板とは何か|超短期売買の解法

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売り板を上にあげるな

デイトレとは一般的に、買ってからすぐ売りに出すトレードのこと(買いから入る場合)。

  1. 売り板を食う
  2. その少し上に売り板を出す

と言う2段階。

この手順を外形的に見ますと、出ている売り板を上に持ち上げたに過ぎないと言えます。

つまり、デイトレとは売り板を手でつかんで上に持ち上げる作業。

売りから入る場合にはその逆。

とするならば、困った問題が発生します。

皆が同じポイントで入ったらどうなるか

大勢のデイトレーダーが同じポイントで、こぞって買いから入った場合。

この場合、皆で売り板を上に押し込んでいるのと同じ。

するとどうでしょう。

押し込まれた売り板は密度・厚さともにどんどん大きくなります。

鬼のような壁が上方に出現。

これを打ち破るのは大変です。

上がりゃしません。

上がりゃしないので、皆が徐々にあきらめてブン投げます。

これに巻き込まれて悲鳴を上げた経験多数。

つまり超短期売買においては、他のデイトレーダーの群衆、彼らと同じタイミングで買う行為は危険である、と言うことになります。

我が道を行く必要が出て来るのです。

我が道を行くことの重要性

他のイナゴ民に先んじて買う。

あるいは自分オリジナルのタイミングで買う。

可能なのであれば、そのほうが勝てそう。

独自性が要求されますので、簡単なことではありません。

何をやるのもそうですが、独自性なくして勝ち続けることは難しい。

独自性とは、例えばどんなことか?

上方に発生したコチコチ・ガッチガチの板を突き破ろうとすることではありません。

それは独自性なしのイナゴ勢のやることであり、そもそも形勢不利。

そうではなく、スッカスカの青天井、快晴のお天気みたいな板状況を探し、そこに自分の売り発注を出すこと。

青天井手法とは

スッカスカの青天井、快晴のお天気みたいな板状況とは、どこにあるものなのでしょうか。

閑散の出来高が少ない銘柄が思い浮かんだりしますが、そんなところでトレードをしても誰も自分の売り発注を買ってはくれません。

延々板表示とにらめっこをしながら、自分の売り板が食われるのを待つばかりです。

ですので、板がすいていて、なおかつ動きがある銘柄。

それを探す必要があります。

名付けて青天井手法。

まとめますと、待つのはダメ、待たずに済む青天井・スカスカ銘柄を探せ、となります。

スカスカなのに次の買いが入って来る銘柄なんて、そうそう簡単に見つかるものなのでしょうか。

待つデイトレに上級者なし

なぜ短期売買をするかと言いますと、時間の節約です。

長期投資が良いことは誰しもわかっています。

ただし結果が出るのが10年後、20年後では我慢が持ちません。

人によっては寿命との戦いとなります。

待つのは辛すぎる。

そこでデイトレード等と言う、超短期売買が浮上してくる訳です。

そして、待つデイトレに上級者なし。

デイなら気を短く。

それが実情となっている訳なのであります。

ですよね?

さて。

本日のデイトレ結果は損益+7000円。

少数銘柄厳選。

新規買い建て代金合計190万円。

トレード銘柄数は5、買い約定回数6、損切り1回。

ワンショット金額40万円前後。

これでイケんのか。

イケるならワンショット増量も考えます。

いや、まだ調子に乗る訳にはいきません。

一発大陰線でブッこきますから。

はたしてどうなるでしょうか。

おーこわ。