マウス腱鞘炎|ひどい痛みから脱出した方法

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クリックのし過ぎか。

当方、一日中マウスを握りしめていると言っても過言ではありません。

そのせいなのか。

痛み発生より全く治る気配がなく、途方に暮れていました。

3カ月目にして、とあることを試したところ、急に痛みが和らぎました。

やったことをご紹介します。

良い子は真似しちゃだめよ。

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当方の困っていた症状

痛みが出てから3カ月

利き手、手首の関節のうち、小指側内部が激痛。

同じ利き手の親指第二関節(指先から2つ目の関節)にも激痛が。

痛みの箇所は2カ所です。

それでも、カバンを持つこともできますし、引き出しを引くような動作は問題ありません。

字を書くことも痛みを押せば何とかできる状態。

しかし、スマホの操作は非常にやりにくい。

パソコンのタイピングは何とかやっていましたが、これも痛みを感じました。

机を手のひらで押すような動作も無理。

そんなことをしたら飛び上がってしまいます。

椅子のひじ掛けに手の平をついて、体を支えて立ち上がるなども不可能。

手で押す動作が無理なのです。

手首の関節が圧迫されることにより、激痛が走る感じ。

コップを傾けて飲むなどの細かい動きも厳しい。

歯を磨くことも難しいのです。

(やらざるを得ないので痛みを押してやっていましたが。)

人差し指と親指で何かをつまんだり、握り込むような動作でも激痛。

手を動かさなければ痛みは感じないのですが。

しかしこの痛み、時間とともに酷くなっていきました。

肘にコブのような腫れが出現

さらに事態は追い討ちをかけてきました。

痛みが出てから2ヶ月目くらいの頃でしょうか。

肘にコブのような、プニプニの大きな腫れが出現しました。

この肘の腫れは、普段痛みはありません。

しかし、固い場所に肘をつくと激痛が走ります。

ネットで調べたところ、滑液包炎(かつえきほうえん)と言うものらしい。

椅子のひじ掛けに肘をつくと激痛が走るので、ウレタン製マットを無理矢理にひじ掛けに括り付けました。

ただし、この滑液包炎らしきコブは3週間放置したところ消失。

痛みもほとんど出なくなりました。

しかし、手首と親指の痛みは消えません。

ほとんど利き手が使えない状態であり、実に不便きわまりないのであります。

きっかけは何だったのか

思い起こせばマウスの使い過ぎ。

当方、全ての作業をパソコンを介して行いますので。

その他に月2~3回、比較的激しく手を使う作業をやっていました。

重い物の持ち運び等。

個数が多かったのがまずかったのか。

家の片づけですが。

その際、肘を壁に打ち付ける等も無意識にやっていたようです。

(ぶつけた意識はありませんでしたが、肘に腫れが出てから、気づかないうちに頻繁に壁などにぶつけていることに気づきました。)

当初に対処した方法

手首用サポーターの高いやつ購入

サポーターは安い物ではあまり効果がありません。

運動選手が使う本格的なモノを購入しました。

手の親指に引っ掛け、ベルトを手首に巻き付け、マジックテープで固定するものです。

洗えば何度でも使えます。

サポーターをつけていると、重い物を持ったり、手首を大きく動かす際の安心感が違います。

安いものですと、この時の保護力に難があります。

高い製品はガッチリ手首を保護してくれます。

ただし、サポーターをしていれば全て解決と言う訳には行きませんでした。

手首の保護になるとは言え、痛みを減らす効果はほどんどありません。

ただし、湿布を固定する役割も果たしますので、購入しておいて損はありません。

24時間湿布しまくり

普通の湿布、ロキソニン成分入りの湿布など、いろいろ試しました。

手首の回りと、親指の第二関節の回りに貼りました。

張った直後はじんわりと浸透する感触があり、痛みが減るかと期待しました。

しかし、当方の場合、全くの期待はずれ。

何度湿布を張っても、いっこうに痛みは改善しません。

利き手を一切使わない(絶対安静)

