全豪テニス錦織圭速報|レジェンド解説者が真っ向から何これひどい

オーストラリア・メルボルンの位置

日本テニス界の雄にして好青年の錦織圭選手。

あろうことかこのナイスガイを真っ向から否定する男。

その名も往年のテニススター、ジョン・マッケンロー氏。

彼の発言内容を良く聞くと米国らしい合理的精神が垣間見られます。

果たしてこの批判をどう受け止めるべきでしょう。


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レジェンド“悪童” 2019全豪オープンに現る

全豪オープンテニス男子準々決勝。

錦織選手は惜しくも途中棄権。

地元のテレビ局では、米国のかつてのレジェンド、ジョン・マッケンロー氏が解説をしていました。

マッケンローと言えば、1980年代、ビヨン・ボルグと並んでテニスのスーパースターだった人です。

他にもゲストとしてジョン・マッケンロー氏の弟、パトリック・マッケンロー氏。

弟のパトリック・マッケンロー氏も元テニスプレイヤーで、全豪で準優勝の経験もあり、現在は全米テニス協会の役職をつとめている人です。

オーストラリア・メルボルンにあって、なぜ米国人のマッケンロー兄弟なのかとも思いましたが、そこはワールドワイドなこの時代。

歯に絹を着せぬ思い切った物言いで突っ込んでくれるかつての悪童、マッケンロー氏をあえて呼んだのでしょう。

準々決勝、第1セット後の急展開

錦織選手は第1セットをあっと言う間に落としました。

「ここまで簡単に落とすか?」とも思いましたが…。

その直後、錦織選手はメディカルタイムアウトを取りました。

これで試合の流れが変われば良いと思ったその時。

錦織選手はコート上にタオルを敷いて横たわり、太もものストレッチなどの処置とテーピングを施されました。

その時の姿が若干痛々しかったです。

悪童マッケンロー、そこまで言うか?

実は解説のマッケンロー氏、手厳しい言葉で錦織選手を批判していました。

マッケンローの批評を報じる記事の一文

‘He gives in mentally’: Tennis legend John McEnroe slams Kei Nishikori after retirement

引用元:マッケンロー氏が途中棄権後の錦織選手を手厳しく批判したことを報じる英文記事

“give in” とは屈服するなどの意味です。

マッケンロー氏は錦織選手を「精神的に屈服している」と断罪しました。

どう思います?

日本のファンからすれば、

「錦織選手はケガをしながらもギリギリまで戦った、

真夏のオーストラリアの炎天下で、フルセットマッチを連日やった、

偉いじゃないか。」

と言うのが正直なところ。

記事によると、マッケンロー氏はその他にも錦織選手について、以下のように批評していました。

“mentally” fragile

(“精神的に” もろい)

McEnroe was strident in his remarks regarding Nishikori, saying he only had himself to blame.

(“みずからを非難するべきものにしているだけ” とどぎつく批評)

この米国人の感覚、日本で放送を見ていたのではあまり良くわかりません。

頑張れ錦織と思うものの…

錦織選手はマナーも良く、人当たりも良い好青年です。

それだけではなく、日本のテニス界の星です。

「こんな好青年を何で批判するんだ?」

そう思うのは私だけではないと思います。

試合に負けた上、ディスられたのではたまりません。

マッケンローの批評は正しい?

マッケンロー氏は「多くの時間をコート上で使うべきではない」と言う意味のことも述べています。

もちろん連日の5セットマッチのこと、そしてコート上で処置を受けた事も含めてです。

ウォーミングアップの時間を取り過ぎだとも。

たしかにユーチューブ動画を見ていたら、1時間以上も前からウォーミングアップをしている錦織選手が出ていました。

【ユーチューブ動画】全豪オープン準々決勝前に念入りなウォーミングアップをする錦織選手

日本の感覚からすると、“仕事” に時間をかけることは良いことです。

しかし、この感覚、会社の残業などにも通じるものがあるかも知れません。

「仕事を最短の時間で的確にこなす。」

「長居(ながい)はしない。」

そんなことを日本の職場でやったら、批判されるかも知れません。

しかし合理的に考えて、時間は短ければ短いほど良いと言うのは間違いありません。

果たして、このマッケンロー氏の批評の是非やいかに…。


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テニスコートで時間をかけない方法

ジョン・マッケンロー氏は、オールランドプレーヤーでありつつも、ネットダッシュを重ねるプレースタイルでした。

ハードコートのサーフェス(球速が速い場合が多い)でしたら、ファーストサーブの後は必ずと言ってよいほどネットダッシュしていました。

すぐに決めに行くと言うことです。

そうすれば、確かにコート上で時間はかからないし、自分の体力が奪われることもありません。

コートカバーの範囲も狭くて済みます。

結果的に疲労も残りにくく、ケガも少なくなります。

50歳台後半の彼は、今でも現役のテニスプレーヤーとして、エキシビジョンで活躍しています。

ある意味、「サッカーの“カズ” を超える男」です。

そしてそれは、ネットプレーヤーだからこそ為せる技なのかも知れません。

グラウンドストローカーのコートカバー範囲

グラウンドストローカーがコートカバーをする範囲

ネットプレーヤーのコートカバー範囲

ネットプレーヤーがコートカバーをする範囲

日本の選手は練習もしっかりやるタイプが多いです。

そしてグラウンドストローカーの生活が年間を通して続くと、累積的な疲労がたまることになります。

トーナメント方式の連戦ツアーですから、勝てば勝つほど休む期間がなくなり、体力が失われます。

コート後方で打ち合うグラウンドストローカーは、その意味で不利であると言うことです。

合理的に考えて、どのようなプレースタイルを選び、プレーヤーとしてふるまうか…。

これはあらゆることに通じる、示唆を含んだ問題かも知れません。


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