タイミングと大物狙い

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トレードは簡単であればあるほど良い。

難しいやり方だからと言って、儲かるわけではありません。

複雑なトレードはせず、なるべく平易な手法で突破する。

これが時間もかからず、間違いも少ない。

そして、タイミングを見計らい、大物を狙う。

すなわち、大型株狙いであります。

トレードにおいて、この方法、なかなかよろしゅうございます。

そう考える理由は、以下。

なお、当方、ド素人につき、相場は自己責任にてご自分の判断でなさっていただきたく、あしからずご了承くださいますよう。

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タイミング問題

皆同じところで入るから勝てないのであります。

自分だけは特別な位置でインできると思ってしまう。

その考えは、誤りであります。

相場で陥りがちな罠です。

例えば、短期筋が100人いたら、90人は同じ位置を狙っている。

そして、自分もその中の一人である。

そう考えたほうが正しい。

世に言うイナゴの戦いであります。

イナゴは素人ばかりだから、勝てる筈だ。

そうお思いでしょうか。

実際はそうではありません。

至難のビーチフラッグス

トレードは一つの旗を取り合うビーチフラッグスなのです。

玉石混交のイナゴ勢において、素人が占める割合は多い。

従って、それほどレベルは高くないのでは、などと思ってしまいがちになります。

ところが、競争率が高すぎるとなると、話は一筋縄ではいきません。

実は、彼らに勝つのは至難の技なのです。

例えば、通勤ラッシュの新宿駅で、一つのフラッグを取り合う。

この場合、勝つのは時の運であります。

ここまで競争率が高くなってしまうと、運の方が強く作用してしまいます。

押し合いへし合いで、フラッグには全く近づけません。

たまたま傍にいた人がフラッグを取るのです。

ビーチフラッグスにおいて、体力とテクニックが功を奏するのは、参加者が少なく空間が十分にあいている場合に限られるのであります。

トレードも同様です。

イナゴ軍勢の渦中にあっては、結局のところ、買い値が大幅に上がり、売り値も大幅に下がることになります。

至難を極めるとは、このことであります。

では、他人とズレたタイミングで入れば良いじゃないか。

そう考えたくもなります。

存在しないタイミング

実は、この新宿駅構内、全員参加でのビーチフラッグス。

この場においては、タイミングを他人とずらしたつもりでも、そうはなりません。

皆が同じことを試みようとするからです。

自分だけタイミングをずらす、なんてことは、実際不可能に近い。

知らず知らずのうちに、他人と行動がかぶってきます。

参加人数が多すぎ、タイミングが重なってしまうのであります。

すなわち、タイミングの選択は望むと望まざるとに関わらず、運に左右されます。

運が良ければ、良い位置で入れたことになるし、運が悪ければお話にもならない。

群衆の中においてタイミングをずらすと言う行為は、存在しないタイミングを求めることに他なりません。

全員が同じように利益を求める限り、似かよった行動を取らざるを得ない、これが相場の常。

高い競争率の中で、まぼろしを追い求め、さまよえる相場の亡者となる。

これだけは避けねばなりません。

9割の人が同じタイミングで入ろうとするならば、それでは残りの1割は誰なのでしょうか。

少数派の類型

残りの1割とは

  • ランダムなタイミングで入る者
  • 誰も来ない所に行く者
  • 大口さん

であります。

イナゴ勢の影に、静かに存在する彼ら。

いわば少数派であります。

実は相場攻略の鍵を握る者は、この少数派の中に存在します。

少数派の正体とはいかに?

ランダムなタイミングで入る者

ランダムなタイミングで入る者、その代表格は、初心者であります。

初心者は一定のタイミングで入ることができません。

いわばランダム・ウオーカーなのです。

野球で言えば、来たボールに対し、闇雲にバットを振るだけであります。

厳しい言い方ですが、相場全体から見ますと、この初心者の存在はノイズであります。

ノイズであるからこそ、読めないと言うのはあります。

いずれにせよ、相手がランダムである限り、こちらからは対処のしようもありません。

したがって、トレードにおいては無視しておいて差し支えない、あるいはそうせざるを得ない対象。

それがランダムなタイミングで入る人々であります。

誰も来ない所に行く者

誰も来ない場所に行けば、自分独自のタイミングで入れる。

確かにその通りであります。

人里離れた山奥の渓流に分け入り、魚を釣り集めるのです。

谷合いに流れる川の上流ですので、必然的に大物はいません。

小型のイワナかヤマメ狙いでしょう。

そこでねばるのは、なかなかに楽しい。

しかし、です。

これで食いつなぐのは難しい。

まず、移動に手間がかかります。

時間をかけ、大変な思いをして山奥に分け入るのであります。

岩や木に囲まれた谷合いで、ロッドを振り回すにはテクニックもいる。

クマに襲われる危険もあります。

好きにやっているのだから放っておいてくれ、と言う意見はわかります。

趣味としては優れているのであります。

しかし、いかんせん、魚が小さすぎるのです。

こちとら、大物を狙わなければ、食うに困る。

それが相場の偽らざる状況であります。

誰もいない所に行く手法は、相場において、苦労の割りにいささかコスパが悪いのであります。

大口さん

大口さんとは、いわばマグロの漁船団であります。

大型の船で大洋に繰り出し、大物を狙う人々。

そして、コスパを高めるなら大物狙いであります。

であるからこそ、企業体をバックとしたマグロ漁船が、世界に群雄割拠するのであります。

大物狙いは高効率に成果を上げ、食いつなぐどころか、驚くべき利潤を得ることもやぶさかではありません。

マグロ一匹、数百万円の世界。

渓流釣りとは雲泥の差であります。

すなわち、マグロ漁船にくっついて行って、ちょっくら頂く。

彼らの挙動は、よく観察すれば、ある程度予測できるのであります。

実はこの方法、意外に競争率が低く、思ったほどは難易度が高くありません。

もちろん、マグロを釣り上げるにはそれなりのノウハウがいります。

しかし、イナゴに入り混じって新宿駅でフラッグを取り合うのと、大海のマグロ一本釣り。

あなたはどちらを選びますか?

当方は本マグロのいいやつを所望いたします。

さて、本日の結果は、デイ勝ち・スイング勝ち。

めずらしく危なげなく勝てました。

デイは買ってすぐ上がって、そのまま速攻で利確。

スイングも久々に大きく利益が出ました。

こんな日はほとんどやることがない。

やっぱりこのやり方、なかなかに効率よろし。

秒殺マグロゲット法。

場中、余計な手出しをしないよう、気をつけました。

大物狙いにおいては、大海に沈む前に帰港しなければならないのです。

大事なのは、巻き込まれないこと。

巻き込まれたら、抜け出せなくなります。

特にイナゴの軍勢には要注意であります。

ぺソ株持ち越し。

良い週末をおむかえください。