いつのまにやら近づいて来る。
静かにひたひたやって来る。
あなたの隣にもいませんか？
気配を感じませんか？
恐ろしい相場の支配者を。
当方、ここのところ毎日、その恐怖におののいています。
ついに彼は囁きました。
悪魔の囁きを。
トレードの2類型
トレードには二つあって、一つは数打ちゃ当たる式。
損切りを数多く行いながら、トータルで利益を出すやり方です。
これが一般的なやり方かと。
もう一つは少数精鋭方式。
チャンスが来るまでじっと待ち、着実に一発で仕留める方法。
この2つを使い分けようと思いまして。
ただし、当方の都合だけでこれらを使い分ける訳には行かないのであります。
たとえば、数打ちゃ当たる式で無闇やたらに手出しをしても、どうにもならない場合もあります。
相場が閑散な場合です。
そのような場合、やればやるだけ、かえってコスパが悪くなりかねません。
結局のところ、トレードは相場との相談です。
相場が良い時・そうでない時
相場がガンガン・グイグイ上がっている時には、とりあえず買っとけ式でオケー。
適当に上がっている株を買って行っても、適度に損切りし、何とか利益が残る場合が少なくありません。
ショック相場からの戻りの時期もそれが言えます。
しかし、相場はトレードに適さない時期のほうが長く、お待ちかねの活況相場など、なかなか出会えません。
ですから、やみくもに数打ちゃ当たる方式を採用する、つまり損切りを多用してバサバサ行くのは意外に難しいのです。
そんな場合、少数精鋭方式しかない、ふとそう考えました。
狙いを定め、チャンスをしっかりモノにする。
損切りなしで利確を積み重ねる。
一発必中で勝つ方式。
少数精鋭式はリサーチ次第
当方、日々リサーチにつとめ、勝てそうなポイントを寄せ集め。
名付けて「ピンポイント瞬間利確方式」を採用しました。
ここに至るまで、なかなか苦労はあったものの。
デイトレ自分史上、小さな一歩を踏み出せたのか？
少なくとも一見、デイトレ・ストレスが減ったかのような。
だんだん調子に乗って来たような。
ただし、よくよく考えてみると、おそろしい事象が発生しておりました。
勝てるとの思いが強くなり、気づけばワンショット金額が増加。
その上「もっと増やせ、もっとだ」と言う悪魔の囁きが。
「これさー。
ワンショットを全開・増量したところで、思いっきり食らうんじゃねーの？」
ヒタヒタと近づくのは
一発大損切り、それは損切りと言うより、単なる大損。
玉を増やせば増やすほど、1回の損切り金額は増えます。
これは避けることのできない宿命。
「いいのかよ？
そんなに玉ふくらませて。
それとも、信用全力二階建て、やってみっか？
ああん？」
悪魔の声は増長するばかりなのであります。
信用全力二階建ての誘惑、すなわちデイトレ恐怖の大魔王。
当方の隣には静かに、その大魔王がたたずんでいるのであります。
さて、本日のデイトレは、損益+13,000円。
新規建代金合計250万円。
トレード銘柄数2、買い約定回数2、損切り0回。
ワンショット金額120万円程度。
トレード時間は瞬時。
ちょっと取引した感じがしない。
速過ぎて。
デイについては7営業日連続勝ちではあります。
とりあえず、うれぴ。
