2023渋谷カウントダウンはどうなる?
まずは昨年の状況から推して知るべし、であります。
見ての通り、太鼓を打ち鳴らし、テレビカメラマンが押しかけ、多数の警察官が警備している状況。
残念ながら、今年(2022→2023)の渋谷カウントダウンは中止が告げられました。
これにて渋谷カウントダウンは2021年・2022年の元旦と、表向き2年連続で中止。
新型感染症の流行がその理由です。
2023年もこの流れが継続。
ただし、渋谷区ホームページにおいて、中止の理由は新型感染症ではなく、諸般の事情と変更されています。
歩行者天国はどうなるのか?
渋谷カウントダウンで最初の歩行者天国は、2018年元旦に実施されたのが最初。
その後、新型感染症の流行により、中止となっています。
来たる元旦の渋谷カウントダウンについては、すでに中止が告げられました。
これにより、歩行者天国も行われないものと推測されます。
最新の交通規制情報は、道路における交通規制(警視庁ホームページ)でご確認ください。
昨年度、歩行者天国は実施されませんでした。
しかし、群衆は歩行スペースに殺到。
渋谷駅乗り入れの終夜運転は?
- 2021年元旦 全線で終夜運転を中止
- 2022年元旦 山手線、東京メトロ、東京都交通局、京王電鉄、京成電鉄など、一部の鉄道会社が終夜運転を実施
- 2023年元旦 各社の発表待ち
詳細は各鉄道会社のホームページで確認する必要があります。
初詣へのオールナイト回廊
青いイルミネーションの回廊は、昨年は中止。
青の洞窟SHIBUYA実行委員会ホームページ(渋谷公園通り・けやき並木)
初もうでの際、原宿は渋谷から歩いてすぐの距離。
今年はどうなるのでしょうか?
渋谷カウントダウンの過去情報【2019以前】
渋谷カウントダウン・ホコ天時間帯
例年、交通規制の時間帯はおおむね12月31日21時~26時頃でした。
交通規制については、道玄坂、文化村通り、井の頭通り、公園通りなどが歩行者専用道路になっていました。
歩行者天国になるのみならず、自転車・バイクの走行及び移動も禁止されていました。
車両の通行禁止
12月31日21時~1月1日2時頃
歩行者のための道路開放
12月31日22時30分~1月1日1時頃
交通規制の場所は?
【過去の交通規制マップ】思いのほか車が入れないエリアは広い【渋谷駅周辺】
なぜこんなに広範囲に渡って交通規制が行われるか?
それは渋谷駅周辺に集まる人口が10万人にも達していたからです。
異常とも言える人の数がなだれ込んでいました。
2021元旦
油断も隙もありません。
スクランブル交差点は封鎖され、自動車は通行していません。
しかし、これは歩行者天国ではありません。
なぜなら、昨年、渋谷カウントダウンは中止がアナウンスされていました。
群衆は歩道を占拠している状態。
とは言え、かろうじて秩序は保たれました。
大勢の警察官が呼びかけ、騒ぎを抑えたのであります。
群衆は年末年始の無礼講を求めているのか?
2022年10月某国で事故発生
渋谷のハロウィンと同時期、事故は発生しました。
韓国のソウルで、ハロウィンで集まった群衆が折り重なり、154人が亡くなられたのであります。
呼びかける声は群衆にかき消されています。
日本の場合、渋谷においては例年、動員される警察官の数が多い。
DJポリスなど、呼びかける態勢も工夫されています。
駅前に関しては、ほぼ坂道もないことで、救われていた面もあったのか。
(駅を少し離れると坂ばかりですが。)
このような事故に巻き込まれないためには、まずは群衆に近づかないこと、とのこと。
被害にあわれた方には、心よりお悔やみ申し上げる他ありません。
2020元旦の渋谷
例年に比べ、いくぶん秩序ある渋谷カウントダウンとなりました。
混雑の程度も今までよりはいくらかマシだったか?
とは言え参加者11万人。
ヒカキンや水泳の北島選手、卓球の愛ちゃんなどゲストが壇上に立ち、華やかな元旦であったことは記憶に新しい。
2019元旦の渋谷
群衆のスマホ電波で映像ぶっ飛び
このユーチューブ動画、途中から映像が乱れています(一時、音声のみの状態)。
現場では、あまりに人々が集結したため、電波状態が悪くなっていました。
スマホの使い過ぎ。
大勢の外国人が集まり、場所によっては日本人がほとんどいない状態に。
モノの上に登ったり、モノを投げる人、ケガ人も出て、群衆は熱狂状態。
暴動寸前だったとの声もありました。
パリピの戦場
渋谷の喧噪はその年を占うものであります。
遠目には特に大きな混乱がなかったように見えて、実は毎度恒例、大騒ぎのもみくちゃ。
一説によると、これは現代の「ええじゃないか」である、などの声もあります。
ええじゃないかとは、江戸時代末期、仮装した群衆が「ええじゃないか」と囃し立てながら熱狂的に踊ったと言われる現象。
竹下通りで車が暴走
【原宿で車逆走 6人重傷2人軽傷】https://t.co/KldrLBMaly
午前0時15分ごろ、東京都渋谷区で車が歩行者に接触する事故があったと通報があり、少なくとも8人がけが。6人が重傷、2人が軽傷とみられる。現場はJR原宿駅近くの「竹下通り」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年12月31日
2019年元旦、0時過ぎ頃、渋谷のお膝もと原宿竹下通りでひどい事件がありました。
犯人で20代と見られる男は逃走し、事件発生からしばらく後に身柄を確保されました。
なお、この男は当初、渋谷駅周辺で事件を起こそうとしていた模様。
2019.4.30令和カウントダウンの渋谷
2019年4月30日、雨模様。
この年は平成から令和に移るため、年末年始とは別に春のカウントダウンがありました。
元旦
↓
4月30日
↓
元旦
と、合計3回の大盛上がり。
3連続カウントダウン。
渋谷恒例、スクランブル交差点の乱勃発。
傘がひん曲がり、揉みくちゃの人も。
晴れていたらどうなっていたのか?
混沌とした新時代の幕開けとなりました。
2018元旦の渋谷
外国人観光客もとても多く、渋谷は六本木超えのほとんどニューヨーク。
お酒のバラ売りや、外国人相手に習字を書くパフォーマーまで現れました。
ケンカにナンパ、盗難(スリ)、痴漢などにも気をつける必要がありました。
真紅のシルクハットが乱舞
イベントステージがSHIBUYA109前に設けられ、押し寄せる群衆。
スポンサーとなった大企業は無料で赤い紙製シルクハット、サイリウムブレスレット、飲料製品などを配りました。
群衆は大挙押し寄せ、それらが全ての人に行き渡るはずもありませんでした。
もらえた人はラッキーな状況。
2017元旦 最初のホコ天
実はこの歩行者天国、年越しの渋谷カウントダウン・イベントとしてはこの年が初でした。
2016年以前より、イベントが開催されなくてもたくさんの人が集まっていた渋谷駅前。
スクランブル交差点は、この頃からさらに輪をかけ、大騒ぎとなっていったのです。
すなわち2017年が渋谷カウントダウン、起点の年と言えましょう。