上昇株の見つけ方 私の買い戦略

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上昇株の買い戦略

上昇株だけ買っていく

相場とは、上がる株だけ買っていけば良い類いのものです。

逆に、下がる株を買ったのでは、どうやってもうまくいきません。

最優先事項が上昇株の見極めです。

では、どうすれば上昇株がわかるのか?

上がる株と言っても、いろいろあります。

どうやって上がる銘柄に目星をつければ良いのか?

その答えは、常に一定目線で上昇株を追うこと。

自分のフィルターで上昇株を抽出し、その動向を日々観察します。

そして、上がる手前で買いを入れる。

これが当方の結論であります。

上昇株の定義

上昇株の定義とは、ただ上がると言うことだけではありません。

上がったから上昇株、と言うのでは定義として弱すぎる。

補強材料は自分のフィルターです。

自分で抜き出した銘柄が上がると言うこと。

そのフィルター内において、勢いは持続するだろう。

言うなれば、フィルターと上昇率の相関関係。

上昇の前提条件を掴んだ上で、思惑通りに上がってくれるかどうか、ということ。

上昇しても買えない

次なる問題は、上昇しても買えるとは限らないと言うこと。

よくある事象としては、この銘柄は上がる、買おう。

そう思うや否や、すでにストップ高をつけている。

S高張り付き。

こういうことが多いのであります。

当然、買うことはできません。

上昇株が買えない好例です。

上がる株は思いのほか買えない、その理由の一つは、早急に上がりすぎて買えないと言うことです。

上昇株は相場と関係ない

にもかかわらず、なぜ上昇株を狙いに行くのか?

その答えは、上昇株は相場とは無関係に上がっていくと言うことです。

相場が上がろうが下がろうが、本当の上昇株はグイグイと上がっていきます。

これが上昇株をあくまで追う理由。

相場が下げそうであろうが、指標がどうなるかわからなかろうが、買いを入れることができるゆえんです。

はっきり言いましょう。

各種指標と上昇株は関係ありません。

上がるものはただ単に上がり続けます。

買い戦略のかなめ

相場がどうあろうと、発表されるデータがどうあろうと、上がるものは上がる。

したがって、買うのであれば、それ。

ところが、それができない人がほとんどです。

当方も含めて。

ただ上昇株を買えば良いのに、それが出来ず、相場の分析を始めてしまう人がいます。

確かに分析が当たればスゴイですが。

しかし、相場の目的は分析ではありません。

利益を出すことです。

すなわち、買い戦略のかなめは、上昇株の選定であって、相場の分析ではないのであります。

ダマシを見抜く方法

では、上昇すると見せかけて下がる銘柄をどうやって察知するか?

その答えは、察知はできない、と言うこと。

見せかけの上昇株は察知できない。

したがって、それを含めて買い持ちする必要があります。

上昇株を3銘柄持ち越す。

そのうちの1銘柄はたいていダマシであります。

すなわち、3銘柄中2銘柄、勝てれば良し。

これは確率の問題。

ダマシ銘柄の排除は、確率で乗り切るべしであります。

365日買い目線の手法

当方、年間を通じ1年365日、買い目線の手法を目指しています。

正確に言いますと、目指しているわけではなく、結果としてそれに近い状態になっている、と言うのが実情。

年間の相場日数は250かそこらしかありません。

ですので、厳密に言うと365日ではなく、250日程度、と言うことになりますが。

そして、空売りをすることは、とても少ない。

それでも何とかなります。

何とかなると言うより、まったく無問題。

上がる株は常にある

例えば、全体相場が下げた日でも、上がる株はたいてい存在します。

日本市場の数千ある銘柄において、大多数が下がる日でも、です。

だからこそ、上がる株は目立つ。

この上昇株について、研究するのであります。

すなわち、相場状況のいかんを問わず、上がる株。

これが買えれば、どんな日も利益が期待できます。

常に買い目線だからこそ、常に買える。

そんなんで大丈夫なのか?

全面安の大爆下げの日はどうするんだよ?

この問いに対する答えは?

