スキャルピングのトレード回数についてまとめました。
売買頻度をどう計算すべきか、何を優先すべきか?
経験則から導き出された結論をご紹介します。
その鍵は安定性。
果たしてデイトレードでの成功は達成されるのか否か?
その答えは相場だけが知っています。
スキャルピングのトレード回数は1日何回?
以下、私のトレード結果からのデータ(概算)です。
直近5営業日のトレード結果
新規建代金 (万円) | 利益 (万円) | トレード回数 |
130 | 0.9 | 3 |
60 | 0.7 | 3 |
120 | 1 | 6 |
290 | 1.1 | 13 |
160 | 0.9 | 7 |
ワンショットは大体20~30万円程度です。
たまに値がさの株でそれ以上の金額になる場合もあります。
ですが、なるべく30万円以内に収まるようにしています。
トレード回数は1日当たり3回で十分?
的確なポイントで着実にインできるなら、一日当たり3回のデイトレでも十分。
それが最近の感想です。
1日80回のトレードをやった経験
ずっと以前には1日80回のトレードをやっていたこともあります。
しかし、あまり上手く行きませんでした。
上手く行かないので、デイトレードはあきらめていました。
2018年より、その状態を克服するため、このブログを開始したくらいですから。
ワンショット20~30万の利益は?
デイトレ1回の利益は、概ね2000円~3000円。
ヤバいと思ったら早目に降りるため、ほとんど利益が出ないことも多いです。
「ヤバい」と思う理由も、単にビビッているだけ。
機械的にトレードしようとしているのに、ビビって勝手に手が動き、決済してしまいます。
投入資金の0.5%~1.0%の利益が出れば御の字と言う感じ。
しかし、単純計算で利益を足して行きますと、1%の利益でも10回重ねれば10%になります。
10回のトレードで、ワンショット金額の10%分の利益。
計算上は十分です。
デイトレードで少々勝つだけで利益率は半端ない
少額資金で利益がショボイとは言え、率で考えると半端ないです。
問題はそれが継続できるかどうかだけ。
スキャルピングは安定性が全てです。
逆に言うと、安定性のないスキャルピングは、急速に資金を減らす原因となります。
10%ずつ資金が減ったら、マイナス方向に半端ないですから。
負けた時の資金減少率もシャレにならない
「ワンショット20~30万円で、10回トレードしたら10%資金が減った。」
これ、よくあるパターンです。
金額で考えると2~3万円の負けなので、たいしたことが無いように感じてしまいます。
しかし、よくよく考えてみると、とんでもない負けです。
スキャルピングの安定性とは
「ここでインすれば高い確率で利益が出る。」
そんな確信を得るのはかなり難しいことです。
しかし、軽い気持ちでインして急速に資金を減らすほど、無駄なことはありません。
上手なデイトレーダーは、その見極めが相当シビアだと言うことでしょう。
買いでインしたのに一直線に下落されたのでは、上手に損切りするなどほとんど無理です。
買ったらすぐ上がってくれて、その中で利幅をどれくらい伸ばすのか、それとも同値で降りるのか、それを考えるのが上手なデイトレーダーです。
特別売り気配と言う相場の魔物も、常にデイトレーダーを見張っています。
1日当たりトレード回数の鍵は?
と言う訳で、スキャルピングの回数が1日当たり何回がいいか?
その答えは、安定性があれば何回でも構わないと言うことになります。
安定性があるのなら、回数が多ければ多いほど儲かります。
不安定なトレードなら、回数は少ないほうが良いです。
損が少なくなる分、マシですから。
と言うより、トレードをしないほうが良いかも。
スキャルピングの鍵は、やはり安定性と言う結論です。