スティーブカウフマンのマルチリンガル勉強法

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最も効率的な英語学習法。

大人が外国語を学ぶには、時間の節約が必須。

最も効率的な学習法は、誰が知っているのでしょうか。

その結論は、多数の言語を習得した経験を持つマルチリンガルの人。

10ヵ国語以上を自在に駆使する、スティーブ・カウフマン氏の動画をご紹介します。

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英語を最速で身につける大人の勉強法

以下、参考となりそうなユーチューブ動画のリンクを列挙します。

視聴の際は、時間節約のため、1.25倍あるいは1.5倍のスピードで再生することをおすすめします。

倍速設定は、ユーチューブ画面右下のダイヤルマークをクリックし、

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再生速度

から調整できます。

スティーブ・カウフマン氏の言語習得をめぐる動画

スティーブ・カウフマン氏とは

スティーブ・カウフマン氏は、10ヵ国語以上を話し、60歳を超えても新しく外国語を勉強し続けている人です。

16歳までは英語のみ(母国語)。

その後にフランス語、中国語の順に覚えた後、日本語も。

大人の英語勉強法とは

大人の英語勉強法は「論より証拠」です。

「このような勉強法が良い」と言うのは「論」。

いくら言葉を尽くしても、そこには必ずしも「証拠」がありません。

効果的な英語習得法の証明。

そのためには、現にその言語を話し、使いこなしている人がいると言う「証拠」が必要です。

全力で外国語を勉強している人の話を参考にするか

一日のほとんど全ての時間を使って、全精力を英語学習に注ぎ込んでいる人の話。

例えば外国語を専攻し大学に在籍し、留学を控えている人。

そういう人の話は、あまり参考になりません。

なぜなら、そんな人が外国語に堪能になったとしても、それはそれで当たり前の話だからです。

英語を全文書写する人を真似できるか

英単語を調べ上げ音声を聞きながら、一日中、英文を手書きで写す人の話。

今時そんな人がいるのかどうかは知りません。

確かにそれをやれば一定の効果はあるでしょう。

ただし、その努力が効率的であるか否か?

そこは疑問です。

なるべく時間をかけずに言語を習得する、それが大事。

やるべきことは語学以外にたくさんあります。

それが大人の言語学習法です。

言語学習に全力を割かずに言葉をマスターする人とは

多くの言語をあやつる人(マルチリンガル)。

マルチリンガルの脳内には余力があります。

1つの言語に特化しない人の脳内余力とは

マルチリンガルの人は、1つの言語の習得以外に、他の言語についても時間を割いています。

習得した言語が仮に片言であったとしても、脳内に「余力」を持っています。

別の言語が頭に入っている訳ですから。

しかも、そこに至るまでの経験則。

最適化された学習法を知っていると期待できます。

そもそも、非効率な勉強方法では多言語を並行して学ぶことは難しいです。

私たちが1つの外国語のみを学習するとしても、マルチリンガルの取る方法論は、大いに参考になります。

3ヵ国語以上話す人の話を聞く重要性

実は英語が流暢に話せる人と言っても、様々なパターンがあります。

1ヵ国語しか話せない人からすれば、外国語を話せる人は雲の上の存在。

少し片言の外国語を話しているだけで、「この人、外国語ペラペラ」と言う判断になります。

本当に流暢かどうかは、1ヵ国語しか話せない人にとっては、判断のしようがないです。

片言の外国語に気づかないと勉強法を誤る

勉強法に早とちりは無用。

もちろん片言の外国語が悪い訳ではありません。

それで十分だと言う考え方も正しいです。

そうではなくて、五里霧中(ごりむちゅう)のまま勉強を進めると、非効率な勉強法となる可能性もあると言うことです。

ですから、母国語が日本語以外で、なおかつ日本語を話せる人の話を参考にするのは賢い方法です。

日本語以外を母国語とする人の「日本語」を聞くのが参考になる理由

  • その人の日本語のレベルが判断できる
  • そこに至るまでどういう経験をしたかがわかる
  • その人の存在が「論より証拠」である

マルチリンガルの人の話を聞く際の注意点

言葉は環境の中で身につけるもの。

従って、環境に恵まれていた人の話を参考にするのは、得策にならない場合があります。

例えば、親が日本語と英語の両方を話す環境に生まれた人。

(ハーフの場合など。)

そういう人の場合、幼少期からバイリンガル養成機関にいて、特訓を受けていたのと同じです。

ですから、多いに参考にすべきとは言え、必ずしも全てを鵜呑みにはできません。

幼少期からのバイリンガルと、大人になってからのバイリンガルでは言語習得のプロセスが若干違います。

言語を覚える年齢の問題

一説によると、5歳から10歳の間に覚えた言語は、一生忘れないのだそうです。

その時期が最も脳の長期メモリーに入り込みやすい時期であろうことは、想像がつきます。

それより前(0歳~4歳)に覚えた言語はきれいさっぱり忘れてしまうとの説もあります。

新しく入って来る言語が、脳内の長期メモリーに上書きされてしまうからです。

そして、10歳以降に新しい言葉を覚えるプロセスは、大人が新しい言語を覚える時とそう変わりありません。

この説を補強する存在が、スティーブ・カウフマン氏。

「論より証拠」のマルチリンガルの人です。

以上のような点を頭に入れた上で英語を学べば、鬼に金棒。

その金棒を自在に振り回しながら、英語を習得したいところです。