全面安への対応

1年に何度かやってくる、全面安・大爆下げの日。

たいていは下げが続いた後に、追いうちをかけてガクンと下げます。

ですから、下げが続いたら、買い持ちを控えれば良いのであります。

日経チャートにおいて、陰線が続いたら警戒。

これで当方、大損は何とか免れています。

怖いのは、突然やってくる大爆下げであります。

きのうまで普通の相場だったのに、急きょ全体相場が暴落する。

そんな日もたまにはあります。

たまたま厚く持ち越した日にそれを食らいますと、さすがに悲鳴が出る。

こればかりは運であります。

例えば、極端なことを言えば、アレのおかげで世界が終わる瞬間。

ザラ場はストップ安だらけの大惨事になるかも知れません。

まあ心配をし出したら、キリがないわけであります。

震災の日に買い持ち

当方も痛い目にあったことは、1回や2回ではありません。

いわゆる311の日にほぼ全力買いをしていた、なんてこともあるのであります。

さすがにこの日は心が折れました。

しかし、大きく下げた後には、それなりの戻りがあります。

リバウンドで取り返して行き、損はかなり縮小された、と記憶しております。

つまり、一撃で退場させられるのさえ防げば、何とか生き残る事は可能であります。

であるからして、レバレッジをかけ過ぎないこと。

これがトレードにおいて、大ヤラレを防ぐ第一の方法であります。

当方、相場用の資金を超えてレバをかけることはありません。

以前、誤発注で株数が桁一つ多くなってしまったこともあります。

この時はかなりビビりました。

原則、相場用の全資金より大きい金額を買い持つ、これが起きないよう、気をつけています。

しかし、そこまでいつも買い目線でいるなんて、それはポジポジ病ではないのか?

相場によくある病

ポジポジ病とは、相場中毒になってしまい、ついついポジションを持ってしまう状態です。

相場を手がける誰しもがおちいる、危険な兆候。

この病の実態は、感情に左右され、理詰めで考えることができなくなった状態。

すなわち、勝算がしっかりあれば、それはポジポジ病ではありません。

勝算とは、厳正な調査結果であります。

この場合にこの銘柄を買えば、上がる。

その根拠。

根拠が甘いのに、えいやっと持ち越す。

これがポジポジ病の正体であります。

もちろん、病に取りつかれては、相場では生き残れません。

相場とはデータであり、根拠であり、経験則あってのことなのであります。

しかし、相場の専門家と呼ばれる方々が、下げだと言っている。

にも関わらず、買えるのか?

自分の素人考えに従うのか?

素人考えの行方

専門家と呼ばれる人々の多くが、売りだ・下げだと言っている場合。

実は、こんな時は逆にチャンスであります。

相場が不当に安くなっていることが多いのです。

空売りもしっかり入っています。

ここで下げ過ぎた株を良く見定め、買って行きます。

その翌日、全体相場が戻す時。

不思議なくらい、リバウンドの幅が大きくなるのであります。

すなわち、サプライズ上げ。

相場はサプライズがある時こそ、大きく動きます。

つまり、専門家の論評に素人考えが勝つ。

そんなことも十分あり得るのです。

以上のように考えてきますと、たとえ相場が悪くとも、何とか同値で降りたり、小さな損で済ますことができる銘柄。

暴落日に買い持っていても、傷が小さくて済む株、それを買うこと。

この大切さがひしひしと感じられる次第なのであります。

狂い上げ株で勝つ方法

相場と言うものは、狂い上げ株を買えば、たいてい勝てるものであります。

にも関わらず、なぜ上手くいかないのか?

空振りをしているからです。

お目当ての銘柄を買えていないのです。

狂い上げとは何か?

頑強・岩盤・鉄板の上げを演じる銘柄のことです。

この頑強・岩盤・鉄板を掴む方法。

当方、このために相場に向かっていると言っても過言ではありません。

その思いやいかに。

そんじょそこらの上げはダメ

適度な上げの株を買いますと、たいていの場合、買った途端に含み損。

多少上がったくらいの銘柄の場合にそれは多い。

普通の上げを買いますと、実にこのパターンで、損をしてしまうのであります。

すなわち、そんじょそこらの上昇株ではダメなのです。

「この株、なぜ上がっているのだろう?

