東京エレクトロン株はどこまで伸びるのか

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一般投資家的目線から東京エレクトロンの将来性を整理しました。

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AI半導体需要による構造的成長

半導体製造装置市場は、AI需要を背景に中長期で拡大見通しとされています。

2026年の世界半導体製造装置市場は、前年比+9%程度の成長が予測されています。

AIサーバー向けロジック・メモリ投資が主因です。

AIチップの複雑化(トランジスタ数増加・3nm化)が装置需要を押し上げ、東京エレクトロンはその製造装置側で直接恩恵を預かるポジションにいるのです。

半導体は構造転換期となり長期追い風

半導体産業はムーアの法則の限界により、以下へと移行することとなります。

・3D積層チップ
・AI専用アーキテクチャ
・高密度メモリ(HBMなど)

2次元微細化により3D統合へ産業構造が変化し、装置の難易度が上がることが高単価化に結び付き、追い風となる可能性が出てきています。

AIインフラ投資の需要の下支え

TSMCなど主要顧客が数十兆円規模の設備投資を行い、AIチップ需要は長期にわたり継続するのではないかとの見込みがあります。

AIは一過性バブルではなくインフラ投資の一環であり、装置メーカーは景気循環を超えた成長局面に入りつつあるのではないか、との考え方です。

短期リスク:循環産業

以下についての指摘があります。

・半導体投資は循環性がある
・中国・ロジック投資の減速
・メモリ投資には波がある(上昇→一服→再拡大)

短期的には業績のブレがあり、中長期的には成長トレンドは維持されるのではないか、との見方があります。

既に技術的優位性はあるため、参入障壁は高い分野です。

さらに半導体製造は装置産業化されており、技術優位が長期利益の源となりはしますが、短期的リスクは存在するのです。

供給制約がむしろ追い風

半導体市場では先端的プロセスほど供給制約が強く、また、AI優先で製造能力が偏在している特徴があります。

供給不足が価格上昇圧力を呼び、装置メーカーは単価上昇メリットを享受する傾向があるのです。

まとめ

東京エレクトロンの将来性は以下の構造で整理できます。

長期

・AI需要の構造的拡大
・半導体の3D化・高密度化
・装置単価の上昇
・技術寡占構造

と言うことで、強気傾向。

短期

・半導体サイクルの波
・メモリ・ロジック投資のタイミング差
・中国・地政学リスク

と言うことで、注意が必要。

AIと半導体の高度化そのものが追い風となる、装置産業の中心銘柄ではありますので、そこをどう考えるか、と言う話になります。