リバウンドの危険性

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下げ相場のリバ狙い。

多くの人がこのリバウンドを虎視眈々と狙っています。

このリバ狙い、何となく、格好良い感じがします。

しかし、実際は場合によってはとんでもない目に合うこともある、リスク高めの手法であります。

リバ狙い専門など、ハイリスクの骨頂であります。

そう考える理由と、当方が実際にトンデモなくヤバイ目に合った経験談を、以下まとめました。

個人の下手くそ談義ですので、参考にしてはなりません。

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爆下げ株のリバ

下げ相場と言えば、爆下げ株。

必ず出て来る異常に下げる株。

売りが売りを呼び、本来下げるべき以上に下げてしまう株が、たいていの下げ相場ではいくつか出てきます。

この下げ過ぎ株を狙えば、リバウンドが取れるのではないか。

誰しもこのリバウンドを狙いたくなります。

爆下げ株は、あっと言う間にリバると言う、おいしい習性があるのです。

すなわち、利益確定が簡単にできそうに見えるのであります。

あくまで「見える」だけですが。

爆下げ株の諸事情は、以下のようなものであります。

リバはすぐ終わる

リバウンドはすぐに終わることが多いです。

見る見るうちに上がってしまい、すぐさま元の下げ相場に戻ってしまう。

数分と持たず、数十秒で終わってしまう場合も少なくありません。

下げの中の戻りを取るとは、そういうことです。

そして、確かにこのリバウンドが取れれば、うれしい。

トレードが上手くなった気がします。

しかし、それって運が良かっただけではないのでしょうか。

少しでもタイミングがズレていたら、全然儲かりやしなかったのですから。

損切りをするにしても、下げはグイグイ来てしまいます。

リバウンド取りにおいては、タイミングが全て。

インするタイミングの問題、これがなかなか至難なのであります。

タイミングをどう取るか

タイミングが合っていなければ、すぐさま含み損。

含み損は広がるばかりで、いつ上がるかわからなくなってしまいます。

じわじわ下げのリバウンド予測はさらに難しい。

ですので、下がるなら、思い切り下がってほしい。

そして、爆下げの底でインすることができるなら、超速のリバに乗ることができます。

すなわち、チャンスは爆下げの底にある。

ちょっとやそっとの下げでインしたのでは、リバ狙いの優位性など享受できやしません。

最も下げた株、これがタイミングを合わせる照準となります。

もっと下げろ、リバウンドを取ってやる、と。

多くのリバウンダー(リバを狙う人)がそう考えています。

しかし、最も下げる株には相応の危険性があります。

最も下げた株の危険性

最も下げている株は、単なる売られ過ぎの場合と、そうでもない場合、この二つがあります。

想定以上に売られ過ぎている場合は、それはそれでよろしいのであります。

リバウンドもそのうちあるでしょう。

しかし、恐いのはそれ以外の場合。

何らかの危険な事情、それも隠れた悪材料を含みかねない、危険な株です。

例えば、2011年、当方は主力株である、とある某光学機器メーカーのリバウンドを狙って、エラい目にあったことがあります。

この銘柄は、ハイテクを擁し、様々な分野でのシェアを誇る、天下の優良企業とされていました。

そして、現在もその状況は変わっていません。

にも関わらず、当時、その株はとんでもなく下げ続けていました。

忘れもしない、2011年秋のことであります。

当初、当方は原因もわからず。

一応、某匿名掲示板やヤフー掲示板を回ってみたり、ググってみたりしましたが。

そして、爆下げの後、ストップ安をつけたところで当方、買いを決心しました。

優良大型株。

財務を見ても良好としか思えない。

なのにこの爆下げ。

当然リバウンドは来るだろう、との考えです。

最も危険なトレード

S安でその優良株に買いを入れたところ、すぐさま相応のリバがありました。

一瞬にして数%リバウンドしたのです。

しかし当方、そこで売ることができませんでした。

爆下げ後のリバウンドですから、もっとリバるだろうとの甘い考えもありました。

にしても、リバが速すぎた。

直後にこの銘柄は垂直下げをし、再度ストップ安張り付けを演じてくれました。

たいていの場合、こんなストップ安も一両日中には逃げることができる。

だって、優良株だろう?

そんなふうに考えていました。

しかし。

何とこの銘柄、次のストップ安に張り付くまでの間に、とんでもない悪材料が噴出しました。

場合によっては上場廃止もあり得るほどの。

(その後、その悪材料は時を経て、いつのまにかどこかに消え去りました。)

某優良ハイテク企業のその株は、直後、寄らずのストップ安を2回連続し、さらにその下でやっと寄ることとなりました。

爆下げ後のS安から、さらに2連S安、しかもそのまた下で寄り付き。

こんなもの、普通の神経の人であれば耐えられる筈もありません。

当方、厚めにインしていたため、とんでもない損失となりました。

なお、その後のリバウンドではこの銘柄、大底から数日で2倍と言う爆上げをしてくれました。

ストップ高3連、その後も上がる、と言うような。

ところが、心が折れた当方、このリバにはほとんどついていくことができませんでした。

損をしただけで置いて行かれたのであります。

すなわち、最も下げた株のリバ狙いは最も危険。

心を着実に粉砕しかねない、トンデモ悪材料を抱えている事情がないとは言えない。

そして、その悪材料は、こっちがS安に取っ捕まってから噴出します。

つらかったなぁ。

さて、本日のトレードですが。

スイング負け、デイ勝ち。

持ち越しの海運主力は、寄り付き前に切るかどうかでかなり迷ったんですが。

考えた末、寄りでブン投げ。

切っていなければ大きくやられていたので、ブン投げは正解でした。

その後、適当に底値っぽいところで入り直したら、わかってはいたものの、複雑怪奇な値動き。

底探るなぁ。

難しいなぁと思いつつ、鬼ホールド。

これ、小型株のつもりでないと無理だし、ピロピロ上下動するわりに全然利確できません。

クソ株の動きやん、と思いながらも、微益のために全神経・全能力を使いました。

2~3%くらい上がるんではと思っていましたが、全然無理。

結局我慢力のみで何とか微小なリバが取れ、ひと安心しましたが。

その他にも値がさの上がっている株で益。

結果、珍しくスイングの負け分を取り返し、プラテンすることができました。

助かったぁ。

その後、海運株を見直したら、下にグイグイ行ってて危ない危ない。

九死に一生を得ました。

相場は常に綱渡りであります。

クソ株いろいろ持ち越し。

汽船も。