札証銘柄のデイでもぎ取る法

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札幌証券取引所と言えば東証と比べ、規模的にも知名度的にも弱い。

しかし、ときおり急激に盛り上がる銘柄が出る場合があります。

売買代金急増の低位株でデイ。

札証銘柄のトレード記録。

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札幌証券取引所でデイ

札証、すなわち札幌証券取引所の銘柄でも、値動きが激しくなることはあります。

2017年~2018年で言えば、2928RIZAPの存在感。

本日も今一つ冴えない雰囲気の中、ライザップ株の売買代金急増ぶりが目立ちました。

このような日は、デイトレードの隠れたチャンス銘柄になる場合があります。

短期筋が、こぞって売買代金の集まる銘柄に集中することがあるのであります。

残念ながら、簡単に利益が出る訳ではありません。

札証銘柄にありがちなこと

トレードは参加してこそ値動きが分かるようになり、経験則が蓄積されます。

もちろん、必ずしも実弾を入れて売買する必要はありません。

しっかり監視し、値動きを調べるだけでも、得るものはあります。

しかし、いかんせん、札証の株は売買できない証券会社が結構多いです。

名証、福証も同様。

初めて気づく取引不能

銘柄コードを入力し買いのボタンをクリックしても、「売買できない」的な表示が出てきてしまい、「あれ?ダメなの?」と言うパターン。

不思議なもので、以後、値動きを見ること自体をやめてしまいます。

実弾投入が無理だと分かると、もう何も見ないのです。

1枚カードが使えなくなると、全てのカードを捨ててしまう心理。

1つ崩れると、全てをあきらめてしまう、この性格。

これを当方の用語で、不完全な完全主義と呼びます。

結果に結びつかない完璧主義は、実は少しも完璧主義にはなっていません。

トレードにおいては、完璧と言うのはあり得ない。

今回は、たまたま札証銘柄が普通に取り扱えたため、助かりました。

デイトレーダーが群がると

本日のライザップ株は寄り付き直後、多くのデイトレーダーが群がっていたと推測されます。

1ティックの利益を出すのも一苦労。

板が詰まっている低位株によくあること。

値が動いても、瞬時に空いた板に注文が補充されるため、割り込むことが難しい。

1ティックの利益すら出すのが難しいのであります。

このような銘柄には頻繁に出会います。

行列のできるデイ銘柄です。

行列のできるスキャルピング

買いを入れても、必ず自分より先に注文を出している人がいます。

結局のところ行列の一番後ろに並ぶことになります。

発注速度は、パソコンの部品を交換して反応速度を向上させ、いろいろ設定して通信速度を速くしたとしても、個人では限度があります。

ナノ秒売買のトレードが存在するのですから。

ナノ秒とは

ナノとは100万分の1を意味します。

1ナノ秒は100万分の1秒。

罰ゲーム・アトラクション

遊園地で並んでいて、あきらめて空いていそうな行列に移ろうとしたら、近寄った瞬間に自分の前に行列が出来ている状態。

注文を取り消して、他に移るとまた最後尾へ。

これ、何かの罰ゲーム?

この状態に嫌気がさし、自滅することも多い。

ディズニーランドだったら、あきらめてレストランに逃げ込みます。

そこで、無駄にお金を使ってしまうのです。

世の中はうまくできています。

売買は極小ロット

本日は目を皿のようにして、インのポイントを探していました。

極小ロットで練習。

結果は、成功率6割を超える程度。

1ティック抜きで勝率6割は厳しい。

利幅が狭いので、どうしても損大利小になりがちです。

ナノ秒トレーダーに勝てない

利幅が薄いと、分足一発大陰線を食らっただけで終了になってしまいます。

後で振り返ると、自分の思い描いていたトレードとは違うような。

腕自慢のナノ秒トレーダーが入り乱れているとしたら、やむを得ないと思いました。

インターネットを介し、個人でトレードをする限り、発注速度にはあまり期待できません。

システムに高いお金をかける訳にはいきませんので。

そういう意味では、本日トータルで負けなかったのは、単なるラッキーだったのか。

小学生の計算ドリル

他にも4592サンバイオなど、チャンスがありそうと思いつつインできない銘柄がありました。

値がさ株は躊躇しがちになります。

最小ロットで売買を繰り返すからこそ、練習したり検証ができる訳です。

いつまで練習と検証を繰り返しているのかと思いますが。

気分的には、大人になってもまだ小学生の計算ドリルをやっている状態。

本日の宿題、やっと今終わった的な。

大人が計算ドリルの相場

「こんな簡単なこと、オレは分かっている。

なぜこんな計算ドリルをやらなくてはいけないんだ。

さくらんぼ計算なんて、オレはやりたくない。」

そんな気持ち。

さくらんぼ計算とは

足し算や引き算の際、数字を分配しながら、計算しやすく数字を置き換えつつ計算を進める方法。

さくらんぼ計算の図

昔の小学生はこのようなさくらんぼの絵などは使わず、腕力で式変形をしたものです。

あるいは念力で計算をしていました。

絵や図を活用するのは右脳の活用になるので、悪くはないと思いますが。

そんなことを考えながら、引け間際に急騰した主力株、8766東京海上。

「ついに値がさ株でスキャしてみるか?」

「えいやっ!」と重い腰を上げ。

しかし、主力株で値幅を抜くのは至難の技。

5500円台の値がさ株で7円抜きを2回。

ナノ秒トレードのプロに今日のところはマグレ勝ち。

本日の相場が終わりました。

11月19日の結果

【デイ新規建売買代金合計】(買建)概算270万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)2928RIZAPグループ、6222島精機製作所、7599IDOM、8766東京海上ホールディングス
(売建)なし
【デイトレード損益】+1.1万円
【スイングトレード損益】-0.1万円
【本日のトータル結果】+1.0万円
【今月の損益】-2.7万円
【持越ポジション】新規買建なし
新規売建1銘柄(主力株)
【含み益】なし
【225オプション】ポジションなし