株主優待を上手く利用し、お買い物を賢くする裏技をまとめました。
ユニクロ株には現状、株主優待がありません。
ですが、他銘柄の株主優待を間接的に使うことによって、お得なお買い物が可能。
天下の値がさ株であるファーストリテイリングは、やり方次第で攻略可能になっています。
ユニクロ株のお買い物攻略法
ユニクロと言えば、企業名は言わずと知れたファーストリテイリング。
「ユニクロの株、買っておくか。60670円、安いから。」
そう言う方がたまにいらっしゃいますが、この株、単元株数が100株です。
100株に相当する代金は、
60670×100=6067000円
(2022年1月7日現在)です。
何を隠そう、1単位で600万円を超える、天下の値がさ株。
新車2台分相当です。
これを安いと言ってしまった時点で、株をやったことがないのだなとバレてしまいます。
ユニクロの株主優待は?
ちなみにこのファーストリテイリング株、今のところ株主優待はありません。
従いまして、現状ではファーストリテイリングの株を保有して、株主優待の割引でユニクロ製品を買うと言うこともできない訳です。
しかし、株をやっていてちょっと気の利いた人なら、いろいろな手を使ってユニクロのお買い物代金くらいは浮かせている人もいるはず。
ファーストリテイリング株に株主優待がなくても、ユニクロのお店が入っているショッピングセンターなどの株を保有し、株主優待の割引を利用する方法があります。
それが今回ご紹介する、株主優待利用によるショッピングセンター・モール攻略法です。
1.イオンモール株の活用法
- 株価:1630円(2022年1月7日終値)
- 権利確定月:2月末日
- 株主優待に必要な株数:100株以上
イオンモールの株主優待を獲得するための株数は、100株以上です。
およそ16万円程度の資金で株主の権利が得られ、100株の優待の内容は3000円相当のイオンギフトカードまたはカタログギフト等からの選択となります。
ギフトカードを選択すれば、イオンモール内にあるユニクロで使えます。
イオン系の株主優待による裏技
実は、イオン系の企業の株主優待では、イオン、イオンモール、イオンディライトなど、複数の企業の株主優待を合わせ技で利用すると言う裏技があります。
毎月株主優待を乗り換える
投資資金が少なくとも、イオンモールの株主権利のみならず、他社の株主優待を乗り換えるように取ることができます。
これでユニクロでのお買い物代金を合計6000円分以上、浮かせることも十分可能。
さらに、「裏技」を活用すると、上手くやればその何倍ものお買い物代金を浮かせることも不可能ではありません。
2.毎月、同一資金で株主優待を乗り換え
株主優待は権利確定月が3月または9月と言うパターンが多いのですが、銘柄数は少ないながらも、それ以外の月に権利確定月が設定されている銘柄もあります。
その一例が、イオンモールの株です。
株主の権利は、権利付き最終日から翌営業日にかけて1日間、株を買い持てば得られます。
株主優待の知識をフル活用すれば、別の企業の株を乗り換えて、株主優待を毎月のように得ることも不可能ではないのです。
ユニクロづくしの休日、来たる
休日は、イオンモールに出向いて、ユニクロでお買い物はいかがでしょう。
雨模様の場合でも、ショッピングモールの屋内はなかなか快適です。
その準備は用意周到、一年計画。
株主優待を毎月取っていけば、お財布に優しい株主ライフが待っているのです。