サーチコンソールで表示回数の減少

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2020年5月、またもやそれはやってきました。

コア・アップデート。

当方のブログもその影響をもろに受け、思わず天を仰いだ状況。

何が起きているのか、アクセスを伸ばす鍵は何なのか?

今わかっているデータから今後の対策をまとめました。

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コアアップデートの結果

アクセス激減

1日当たりのページビューにして概ね半減。

ここ一年PVは減少の一途。

施策を打ちつつ必死に食い止めていた状況を、見事なまでに容赦なく。

完璧にへし折られました。

個人ブログは総じて厳しいとの声も見聞きします。

新型コロナウイルス騒動後で初めてのアップデート

日本時間の2020年5月5日、グーグルのコアアップデートは公式にアナウンスされました。

この日を境に明らかにガクンと下がったページビュー。

コロナショックの煽りを受け、さすがに各種の業界も萎縮せざるを得ない状況。

その影響もあるのでしょうか。

事情は全くもってブラックボックスです。

わかるのは自らの直近データのみ。

サーチコンソールのデータはどうか

合計クリック数・合計表示回数が激落ち

合計表示回数とクリック率のグラフ

青色のグラフが合計クリック数、紫色が合計表示回数(手書きにて概略)です。

ピークのあたりが5月の最初。

見ての通り、コアアップデートの日を境に漸減。

平均CTR・平均掲載順位はむしろ微増

平均CTRと掲載順位のグラフ

緑色のグラフが平均CTR、黄色が平均掲載順位(こちらも手書き概略)です。

不思議なことにこちらは変わらず、あるいは微妙に増えています。

トータルでアクセスが半分程度に落ちた理由

平均の掲載順位は落ちていません。

にも関わらず、トータルのアクセスは半減。

これは一体どういうことなのでしょうか。

確かに今まで上位表示されていた記事の一つは、相変わらず同じ位置にあります。

であるならば、その記事を訪れる人の数はそれほど変わらない筈です。

合計表示回数が爆下げした理由

クエリ(検索キーワード)の絞り込みが行われている?

例えば、マスクに関する記事を書いた場合に、

  • 「マスク 日本製」
  • 「マスク 通販」
  • 「マスク 不織布」
  • 「マスク 使い方」

のキーワードで、今まで比較的上位に表示されていたとします。

この4つ分の検索キーワードのうち、2つが掲載順位において下位あるいは圏外となった等の場合はどうなるでしょうか。

クエリが半分に絞り込まれてしまえば、それに応じてアクセスも半減することになります。

クエリ絞り込みの結果

クエリが絞り込まれ半分になれば、自動的に表示回数が半減します。

しかし、残り半分のクエリは相変わらず上位に表示され続けているので、平均掲載順位はほとんど変わらず、合計表示回数とクリック数だけが半減すると言う訳です。

なぜクエリが絞り込まれたのか

上の例で言いますと、おそらく4つのキーワードのうち2つについて、記事の評価が下がった事が考えられます。

例えば、検索キーワードとコンテンツの関連性が弱いと判定された等の場合です。

ただし、実際のところどうなのか、正確な理由はわかりません。

検索キーワードとコンテンツの関連性とは

タイトルと記述内容がずれている場合

人間の場合においても、言っている事とやっている事が違うと信頼性が損なわれます。

同様のことが記事内容についても言えます。

「マスク 日本製」について書かれてある筈なのに、「外国製のマスク」について記述されていた場合、読者は肩透かしを食らって離脱してしまいます。

タイトルとコンテンツの関連性が薄いからこそ、そのキーワードについて「圏外判定」されるのです。

タイトルと記述内容の一対一対応

クエリの絞り込みは何を意味するのでしょうか。

安易に少々関連している記事だからと言って、上位表示はしないと言う決意を感じます。

タイトルと記述内容の一対一対応が求められているのかも知れません。

アルゴリズムは一体どのようにして、このタイトルと記述内容のズレを見抜くのでしょうか。

多数の項目から総合判定するAI

ブラックボックスを読み解く鍵

アルゴリズムの詳細は不明です。

しかし、おそらくは多数の項目から総合判定していることは間違いないでしょう。

  • 文字
  • 画像
  • 動画
  • リンク

等、あらゆる項目において総合的に判定された結果、

微増・急落する2つのグラフ

の2つのグラフのように、一面で微増、またある一面で激減。

当方のブログで言えば、黒い曲線が平均掲載順位で、赤い曲線が合計表示回数。

全てのグラフを上向きにする

今はただ、トータルのアクセスが半減したと言う結論があるのみ。

ここから脱するには、全てのグラフを右肩上がりにすることしかありません。

  • タイトルとコンテンツ
  • 見出しと段落内容
  • 叙述内容と画像、動画、リンク

など、あらゆる内容を一対一対応させること。

当面はそれらに注力し、アクセス回復に努めることになりそうです。