腱鞘炎の場合、安静が第一とのことなので、湿布の上からサポーターで固めて、手首をなるべく動かさないようにしていました。

しかし、効果は全く無いと言って良かったです。

痛みは減るどころか激しくなりました。

日常生活において、手を全く動かさないなんてことは不可能だからです。

常に手首用サポーター装着、24時間湿布を貼っているのに治らない。

これではコスパも悪いし、何より生活上、不便すぎます。

実は当方と同じ症状が、とある親族にも出ていたことがわかりました。

遺伝や体質も関係あるのかも知れません。

重い腱鞘炎の親族から聞き取った話

腱鞘炎だった親族から聞いた話では、患部は利き手の親指。

痛みが出ていた期間は2年半。

その間、町の整形外科で手に2回注射をしたとのこと。

しかし効果はほどんどなし。

その後、有名大学付属病院にて、手専門の外科医に注射を打ってもらい1ケ月後にほぼ治ったとのこと。

手の専門医によると、手に注射を打つ場合には、ミリ単位で針先を的確な部位に刺す必要があるのだそうです。

この注射は、手専門の医師でないと難しいだろうとのこと。

当方も手の専門医に通うしかないのでしょうか。

面倒くさがりの当方としては、病院はなるべく避けたいとの意向。

予約その他がわずらわしいし、ふらりと病院に行って、その場で注射をしてくれる訳ではないのです。

検査その他のため、何度かの通院は必ず必要となります。

そう考え、途方に暮れておりました。

仕方がないので、いろいろなサイトで腱鞘炎について調べておりました。

主に病院のサイトなど。

書いてあることは、たいてい湿布、注射、手術などについてです。

湿布はもとより、注射、手術のいずれについても、効果が出ない場合があるとのこと。

とは言え、このまま痛みが取れなければ、病院に行くしかないと考えていました。

症状が軽快した方法

通院を考えていた矢先、とあるサイトで、手首の軽い運動が有効な場合があるとの記載を発見しました。

脱力した状態で軽く手首を振るのです。

やったことは以下。

  • 手を上げてバイバイするような格好で手首を動かす
  • 手を下げて同様に手首を振る
  • 手のひらを上に向け左右に動かす
  • 手の甲を上に向け左右に動かす
  • 幽霊の「恨めしやー」の手つきの状態で左右に手首を振る

これらのバリエーションは自分で考えたもの。

基本は脱力して手首を振ると言うこと。

最初は激痛が走りましたので、少しずつ。

安静が大事だと言われる腱鞘炎で、なぜ手首を振るようなことをしたか?

それは、痛みの中に若干の心地良さを感じたからです。

極度に肩が凝っている時、肩をもむと痛みの中に心地よさを感じることがあります。

あの「イタ心地よさ」です。

しばらく試してみたところ、若干痛みが減ったような。

どっちにしろ治らないのであれば、医者に行かなければなりません。

それなら、試すだけ色々試してみるか、と。

すると、痛みが徐々に和らぐような気がしました。

ですので、さらに徐々に大きく手首を動かすようにしてみました。

3日で効果が出た

手首の運動を取り入れ3日ほどすると、やや手首の痛みはやわらぎ、歯磨き程度であれば問題なく行うことができるようになりました。

まだ痛みは残っていますが、これは大きな進歩です。

しかも、3日で痛みが減るのは凄い。

3カ月も苦しんでいたのに。

引き出しを押し戻す動作も今では普通にできます。

名付けて、手首脱力振り回し法。

この手法、人により、場合によっては有効かと。

なお、捻挫や骨折、その他の病気が背景にあるかも知れない場合には手を動かしてはいけません。

素直に医者に行っていただくようお願い致します。

当方の症状は腱鞘炎、関節痛、神経痛の類いであることはほぼ明らかであると勝手に自己判断しトライしたところ、幸運にも効果が出ました。

いやー、満身創痍。

推奨は致しませんが、とりあえず。