相場の本質は運を拾うこと

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相場とは運を拾うことであります。

必然ではなく、偶然を狙うのであります。

確かに、相場の必然と言うものは存在します。

一応ですが。

しかし、それを追えば追うほど、本来の目的から離れて行く。

ここで本来の目的とは、相場に寄り添いつつ、利益を出すことです。

それ以外に相場の目的などありません。

そして、相場の必然は、捉えることが難しく、不確かであります。

その結果、偶然性に依存した手法にフォーカスを当てることとなります。

当方のその思いは以下。

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なぜ運なのか

相場の必然とは、例えば、その企業の業績が上向き、株価が上がり、うまく行けば配当も上がる。

あるいは、材料によって動意づき、その値上がり益を享受する。

これらにより投資利益が上がる、すなわち儲かる、この一連の流れ。

これが相場の必然をつかむ、と言う行為です。

であるからして、その必然を追い、相場に向かう人、少なからず。

しかし、これらのことは、必ずしも前もって読み切ることはできません。

期間が短ければ短いほど、思い通りに行くなんて事は少なくなるのであります。

簡単に予想ができ、思い通りに事が運ぶのであれば、誰でも大儲けです。

すなわち、予想は困難を極め、当たらず、運に左右される。

企業業績がそんなにたやすく、確実に読めるのであれば、自分で起業し上場した方が良いかも知れません。

法外な上場益を手にすることができますので。

相場の必然は、運と言う名の相場の偶然性の中に埋もれています。

その結果、見つけるに困難を伴う、これが良くあるパターンであります。

勝率を上げる

次にたいていの人が考えることが、勝率を上げる、と言うことです。

いろいろな角度から考えて調べ、勝率を上げる。

例えば、勝率が9割あれば、当然、トータルでは利益が残るだろうと。

すなわち、相場の必然を追い、何とか確率を上げることで相場に勝利しようとする。

この考え方が、相場に手を染めた人たちにありがちな、初動の発想であります。

そして、実際にそれをやり始めることになります。

相場を読み、データを取り、個別銘柄を調べて、勝率を引き上げにかかるのです。

高確率で勝ち、その利益をコツコツとためるのだ、と。

世に言う、コツコツトレーダーの誕生であります。

相場の糸

このタイプのトレーダーは、実にデイトレーダーに多い。

日々、利益は小分けにし、分割し、小さな利益を積み上げていきます。

そして、全てを試行回数の多さで乗り越えようとします。

ところが、これで大儲けとなるのか?

残念ながら、たいていの場合、そうは問屋が卸さない。

なぜなら、9割の勝ち、そして1割の負け。

この1割の負けで、ドカンと大きくやられてしまうからです。

これを当方の相場用語で、一撃必敗と呼びます。

コツコツトレーダーには、常に一撃必敗の恐怖がつきまといます。

なぜなら、勝率を上げると言う態度は、綱の上を渡ることによって、近道をする行為だからです。

いわば相場の側からすれば、チートな行為に相当します。

このため、ロットが上げられません。

ヘタにロットを上げれば、バランスを失い、綱が重さに耐えきれずに切れてしまうからです。

これを当方の用語で、相場の蜘蛛の糸、と呼びます。

ロットさえ上げられれば、話は違うのですが。

キャリアトレーダー

一撃必敗、すなわち綱渡りから落ちるのがコワくて、ロットは上げられず。

あくまで、おっかなびっくり、コツコツに徹さざるを得ない。

勝率を上げることに注力し、コツコツトレーダーとなった結果であります。

そして、あくまで想定上の、敷かれたレールの上を歩み続けようとします。

これは旧来型の年功序列、終身雇用のサラリーマンの発想に似ています。

ところが、その旧来型リーマンと大きく違うことがあります。

そこはレールの上じゃない。

綱の上です。

そして、大損と言う名の谷底が、眼下に控えているのであります。

相場に寄り添う限り、この大損可能性は排除することができません。

大損の末の退場、これは、厳しい言い方をすれば、リストラにあったサラリーマンよりひどい。

なぜなら、今までのキャリアが評価されないからです。

この罠を、当方の相場用語で、満身創痍の谷底滑落、と呼びます。

小額利益は嘘

すなわち、当方の理論では、相場において少額利益の積み上げは嘘、と言うことになります。

小額ずつ積み上げて、ある日ドカンと大損をする。

これが相場において、最も忌むべき谷底滑落のパターンであります。

あの時オレが大きくやられたのは、運が悪かったんだ。

あのバッドラックさえなければ。

確かにその通りです。

しかし、これは綱渡りのパターンであり、相場の常なのです。

なぜ、コツコツためて大損するのではなく、逆に、コツコツ損をし、大きく儲けることがができなかったのか?

買いボタンと売りボタンの交換ができなかったからであります。

すなわち、最初の発想が間違っていた、と言うことです。

ドカンは運

はっきり言いましょう。

勝率を上げることにさしたる意味はありません。

ドカンはある時やってくる。

それは、運によります。

偶然と言ってよろしい。

綱渡りからの谷底への滑落、ひとたび事が起これば、それは誰も止めることができません。

オレは綱渡りがうまいんだ、など、相場の悪魔からすれば失笑ものであります。

そうではなくて、逆にそこで取らなければいけません。

すなわち、発想を逆転し、偶然性を拾うこと。

コツコツ利益を排斥し、数少ない運を拾い、大きくドカンと取る。

注目すべきは、そこであります。

以上、あくまで、当方の個人的見解につき。

さて、本日の結果は、デイなし・スイング負け。

朝からいきなりぶん投げ。

連休ボケの頭に鉄槌が下りました。

閑散に益なし。

様子見が正解だったか。

損ばっかりやなぁ。

直近IPOがヘタってしまい、雰囲気オワタ的な印象。

しかし主力株は思いのほか強い。

新興株のアレな株買い持ち。