225の盲点銘柄

この記事は約6分で読めます。

当方、長らく株をやっているのに、まったく企業には詳しくありません。

実にお恥ずかしい。

なぜなら、手短に利益を出す方法ばかり気にしてきたからです。

このため、各企業の具体的内容については知識不足であります。

銘柄名を見て、イメージすらつかない場合があるのです。

それも、日経平均採用銘柄であるのに、です。

相場に参加するものとして、実に嘆かわしい。

せめて225銘柄については、全てを把握したい。

最低限、225銘柄の全てについて、イメージをつかむ。

今回は、当方にとって、いまひとつピンと来ない225銘柄を制覇するべく、そんな目標を立てました。

あくまで当方の勝手な備忘録であり、厳密性などについてはご容赦くださいますよう。

銘柄のセレクト、セクター分けなど、当方の独断と偏見によるものであります。

スポンサーリンク

225の盲点銘柄

ざっとイメージがつかみづらく感じた銘柄をまとめました。

名称 内容 セクター
デンカ 電子部品 化学
昭和電工 電子部品 化学
東ソー 総合化学 化学
クラレ 総合化学 化学
荏原 精密機械 機械
アマダ 金属加工機械 機械
コンコルディア 銀行 金融
コムシス 電気通信工事 建設
INPEX 原油・ガス開発 鉱業
エムスリー 情報通信、IT サービス
ネクソン 情報通信、ゲーム サービス
Zホールディングス 情報通信、IT サービス
三井E&S 輸送用機器(船舶) 造船
ミネベアミツミ 半導体、軸受け 電気機器
AGC ガラス・土石 窯業

日経225採用銘柄で最も多いのは製造業であります。

製造業はトヨタやソニーに代表されるように、誰でも知っている銘柄も少なくありません。

また、◯◯建設のように、名前を見れば何をやっているか察しがつく企業もあります。

やはり、困るのはパッと見て、イメージがつかめない銘柄であります。

なぜ困るかと言いますと、当方の場合、ある銘柄が動意づいた場合、同じセクターの銘柄が思い浮かばない。

これが結構なストレスとなります。

上記は、そのような銘柄を抽出したものです。

化学セクター

東ソーは古くからある、株をやっていれば誰でも知っているような化学メーカーです。

しかし、いささか地味な印象がぬぐえないのであります。

しかも、当方の場合、記憶の中で東レとかぶっていたりします。

それで「あれ、同業他社はどこだっけ?」となる訳です。

まことに記憶力とは、はかないものであります。

クラレなども同様です。

こちらも古くからある企業で、当方も何度も業容について調べたことがあるのです。

しかし、何せトレードする機会が少ない。

それで、いつのまにやら

クラレ、クラボウ、クラウド何ちゃら、クラウディア、クラ…、クラ…、あれ?

みたいなことになるわけです。

まことに記憶はストレスの原因であります。

一刻も早く発注しなければいけないのに、頭をクラクラさせて、オタオタしている場合ではありません。

悲しいかな、この記憶力、12歳くらいをピークとして、落ちる一方との説があります。

最近、デイトレードの主戦場を大型株に移したこともあり、この記憶障害的事象がしばしば発生しておりました。

しかし、これで化学セクターは全制覇であります。

鉄鋼セクター

日本製鉄もいまだに一瞬、悩んでしまいます。

当方、完全に新日鉄、住金が刷り込まれている世代であります。

JFEですら、慣れるのに時間がかかった系。

ちなみにJFEはそれ以前、川崎製鉄と言う名前でした。

今では当方、日本製鉄と東京製鐵がごっちゃになると言う、鉄が乱れ飛ぶ状況。

この中で日々、暮らしております。

実に誤発注寸前の状況に追い込まれているのであります。

情報通信セクター

情報通信セクターについては、当方、最初から知らない場合が多いです。

新しい企業が多いですので。

エムスリー、ネクソン、ZHDあたりは、225採用銘柄であることすら、わかっておりませんでした。

しかし、例えばこの中の一社が動くと、同セクターの他の銘柄も動意づくなんてことがないとも限りません。

ですから、知らないでは済まされないのであります。

財閥系

三井E&Sなども、「あれ、そんなのあったっけ?」と。

ずいぶん以前、財閥系企業についてはしっかり頭に入れ、記憶した筈なのでしたが。

今回調べてみて、初めてこの三井E&Sがもともと三井造船だったことを知りました。

三井造船なら何度もトレードをし、覚えていたのですが。

窯業

AGC、知らない。

「コーヒーの名前か?

似たようなのが確かあったよな。

なんで知らない企業が225に入ってるんだよ。」と。

それもその筈、こちらも前の名前が旭硝子。

ガラス・土石セクターの言わずと知れた有名企業であります。

当方、味の素の中のブランド名、AGFとごっちゃになっておりました。

コーヒーじゃねえよ、と。

その他の盲点銘柄

コンコルディアFG

コンコルド作ってる会社かと思いました。

コンコルドとは、往年の超音速旅客機であります。

そんなわけないやろ、と自分が嫌になります。

この企業は、横浜銀行、東日本銀行を傘下に持つ金融セクター銘柄であります。

横浜駅のATMで、使ったことあるなぁ、横浜銀行。

コムシス

長年株をやっていて、知らないでは済まされません。

聞いたことはあるんだけどなぁ。

コムシスは工事をする会社であります。

ただし、情報通信に関係する工事事業とのこと。

建設セクターにコムシスが入っていたとは、今回初めて知りました。

INPEX

インペックスもビビりました。

聞いたことねえぞ、と。

実はこの会社、以前は国際石油開発帝石と言う名称でした。

最初から帝石と言ってくれればわかるのに。

帝国石油と言えば、もともと半官半民の大企業。

紆余曲折を経て、いつのまにか似ても似つかぬ名前になりました。

名称変更がありますと、当方、結構ついていけません。

名称変更についていく

しかし、なぜこうまで名称を変更するのでしょうか。

株をやる身からしますと、ただ記憶に支障をきたすと言う、なかなか厳しい状況に遭遇することになります。

そして、旧名称と新名称とを突き合わせ、両方覚えなくてはいけないと言う、倍返しの記憶術が必要となるのであります。

当方の記憶術とは、このようにブログに思いを書き綴ることであります。

これにより、強制的に脳に刻み込む。

今後もこれを続ける他に方策はありません。

脳細胞との格闘。

日々これ勉強。

そんな感慨にふける昨今であります。

さて、本日のトレードですが。

デイ勝ち、スイングなし。

デイは前場、あっと言う間のトレード。

朝方来ている銘柄に行く、この手法。

最近、デイに要する時間が3分。

一日中、何十回トレードしていたのは何だったのか。

ノーポジ。