少なくありません。
神経質になり過ぎず、正しい情報をもとに賢い行動を取る必要がありそうです。
交通機関での換気対応の例
大手航空会社 |
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JR東日本 | 新幹線 | おおむね6~8分程度で入れ替わる |
在来線の特急車両 | ||
在来線の普通列車等 | 空調装置により外気温や車内の温度、乗車率等に応じて適宜換気 | |
東京メトロ(東京地下鉄) | 空調の使用と一部窓開け(1車両につき2カ所程度) | |
都営地下鉄 | 車両の一部の窓を開けて運行 |
このご時世、飛行機はすいていることが多い上、空調が効いているため神経質になる必要はなさそうです。
電車については、山手線のように30秒から数分に一度ドアの開閉をする場合、あまり心配する必要はありません。
ただし、それはすいている車両の場合であって、満員電車のような状況ではその限りではありません。
時差出勤などにより、人との間に空間を取る必要がありそうです。
とは言え、最近では電車もすいていること多し。
ラッシュアワーを避け、スマートに行きたいところです。
3つの密を避ける理由
「3つの密をさけましょう」(厚生労働省ホームページ)と言う標語は、新型コロナウィルスの感染者を追跡した結果によるもの。
- 密閉空間
- 密集場所
- 密接場面
を避けなければいけない理由は、これら3条件がそろう場所での感染リスクの高さです。
感染のプロセスとしては
- 飛沫感染
- 接触感染
が上げられています。
これらについて、厚生労働省ホームページでは
- 飛沫感染はくしゃみ・咳・つばなどを吸い込む
- 接触感染は電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなどへの接触
によるものとされています。
この二点とは別に、NHKのホームページでは「マイクロ飛沫感染」の可能性が指摘されています。
厚生労働省ホームページでは「空気感染は起きていないと考えられていますが、閉鎖した空間・近距離での多人数の会話等には注意が必要」との表記があります。
と言う訳で、定期的に外気を取り入れることの重要性。
そして、電車に乗る際には時間帯を考え、余裕を持った行動を取る必要がありそうです。