材料は何?」

などとやっているうちは、アウトであります。

そうではなくて、意味もなく、頑強に上げ続ける。

むやみやたらのパワー。

頑強・岩盤・鉄板の狂い上げ。

含み損にならず、あっと言う間に値幅が取れ、しかも買い持ち続けることができる所以であります。

グイグイ来てさらに上がる株

グイグイ来て、さらに上に来る。

そこに理由を見い出そうとする態度に間違いがあります。

火山の噴火に理由などありません。

後から理屈をつけることはできます。

これを相場用語で、能書き垂れて相場ならず、と言います。

そんなに理屈がわかっているのなら、言い当てればよろしい。

この地、この山で噴火が起こると。

現状、これが可能な者は世におりません。

大噴火は未解明の地球科学であります。

相場も同様。

理由なき爆発力。

大儲けの源泉はここにある。

そして、この爆発力に乗ることこそ、最も含み損にならず、大きな値幅をゲットすることができる、合理的手法。

瞬間風速の爆発力に乗る、と言うことであります。

瞬間風速の爆発力

風は一定の速さで吹くものではありません。

流れには乱流と層流と言うものがあります。

乱流とはカオスな流れであり、層流とは規則的な流れを意味します。

流れが速まれば速まるほど、乱流が発生しやすくなります。

この乱流のぶち上げに乗る。

相場においては、これがもっとも利が乗り、しっかり取れるやり方であります。

当方の相場用語ではこれを、瞬間風速の爆発力に乗る、と表現します。

では、そこに乗るために何が必要か?

燃料切れなしの狂い上げ

燃料が切れると、相場は急速にヘタるものであります。

燃料は常に追加されていなければなりません。

追加されるどころではなく、相場がぶっこわれるくらいの燃料投下。

この銘柄、なぜこんなに上がるのだろう?

知りたいですか?

大爆発の大炎上だからであります。

なぜ燃料切れなしでグイグイ行くのか?

敢えて答えるならば、担がれた筋が買い戻しては、また担がれる。

全員参加型の爆発的回転力、すなわちターボチャージャーであります。

ではそのターボチャージャーをどうやって発見するか。

目立ち方が半端ない銘柄

あらゆる角度から見て、目立ち方が半端ない銘柄。

相場においては、目立つかどうか、これが大事なポイントなのであります。

株と言うものは、目立たにゃあかんのであります。

ギンギラギンの銘柄が乱流ベースのぶち上げを演じてくれることとなります。

当方、ある側面から5項目程度、目立ち方の評価基準を設けています。

5項目ともグイグイ来た場合に、この銘柄はイケる、と判断するのであります。

このイケる銘柄は、そうそう相場に落ちているものではありません。

来るのは月に数回程度でしょうか。

こいつはキテいる、目立ち方が半端ないぞ、と言うアレ。

そんな銘柄はいつ何どき買っても大丈夫であります。

買い時に悩むことなし、買ったらしばらく放置でOK。

そんな銘柄を追い求めて、幾年月。


さて、本日の結果はスイング勝ち。

先週末の買い候補銘柄が34、うち本日上昇21。

実際に買い持ちしたのが18、うち9銘柄が勝ち、2銘柄引き分け(同値)。

下がったのもあり、思ったほどスッキリとは勝てず。

なぜ買いに回ったかと言うと、前々営業日から前営業日にかけて候補銘柄が上がり始めたからです。

こういうのは2~3営業日続くことが多い。

米市場の指標とか分析して、予想して買い持ちするかどうか決めている人がいますが、そういうのはなかなか当たりません。

なぜなら、まず第一に自分の分析が当たらない。

そんなのが当たるくらいなら、別の稼業に鞍替えした方がよろしい。

次に、分析が当たったとしても、それをさらに裏切って相場が逆に動くことがある、と言うこと。

指標好転、相場は爆下げ、みたいなことが良くあります。

結果として全然予想が当たりやしないのです。

ファンダメンタルで買いを入れる方法も同様。

このファンダだと上がる筈なのに、なぜだか下げてしまった、なんてことが相場ではあります。

相場は結果が全て。

そんな中、勝てただけで今日は十分。

相場は予想するものではなく、ついていくものです。

明日もこの調子でお願い。

アレな株いろいろ買い持ち。